Ian Hunter - All American Alien Boy
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Ian Hunter - All American Alien Boy (1976)

スタンダードな70年代のロックってのはもう自分の中では普通に息衝いている部分があって、聴いていて安心する…それは知らないロックバンドでも多分馴染みがあるから聴けちゃう部分が大きいんだろうと思う。まぁ、アメリカものは少々苦手ではあるが。ここのところミック・ロンソン聴いててあまりにも物哀しい人というのがあって、ロックンロール!と叫んでいる人たちって結局そういう悲哀さってあるよな…っていうのがマジマジと作品に見えてしまったってかさ。英国のロックはそういうのがあるから好まれるワケで、アメリカのではそうもいかないってのが自分の思い込み。80年代以降は多分そうとも言い切れない状況だろうと思うが、少なくとも70年代はそんな感じ。ミック・ロンソンがボウイの後に求めた相棒がイアン・ハンター、ご存知モット・ザ・フープルのボーカリストで、このヘンは紆余曲折あったらしいが死ぬまで相棒だったとのこと…それにしては共作が少ないのだが、まぁ、友人だとするとわからなくもないか。
イアン・ハンターの1976年作品セカンドソロアルバム「流浪者」…そう、ソロアルバムなんだよな。モット・ザ・フープルはこの時解散じゃなくてイアン・ハンターの脱退になったワケだから…ってのはモット・ザ・フープルってイアン・ハンターのバンドじゃなかったんだもんね。イアン・ハンターは後から参加したボーカリストという立場だったから脱退となったワケだが市場から見たらフロントマンがいなくなっちゃったらもうしょうがないだろって話。んでイアン・ハンターはその頃ミック・ロンソンと出会ってて一緒にやろうと意気込んでたからね…結局事故だか病気だから出鼻をくじかれてしまってイアン・ハンターのファーストソロアルバム「双子座伝説」で共演が実現しているけど、このセカンドアルバム「All American Alien Boy」にミック・ロンソンの姿はない。え?ってな話でさ、全然聴かなかったワケよ。ただ、まぁ、行き着く所がこういうニッチなトコってのはあって、モット・ザ・フープル好きだし、やっぱイアン・ハンターだし、ならソロもチョコチョコと聴いておくか〜って感じで中古で何となく集まってってしまうのだな。
それで驚いたのは何とジャコパスがベース弾いてるってヤツ。え?ジャコパス?え??ってなるワケでさ、聴いてみるともう明らかにトーンも曲調も何もかもが違うワケ。紐解いてみるとほとんどの曲でジャコパスがベース弾いてるみたいで、バックに徹しているのが多いんだけど知っちゃうと気になるからさ、ベースばかりに耳が行ってしまってジャコパスか〜としみじみ。やっぱり偉人だし、こういうロックでのジャコパスって珍しいしさ、もちろん当たり前に弾いてるんだけど目立つトコロは多いよね。アルバム自体は歌もの中心ってかやっぱりイアン・ハンターって人も物哀しい人で、それがモロに作品に出てきててさ、ボーカリストだからモット・ザ・フープルのイメージ通りで崩されることはないんだけどもちょっと哀しい感じかな。何か…しみじみ来るアルバムだった。ジャコパスで舞い上がってたけど「Restless Youth」とかそのヘンの曲で哀愁を感じながらさ…、確かにコレ、ミック・ロンソンのギターだったらな…と思うもん。やっぱりロックって深いな。んで、イアン・ハンター…良いな。

スタンダードな70年代のロックってのはもう自分の中では普通に息衝いている部分があって、聴いていて安心する…それは知らないロックバンドでも多分馴染みがあるから聴けちゃう部分が大きいんだろうと思う。まぁ、アメリカものは少々苦手ではあるが。ここのところミック・ロンソン聴いててあまりにも物哀しい人というのがあって、ロックンロール!と叫んでいる人たちって結局そういう悲哀さってあるよな…っていうのがマジマジと作品に見えてしまったってかさ。英国のロックはそういうのがあるから好まれるワケで、アメリカのではそうもいかないってのが自分の思い込み。80年代以降は多分そうとも言い切れない状況だろうと思うが、少なくとも70年代はそんな感じ。ミック・ロンソンがボウイの後に求めた相棒がイアン・ハンター、ご存知モット・ザ・フープルのボーカリストで、このヘンは紆余曲折あったらしいが死ぬまで相棒だったとのこと…それにしては共作が少ないのだが、まぁ、友人だとするとわからなくもないか。
イアン・ハンターの1976年作品セカンドソロアルバム「流浪者」…そう、ソロアルバムなんだよな。モット・ザ・フープルはこの時解散じゃなくてイアン・ハンターの脱退になったワケだから…ってのはモット・ザ・フープルってイアン・ハンターのバンドじゃなかったんだもんね。イアン・ハンターは後から参加したボーカリストという立場だったから脱退となったワケだが市場から見たらフロントマンがいなくなっちゃったらもうしょうがないだろって話。んでイアン・ハンターはその頃ミック・ロンソンと出会ってて一緒にやろうと意気込んでたからね…結局事故だか病気だから出鼻をくじかれてしまってイアン・ハンターのファーストソロアルバム「双子座伝説」で共演が実現しているけど、このセカンドアルバム「All American Alien Boy」にミック・ロンソンの姿はない。え?ってな話でさ、全然聴かなかったワケよ。ただ、まぁ、行き着く所がこういうニッチなトコってのはあって、モット・ザ・フープル好きだし、やっぱイアン・ハンターだし、ならソロもチョコチョコと聴いておくか〜って感じで中古で何となく集まってってしまうのだな。
それで驚いたのは何とジャコパスがベース弾いてるってヤツ。え?ジャコパス?え??ってなるワケでさ、聴いてみるともう明らかにトーンも曲調も何もかもが違うワケ。紐解いてみるとほとんどの曲でジャコパスがベース弾いてるみたいで、バックに徹しているのが多いんだけど知っちゃうと気になるからさ、ベースばかりに耳が行ってしまってジャコパスか〜としみじみ。やっぱり偉人だし、こういうロックでのジャコパスって珍しいしさ、もちろん当たり前に弾いてるんだけど目立つトコロは多いよね。アルバム自体は歌もの中心ってかやっぱりイアン・ハンターって人も物哀しい人で、それがモロに作品に出てきててさ、ボーカリストだからモット・ザ・フープルのイメージ通りで崩されることはないんだけどもちょっと哀しい感じかな。何か…しみじみ来るアルバムだった。ジャコパスで舞い上がってたけど「Restless Youth」とかそのヘンの曲で哀愁を感じながらさ…、確かにコレ、ミック・ロンソンのギターだったらな…と思うもん。やっぱりロックって深いな。んで、イアン・ハンター…良いな。
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