Karen Souza - Essentials
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Karen Souza - Essentials (2011)

秋の彩が深くなりいよいよ落ち着いた大人の世界を醸し出す音楽が心地良くなってくる。昔は大人がロックを聞くなんて考えられなかったしましてやメタルを聞いているオヤジなんてあり得なかった。自分も年取ってジジイになっていったらきっとジャズとか聴いてまったりっしてるんだろうな、なんて思ってたくらいだ(笑)。ところが時が流れ、ロックミュージシャン達が60歳超えたりしててまだまだ現役でそのままやってる人も多数いる、50過ぎてもメタルを奏でているバンドもたくさんある、もちろんリスナーもそのままというそんなこと考えもしなかった世界に突入してて、大人になったらジャズ聴かないと、っていうのが無くなった(笑)。いいんだ、ロック聴いてれば、っていうかさ…、自然にそうなってるんだけど、昔はそういう感じに思ってた。だからJBLとかLuxmanとか揃えていったりしてたし、結局今の時代だとそういうのも関係なくなっちゃってるし、結局はゆっくりと音を楽しむ時間と空間がどれだけ持てるか、が大人の音楽聴きの分かれ目なんじゃないか、とか。
いつもお世話になってるブログ仲間の「灰とダイアモンドと月の裏側の世界」というトコロは面白い音を教えてくれる。偏りがちな自分の耳をふと違う方向へと向けさせてくれるというか、音の楽しみ方の基本みたいなのを気付かされる。それでいてあれだけの数を聴いて書いているんだから凄い。適当に書いてる自分のところとは大違いでまったく頭が下がる思いばかり…。そこでここを楽しみにしているのはいつもいつも「絵」が美しいから。「絵」ってのはアルバムジャケットを選ぶセンス。アルバムもなんだけどジャケットがどーんと画面を占めるとそのジャケットの魅力に音まで聴きたくなるのだ。まぁ、大抵それは良いオンナのセクシーショットだったりするのだが(笑)。ただ、そういうのも必要だろうと思うし、そこから音を聞く人が増えるならいいんじゃないかと思うし、実際実力なかったら残れないんだから無駄じゃないだろうしね。まぁ、そういうジャケットを密かに楽しむリスナーは多いだろうよ。
2011年にリリースされたカレン・ソウザという若い女性のセクシーなジャケットの「Essentials」、ちょっと場末のキャバ嬢的なニュアンスもあるものの、そもそも女性ジャズボーカルの活躍の場なんてのは40年代からキャバレーやクラブなんてところだったワケで原点なんだよね、こういうのって。だからちょっとくらいケバくて華がないとダメだとも思う。歌が上手いだけじゃしょうがないもん。やっぱまだまだショウアップの世界だし、って想像しちゃう。んで、この「Essentials」というアルバムに興味を持ったのはもちろんその曲目。勝手知ったる曲が並んでて、しかも当然ながらカレン・ソウザのちょいとハスキーな声でジャズアレンジで聴けるんだろうという期待があったし、このジャケットだ。そりゃ手に取ってみるでしょ…ってことで楽しみにしながら聴くと、これがまた裏切られることなく素敵な音が出てくるってお話。
1. Do You Really Want To Hurt Me
2. Creep
3. Strawberry Fields Forever (feat. Los Panchos)
4. Tainted Love
5. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)
6. Every Breath You Take
7. Personal Jesus
8. New Year's Day
9. Billie Jean
10. Wake Up And Make Love With Me
11. Have You Ever Seen The Rain
12. Bette Davis Eyes
同名異曲ってんじゃなくて思い付くそのままのカバーアルバムです。アレンジはジャズ。圧倒的にジャズ。「Creep」とかこんな風になるのか、あの暗い曲が?みたいだし、やっぱり崩しにくかったのは「Strawberry Fields Forever」か、ってくらいでこういうのはヤられるよな〜、それぞれの曲の新しい側面を実感するから新鮮だし、しかもカレン・ソウザって誰?結構良い感じの歌声じゃない?みたいなのもあってカレン・ソウザの他の作品にも手を出すだろうし、上手いよな。そこでこのジャケットだから飾っておいても良いしさ、夢を壊さないでいてくれる女性ジャズシンガーだね。いいわ〜、これ、最高。

