Soft Machine - Softs
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Soft Machine - Softs (1976)

白熱した演奏や音のぶつかり合いなどのロックが好きだ。音楽形態にももちろんこだわるんだけど、別にジャズでもロックでもブルースでももしかしたら歌でもとにかく「熱い」のは好きだ。「暑苦しい」のはダメだが…。一方超絶クールってのも好きだ、そしてやっぱりかっこ良いのは好きだがこれは好みなんで…それ言ったら全部好みなんだけどさ(笑)。ロックを聴き始めてしばらくしてからプログレって世界が登場した。メジャーなバンドはもちろんだけどそこからちょっと進むとカンタベリー系などが出てくる。ソフト・マシーンもその頃に自分の中で登場してきたバンドで、何故か取り付いた、取り憑かれた…中期頃の作品が一番好きなんでその辺はよく聴いたもんだ。
初期の作品はソフト・マシーン的に聴くと言うよりもピンク・フロイドの初期作品と同じように時代の産物として聴いていた感覚が強い。三枚目あたりになると「O Calorine」のロバート・ワイアット節に気づきその路線も追いかける。一方で以降の中期作品の世界観にもハマる。この路線から「Six」までは文句なしにハマりこんでいったけど、「Seven」になってちょっと「?」となり、「Bundles」は昔は全然受け付けなかった。「Softs」に至っても同じくで全然受け付けなかったんだよな…、まだこういうのが許せなかったってのが大きいか。で、折角この機会なので「Softs」を引っ張り出してみるととんでもなく熱くかっこ良い。うん…、そうだったか…と。
1976年ソフト・マシーンとしては9枚目のスタジオアルバムとなるが、最早オリジナルメンバーのマイク・ラトリッジすらゲスト扱いとなっている別物バンドになっているという予備情報がいかん。なんだかんだと「Six」くらいからそのセンスを発揮しているカール・ジェンキンス主導のバンドであるし、自分的にもそのミニマル作品は割と好きなので「Softs」にオリジナルメンバーがいないと言っても好める要素もあるアルバムだろうと気付けば良かった。しかし、ジョン・エサリッジの超絶ギタープレイがあまりにもあまりにもで受け付けなかった。今聴いてもその凄さは当然分かるんだけど好みの音ではない。ただ、このアルバムの核ではあるし、もの凄くハイレベルな作品にしている要素でもある…更にこの時期のベックの「Blow By Blow」よりも質が高い気がする作品だし。やっぱりソフト・マシーンってのは凄いな~と言うのがよく分かるアルバムで、この時期のライブもきっととんでもないんだろうと思う。いくつか出てるからそれもまた楽しめるかな。

白熱した演奏や音のぶつかり合いなどのロックが好きだ。音楽形態にももちろんこだわるんだけど、別にジャズでもロックでもブルースでももしかしたら歌でもとにかく「熱い」のは好きだ。「暑苦しい」のはダメだが…。一方超絶クールってのも好きだ、そしてやっぱりかっこ良いのは好きだがこれは好みなんで…それ言ったら全部好みなんだけどさ(笑)。ロックを聴き始めてしばらくしてからプログレって世界が登場した。メジャーなバンドはもちろんだけどそこからちょっと進むとカンタベリー系などが出てくる。ソフト・マシーンもその頃に自分の中で登場してきたバンドで、何故か取り付いた、取り憑かれた…中期頃の作品が一番好きなんでその辺はよく聴いたもんだ。
初期の作品はソフト・マシーン的に聴くと言うよりもピンク・フロイドの初期作品と同じように時代の産物として聴いていた感覚が強い。三枚目あたりになると「O Calorine」のロバート・ワイアット節に気づきその路線も追いかける。一方で以降の中期作品の世界観にもハマる。この路線から「Six」までは文句なしにハマりこんでいったけど、「Seven」になってちょっと「?」となり、「Bundles」は昔は全然受け付けなかった。「Softs」に至っても同じくで全然受け付けなかったんだよな…、まだこういうのが許せなかったってのが大きいか。で、折角この機会なので「Softs」を引っ張り出してみるととんでもなく熱くかっこ良い。うん…、そうだったか…と。
1976年ソフト・マシーンとしては9枚目のスタジオアルバムとなるが、最早オリジナルメンバーのマイク・ラトリッジすらゲスト扱いとなっている別物バンドになっているという予備情報がいかん。なんだかんだと「Six」くらいからそのセンスを発揮しているカール・ジェンキンス主導のバンドであるし、自分的にもそのミニマル作品は割と好きなので「Softs」にオリジナルメンバーがいないと言っても好める要素もあるアルバムだろうと気付けば良かった。しかし、ジョン・エサリッジの超絶ギタープレイがあまりにもあまりにもで受け付けなかった。今聴いてもその凄さは当然分かるんだけど好みの音ではない。ただ、このアルバムの核ではあるし、もの凄くハイレベルな作品にしている要素でもある…更にこの時期のベックの「Blow By Blow」よりも質が高い気がする作品だし。やっぱりソフト・マシーンってのは凄いな~と言うのがよく分かるアルバムで、この時期のライブもきっととんでもないんだろうと思う。いくつか出てるからそれもまた楽しめるかな。
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