Limp Bizkit - Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavored Water
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映画「ミッション・インポッシヴル・2」は見事にスパイもの映画を現代版にアレンジして人気を博した作品でもうパート3が公開されたのかな?単純に面白いから人気があって当然なんだけど、その時のテーマ曲、そう、あの有名なテーマ曲を21世紀バージョンにアレンジしてプレイしていたのがリンプ・ビズキットと言うバンド。90年代中期に出てきたバンドなんだけど、ま、ラップとヘヴィーロックを融合させたものでレイジほど重いテーマではなくってもうちょっと可愛らしいロックの反抗心を詰め込んだって感じで、アメリカでは結構な人気があると思う。日本でもかな。
で、その「ミッション・インポッシヴル・2」のテーマもカッコよかったのでその時ヒットしてたCD「Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavored Water」を入手して聴いてみたのだが、これがまぁなかなかの傑作で暑くなってきた夏に大音量で聴いていると結構ハマるかもしれんな。心地良いんだよね、スカッとして。…ってちょっとバンドの来歴調べたらこいつらフロリダ出身らしいので、あぁ、なるほどなぁ、だからかって感じ。そういう土地柄ってやっぱ出るんだな。暗さがあんまりないロックだよ。このアルバムは結構いい曲入ってて、売れただけはある。最初からず~っと聴いててもちゃんと曲のバラつきあるからさ。ま、でもサウンドが少々単調なのはこの世代のバンドの特徴でしょうがないのかなとも思うけど、ただ初っ端から「Rollin'」あたりまでの流れは結構好きだな。あとは先の映画の主題曲「Take A Look Around」がやっぱりハッとするかっこよさを持ってるので良い。ベースラインは歌ってるし歌のラインも結構メロディアスだったりコーラスもしっかりと出来ていたり、なんだかんだ言っても才能あるんだなぁというのがわかる。ライブとか多分もの凄いことになってるんだろうな、って想像付くけど、何かエネルギー溢れてくるサウンドだね。この手のバンドのどれでもを聴く訳じゃないけど、こいつらは結構イケる。「My Way」とかやっぱ好きだな。多分ベースラインが心地良いし、一気に炸裂するパワーもちょっとマイナーチックでツボを押さえてるんだよな。
しばらくした後、MTVアワードか何かでボーカルとギターのヤツが二人で出てきてZeppelinの「Thank You」をアコギで演奏していて、へぇ~、なんて思ったら驚くことにジミー・ペイジ本人がアコギのダブルネックを持って登場して共演してた。なんてこった…と思ったんだけど、自分が聴いて気に入ったバンドとペイジが同じステージに出るってことは自分の感性とペイジの感性が近いモノだった、って考えればなかなか自分の趣味も悪くないな、なんて安心してたりする(笑)。まぁ、歌とかはやっぱリンプ的なのでちょっと頂けないけど、それもありかな、って。うん、面白かった。で、余計にこのバンド、いいんじゃない?って感じで聴いてる。
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