Joni Michell - Hejira

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Joni Michell - Hejira (1976)
Hejira

 ちょっとね…英国のそのヘンのニッチな世界に進もうかと思ってたけどジャコパスがちょっと引っ掛かってしまったんで聴いたことのないものに挑戦してみようかなと。1976年のジョニ・ミッチェルの「Hejira」というアルバムではジャコパスが思い切り参加しているってことを初めて知ったんです。なので、そいつはちょっと聴いてみたい、ってことでチャレンジです。聞く前の空想としてはですね、正直書くとジョニ・ミッチェルって顔がキライなんであまり聴いたことないんです。ウッドストックで一人で出て来て邪魔されて怒ってたあのオバチャンでしょ?くらいの印象。何かイメージだけだけど暗いしさ〜、そもそもああいうフォークって好きじゃないから聞くこともなかったし、程度。好きな人スンマセン、自分的にはそんなイメージしかなくて、全然アルバムもまともに聴いてないんじゃないか…、って自分のブログ見てみると「Blue」は聴いてるらしい(笑)。なんて適当に聴いてるんだ、ってのがバレバレだが、そんなもん。が、ジャコパスとの共演ってことでちょいと興味を持ちました。

 んで聴いてみた「Hejira」。おぅおぅ〜冒頭からしてジャコパス良いじゃないですか〜♪ 歌とギターの世界にジャコパスのベースがブリブリと絡みまくってて期待させるね、これは、と思ってると次の曲では全然出番ナシ…え〜、そういう使い方なんだ、とジョニ・ミッチェルのアーティスト感を実感した次第。その次に進むとジャコパスという裏メロメイカーを付けたジョニ・ミッチェルの歌世界という感じで、当然なんだけどジャコパスはあくまでもバックに徹しててジョニ・ミッチェルのアルバムになってるってことだ。ただ、やっぱりジョニ・ミッチェルも凄いしアレンジも凄いしもちろんジャコパスのベースラインの入れ方とか神業だし凄い音楽しているアルバムになってる。好みは別としてこれは見事なアルバムでジャコパスだから云々ではなくてジョニ・ミッチェルの世界としてきちんと世間に打って出ている作品、音楽家の実験意欲としてジャコパスを使っているという感じだから当然食われることもなく、何かロック的なものを期待して聴いた自分の期待は外したけど、作品の美しさは聴いて良かったなと思う。

 YouTubeで軽く聴きながら書いてたんだけど、やっぱりこの人の顔はダメだな(笑)。まぁ、音楽を顔で判断してはいかんのだけどさ、しょうがないよなそういう生理的なものはさ。顔がダメな人って何人かしかいないんだけどね。あ〜、しかしジャコパス、やっぱりロックの世界でブリブリとやってみてほしかったな〜、こんな大人の作品やってないでさ。



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フレ
Posted byフレ

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ZITADA  

自分がジョニ・ミッチェルを知ったのはCOLOSSEUMIIのカバーでしたけどしばらくその程度で終わってました
それが最近YouTubeとamazonで火がついた感じでジャコも参加しているのも相乗効果でまずは初期作品10枚組boxをと考えております
ジャコのベースは聴いてて心が浄化されます

2013/09/30 (Mon) 21:40 | EDIT | REPLY |   
デューク中島  
強烈な顔だけど才女

初期のアコースティック中心のしか持ってなかったので、語る資格無いのですが…サークルゲーム、ウッドストック、青春の光と影のオリジナルを聴いた時は、結構感動しましたよ。これ以降もいいんだけど、好みで無くなって、遠ざかってます。顔に関しては、大学1年の時に 4年生の洋楽に興味無い先輩が、私が見てた楽譜雑誌の写真を見て、このジョニミッチェルって、ひどい顔だなあ~って言ったのを思い出しました(笑)。記憶があやふやで恐縮ですが、観客にヤジられてムッとなってる映像は、ワイト島のものだったような気がします。

2013/09/30 (Mon) 21:55 | EDIT | REPLY |   
フレ  
色々あるなぁ

>ZITADAさん
今から手を出すには昔の人達のってのはボックスで大人買い、しかも安くってのが出来るのは良い環境ですよね。アメリカモノは自分も苦手だからこれから聴くならそういう買い方かなぁ…。

>デューク中島さん
あ、そっか、ウッドストックじゃなかった…ですね。あのオバチャン怖いな〜ってイメージがあるんでそれもダメなのかも(笑)。

2013/10/02 (Wed) 19:54 | EDIT | REPLY |   

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