The Herd - The Complete Herd

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The Complete Herd

 Quatermassの面々の来歴、その後ってのは今じゃググれば何でも出てくるから知りたけりゃホント簡単に探せる時代なんでラクなもんだ。昔はクレジット見て自分の記憶で見たことある名前だ…って思いだして繋げていって、みたいなことしてたからね。そのおかげで役に立たない知識がたくさん付いたんだがホントに役に立たないんだ、これが(笑)。大体話す人いないから知っててもしょうがないし、まとめてるワケじゃないから記憶だけなワケで、結局どんどんと抜け落ちていくワケで、何のためにあんなに時間をかけて色々とハマリ込んでたんだろうなぁ〜と思うのだな(笑)。ま、人生そんなもんだ。

 Quatermass絡みでふ〜んって色々見てるとさ、ミック・アンダーウッドさんというドラマーが、後にはそりゃ色々なトコロでやってるから知られていったんだけど、それ以前、1960年代から活動している人なので、面白いことにピーター・フランプトンが在籍していたことで知られているThe Herdというバンドのドラマーも務めていたことがあるらしい。1966年頃だけの助っ人に近い参加なのかな…シングル数枚残されているだけだし、しかもそれがミック・アンダーウッドって個性がわかるほどの音でもないし、それこそ記録だけのお話なんだけどさ、ちょっと面白いなと思ったのはその時期のベースがルイス・セナモさんでして…えぇ、ルネッサンスのあの人でしょう、多分。それにピーター・フランプトンがギターで参加していたってお話。そう書くと何かそれなりに面白そうなバンドだったんじゃないか?って思うもんな。今みたいに簡単に音聴けないから頭の中に「The Herd」ってメモしておくワケよ。それでレコード屋行った時にちょっと思い出して探してみる…もちろん見つからないんだが(笑)。いや、60年代のバンドってシングル中心だからシングル盤探すのまではやらなかったし、コンピ盤とかベスト盤なんてのもCD時代になってからはわんさか出て来たけどそれまではある程度しかなかったからねぇ…なかなか古くて聴けなかったもんだ。

 CD時代になってからすっかりそんなの忘れてて、こうでもしなきゃThe Herdなんて聴かないだろ、探さないもん、わざわざってトコで見つけた今回の偶然。そうかルネッサンスとクォーターマスとハンブル・パイが一緒にやってるのか、と(笑)。わかってるんだけどそういうイメージになっちゃうんだよねぇ…んで、適当にコンピ盤とか聞いてみたりYouTubeで1966年頃のを聞いてみたりするんだが…そりゃもちろん全然面白味はないさ。ピーター・フランプトンだって個性出てないし他も然りだし、そもそもこの時代のバンドってどうやって皆差別してたんだ?ストーンズもビートルズもハードもキンクスもムーディーズも大して変わらんだろ、としか思えん(笑)。やっぱりルックスだろうか…、なんてこと思いながら一応聴いてみたけど、う〜ん、そんなもんです。

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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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デューク中島  
ニュー ブリティッシュ サウンドの誕生

1968年に日本ビクターから出た ファーストアルバムの叩き文句が これでした。ジャケット裏面に切り込みが入ってて、折ったり起こしたりしたら 写真立てみたいに 立てられるようになっています。アイドルとして売り出したかったんでしょうけど、68年と言えば、もう ニューロック、アートロックの台頭でしたから アイドル系は難しいし、アイドルとしては、ウォーカーブラザーズやデイブ ディー グループの方が キャッチーな曲が多かったですし。しかし、当時は、キャッチーじゃないと思ってましたが、ジャケット裏面の曲名見たら 歌えるんですよ。何十年聴いてないのにね。昔 よく聴いてたんだろうなあ…不思議です(笑)。

2013/10/08 (Tue) 22:21 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>デューク中島さん

まだ聴くアイテムが少ない時代だったから聞けたものは何でも聴いてたことで覚えているんでしょうね。いそれに比べると今は忙しい時代だと思います(笑)。

2013/10/13 (Sun) 09:11 | EDIT | REPLY |   

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