Steve Winwood - Back in the Highlife
2 Comments
Steve Winwood - Back in the Highlife (1986)

いろいろな音楽を聞くのも良い、一方好きなものをひたすら聞くのも良い。どっちがどうってもんでもなくって所詮音楽ってのは心の安らぎとかでしかないんだから人に左右される必要もないし、心に響いたものを聴けば良い。そう思ってるんだけど、それって結構ピュアな音楽ファンだけの場合で、実際にはこんだけ音楽が一般的なものになっている事を思うとある程度の知識のある人や楽器に触れる人、音楽を生業としている人など色々な角度の人がいるから一概に好きなモノを聴いていれば良いというものでもなくなる。それぞれのスキルのために聴いておくべきつまらない音楽もあるかもしれない。つまらないと言っては語弊があるが、例えば音楽評論家なんてのは好き嫌いで書けないしね、大変なんじゃないかな。ウチみたいな適当なブログだったら何でもいいけどさ(笑)。なんでまたそんなことを…って話はですね…、えぇ、これです。
1986年にリリースされたスティーブ・ウィンウッドの大ヒット作「Back in the Highlife」。大ヒット作、と書いてるけど実際その時代をリアルタイムで通ってるけどさ、知らないんだよな、これ。知らないってのはアルバムを通して聴いたこともなかったし売れてたってことも大して知らなかった。まぁ、その頃はスティーブ・ウィンウッドって誰?ってな話だけど、何かでAORみたいなのやってるコジャレたおっさん…おっさんじゃないけど若くはないくらいだったんじゃないだろうか…。そんな印象しかなくってね、ジャケットの色合いも強烈だから知っててもおかしくないんだけど全然知らないや。多分相当拒絶反応示してた人だったんだろう。ロックにハマってからスティーブ・ウィンウッドって名前は天才少年として知るのだが、それはもう70年代のトラフィック時代あたりまでで、それでも「?」だったけどスペンサー・デイヴィス・グループ〜ブラインド・フェイスあたりまでは凄いな〜って思うもんな。トラフィックを経てのソロ作なんて全然…、聴いたけど数回も聴いてないくらいで響かなくてね。こういう音、ダメなんだよ。
さて、そんなトラウマがありつつもスティーブ繋がりのギタリストってことでちょっと聴いてみた。結果から書けばやっぱりダメだ、って事がはっきりとわかった。ライブで生で見たら凄いな〜って思うと思うし、それまでも他の人とのセッションとか見たり聴いたりしていると凄いな〜って思うのあるから自分から見てスティーブ・ウィンウッドって人の才能の凄さを実感しているのは変わらない。ただ、音楽的にとか含めて好まないだけで。普通にブルース・ロックやってたらかっこ良いんだろうと思う。ギター弾いたって凄いブルース・ギターを良いトーンで弾いてくれるし、歌だってもう黒人の声を持つ白人の代表だし、全然凄いんだもん。なのにソロ・アルバムだとそういうのじゃなくて一般的に商業的に成功する路線を選んだ音楽になっているというだけ。それも否定はないけど自分は好まない音でした、ってお話。こういう音楽って必要なんだろうな。

いろいろな音楽を聞くのも良い、一方好きなものをひたすら聞くのも良い。どっちがどうってもんでもなくって所詮音楽ってのは心の安らぎとかでしかないんだから人に左右される必要もないし、心に響いたものを聴けば良い。そう思ってるんだけど、それって結構ピュアな音楽ファンだけの場合で、実際にはこんだけ音楽が一般的なものになっている事を思うとある程度の知識のある人や楽器に触れる人、音楽を生業としている人など色々な角度の人がいるから一概に好きなモノを聴いていれば良いというものでもなくなる。それぞれのスキルのために聴いておくべきつまらない音楽もあるかもしれない。つまらないと言っては語弊があるが、例えば音楽評論家なんてのは好き嫌いで書けないしね、大変なんじゃないかな。ウチみたいな適当なブログだったら何でもいいけどさ(笑)。なんでまたそんなことを…って話はですね…、えぇ、これです。
1986年にリリースされたスティーブ・ウィンウッドの大ヒット作「Back in the Highlife」。大ヒット作、と書いてるけど実際その時代をリアルタイムで通ってるけどさ、知らないんだよな、これ。知らないってのはアルバムを通して聴いたこともなかったし売れてたってことも大して知らなかった。まぁ、その頃はスティーブ・ウィンウッドって誰?ってな話だけど、何かでAORみたいなのやってるコジャレたおっさん…おっさんじゃないけど若くはないくらいだったんじゃないだろうか…。そんな印象しかなくってね、ジャケットの色合いも強烈だから知っててもおかしくないんだけど全然知らないや。多分相当拒絶反応示してた人だったんだろう。ロックにハマってからスティーブ・ウィンウッドって名前は天才少年として知るのだが、それはもう70年代のトラフィック時代あたりまでで、それでも「?」だったけどスペンサー・デイヴィス・グループ〜ブラインド・フェイスあたりまでは凄いな〜って思うもんな。トラフィックを経てのソロ作なんて全然…、聴いたけど数回も聴いてないくらいで響かなくてね。こういう音、ダメなんだよ。
さて、そんなトラウマがありつつもスティーブ繋がりのギタリストってことでちょっと聴いてみた。結果から書けばやっぱりダメだ、って事がはっきりとわかった。ライブで生で見たら凄いな〜って思うと思うし、それまでも他の人とのセッションとか見たり聴いたりしていると凄いな〜って思うのあるから自分から見てスティーブ・ウィンウッドって人の才能の凄さを実感しているのは変わらない。ただ、音楽的にとか含めて好まないだけで。普通にブルース・ロックやってたらかっこ良いんだろうと思う。ギター弾いたって凄いブルース・ギターを良いトーンで弾いてくれるし、歌だってもう黒人の声を持つ白人の代表だし、全然凄いんだもん。なのにソロ・アルバムだとそういうのじゃなくて一般的に商業的に成功する路線を選んだ音楽になっているというだけ。それも否定はないけど自分は好まない音でした、ってお話。こういう音楽って必要なんだろうな。
- 関連記事
-
- Status Quo - Piledriver
- Steve Winwood - Back in the Highlife
- Pink Fairies - What a Bunch of Sweeties