秋の彩が深くなりいよいよ落ち着いた大人の世界を醸し出す音楽が心地良くなってくる。昔は大人がロックを聞くなんて考えられなかったしましてやメタルを聞いているオヤジなんてあり得なかった。自分も年取ってジジイになっていったらきっとジャズとか聴いてまったりっしてるんだろうな、なんて思ってたくらいだ(笑)。ところが時が流れ、ロックミュージシャン達が60歳超えたりしててまだまだ現役でそのままやってる人も多数いる、50過ぎてもメタルを奏でているバンドもたくさんある、もちろんリスナーもそのままというそんなこと考えもしなかった世界に突入してて、大人になったらジャズ聴かないと、っていうのが無くなった(笑)。いいんだ、ロック聴いてれば、っていうかさ…、自然にそうなってるんだけど、昔はそういう感じに思ってた。だからJBLとかLuxmanとか揃えていったりしてたし、結局今の時代だとそういうのも関係なくなっちゃってるし、結局はゆっくりと音を楽しむ時間と空間がどれだけ持てるか、が大人の音楽聴きの分かれ目なんじゃないか、とか。
いつもお世話になってるブログ仲間の「灰とダイアモンドと月の裏側の世界」というトコロは面白い音を教えてくれる。偏りがちな自分の耳をふと違う方向へと向けさせてくれるというか、音の楽しみ方の基本みたいなのを気付かされる。それでいてあれだけの数を聴いて書いているんだから凄い。適当に書いてる自分のところとは大違いでまったく頭が下がる思いばかり…。そこでここを楽しみにしているのはいつもいつも「絵」が美しいから。「絵」ってのはアルバムジャケットを選ぶセンス。アルバムもなんだけどジャケットがどーんと画面を占めるとそのジャケットの魅力に音まで聴きたくなるのだ。まぁ、大抵それは良いオンナのセクシーショットだったりするのだが(笑)。ただ、そういうのも必要だろうと思うし、そこから音を聞く人が増えるならいいんじゃないかと思うし、実際実力なかったら残れないんだから無駄じゃないだろうしね。まぁ、そういうジャケットを密かに楽しむリスナーは多いだろうよ。
2011年にリリースされたカレン・ソウザという若い女性のセクシーなジャケットの「Essentials」、ちょっと場末のキャバ嬢的なニュアンスもあるものの、そもそも女性ジャズボーカルの活躍の場なんてのは40年代からキャバレーやクラブなんてところだったワケで原点なんだよね、こういうのって。だからちょっとくらいケバくて華がないとダメだとも思う。歌が上手いだけじゃしょうがないもん。やっぱまだまだショウアップの世界だし、って想像しちゃう。んで、この「Essentials」というアルバムに興味を持ったのはもちろんその曲目。勝手知ったる曲が並んでて、しかも当然ながらカレン・ソウザのちょいとハスキーな声でジャズアレンジで聴けるんだろうという期待があったし、このジャケットだ。そりゃ手に取ってみるでしょ…ってことで楽しみにしながら聴くと、これがまた裏切られることなく素敵な音が出てくるってお話。
1. Do You Really Want To Hurt Me
2. Creep
3. Strawberry Fields Forever (feat. Los Panchos)
4. Tainted Love
5. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars)
6. Every Breath You Take
7. Personal Jesus
8. New Year's Day
9. Billie Jean
10. Wake Up And Make Love With Me
11. Have You Ever Seen The Rain
12. Bette Davis Eyes
同名異曲ってんじゃなくて思い付くそのままのカバーアルバムです。アレンジはジャズ。圧倒的にジャズ。「Creep」とかこんな風になるのか、あの暗い曲が?みたいだし、やっぱり崩しにくかったのは「Strawberry Fields Forever」か、ってくらいでこういうのはヤられるよな〜、それぞれの曲の新しい側面を実感するから新鮮だし、しかもカレン・ソウザって誰?結構良い感じの歌声じゃない?みたいなのもあってカレン・ソウザの他の作品にも手を出すだろうし、上手いよな。そこでこのジャケットだから飾っておいても良いしさ、夢を壊さないでいてくれる女性ジャズシンガーだね。いいわ〜、これ、最高。
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