David Bowie - Stage
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David Bowie - Stage (1978)

マイナー続きだったしサイモン・ハウスって言えば一番知名度上げたのはやっぱりデヴィッド・ボウイのバックだった時代だろうしとか、デヴィッド・ボウイって新作「Next Day」が出た時には完全にシーン復帰みたいに持ち上げられて時の人にすらなったけどその後は活動もなく、今じゃ新作「Next Day」もあぁ、あったなくらいにしか存在感が見当たらないというワガママなリスナーの思い込み。結局旧譜ばかりを聴くんだよなぁ、この手の人たちはさ。新作って出た時には何度も聴くんだが、その後聴くのはそんなの多くない。ただ、時間が経つとそれなりには聴いているんだが、馴染むまではね、時間かかる。そんな事を思いながらサイモン・ハウス繋がりで1978年にリリースされた「Stage」というライブアルバムなんてのを聴いてみた。
1978年だからベルリン時代の総決算をしている頃のライブで日本公演なんかも有名だから古くから割と人気のあるアルバムだったんじゃないだろうか。デヴィッド・ボウイのライブ盤ってその前の「David Live」なんてのはあまり評判良くないし、「ZIGGY STARDUST」は純粋にライブ盤ってんでもないのと若きグラムロッカーの断片とも言える部分が強くて、色々な意味でバランスとれたライブアルバムってのは「Stage」くらいなものだった。アナログ2枚組の時は「ZIGGY STARDUST」の曲から始まって2枚目になるとベルリン系が始まって…おかげで2枚目はあまり聴かなかった記憶あるんだが(笑)、いつしかその曲順は実はライブの前半と後半を入れ替えてまして…、えぇ、それはお客様のおっしゃるようにポップな曲からじゃないと皆さん聴いてくれないんでね…なんて言い訳が通じてしまって、正にその通りに聴いていたリスナーの一人です(笑)。最初にこれを知った時、ちょっと驚いた。こんな地味なのからライブ始めてたんだ?つまんなそ〜ってさ。ベルリン作って芸術的だけどキャッチーさはないからさ、ガキの頃の自分なんかには全然響かないワケ。深くて重くてかっこ良いんだけどライブじゃ…ね、って感じ。実際「Stage」を聴いててもそう思ってたもん。印象変わったのはNHKのヤングミュージックショウのライブ映像からかな。なんか…ヘンだけどデカダンで面白いな、と。ルックス的にはともかく雰囲気がヨーロッパ的で、へぇ、こうやってスタートしてたのか、ってのがあったな。
それから30年くらい経過してデジタルリマスター云々ってなってこの「Stage」も見直しが図られてライブの曲順通りに、しかも途中の抜けてた曲も入れてちゃんとしたライブアルバムにしようってことでリリースされたんだが、やっぱりしっくり来たね。まぁ、もう何年も聴いてたから新鮮さがあったと言うか、決してキャーキャーと盛り上がるライブじゃなかったんだな、ってのはわかった。終盤のステステあたりからも妙にかっこよくなってって、このヘンでデヴィッド・ボウイっていう人の面白さがわかってくるっつうか…。サイモン・ハウスのバイオリンとかブリューのギターとか色々あるけど、デヴィッド・ボウイの存在感が圧倒的で、パフォーマーなんだなと思う。本音を言えばもっと白熱したライブの方が好みなんで、ライブ名盤としては全然良いとは思わないけど、デヴィッド・ボウイという人の何たるかを知るには良い素材という感じで聴いてるかな。もちろん完成度は高いんでその辺のと比べちゃいかんけどさ。

マイナー続きだったしサイモン・ハウスって言えば一番知名度上げたのはやっぱりデヴィッド・ボウイのバックだった時代だろうしとか、デヴィッド・ボウイって新作「Next Day」が出た時には完全にシーン復帰みたいに持ち上げられて時の人にすらなったけどその後は活動もなく、今じゃ新作「Next Day」もあぁ、あったなくらいにしか存在感が見当たらないというワガママなリスナーの思い込み。結局旧譜ばかりを聴くんだよなぁ、この手の人たちはさ。新作って出た時には何度も聴くんだが、その後聴くのはそんなの多くない。ただ、時間が経つとそれなりには聴いているんだが、馴染むまではね、時間かかる。そんな事を思いながらサイモン・ハウス繋がりで1978年にリリースされた「Stage」というライブアルバムなんてのを聴いてみた。
1978年だからベルリン時代の総決算をしている頃のライブで日本公演なんかも有名だから古くから割と人気のあるアルバムだったんじゃないだろうか。デヴィッド・ボウイのライブ盤ってその前の「David Live」なんてのはあまり評判良くないし、「ZIGGY STARDUST」は純粋にライブ盤ってんでもないのと若きグラムロッカーの断片とも言える部分が強くて、色々な意味でバランスとれたライブアルバムってのは「Stage」くらいなものだった。アナログ2枚組の時は「ZIGGY STARDUST」の曲から始まって2枚目になるとベルリン系が始まって…おかげで2枚目はあまり聴かなかった記憶あるんだが(笑)、いつしかその曲順は実はライブの前半と後半を入れ替えてまして…、えぇ、それはお客様のおっしゃるようにポップな曲からじゃないと皆さん聴いてくれないんでね…なんて言い訳が通じてしまって、正にその通りに聴いていたリスナーの一人です(笑)。最初にこれを知った時、ちょっと驚いた。こんな地味なのからライブ始めてたんだ?つまんなそ〜ってさ。ベルリン作って芸術的だけどキャッチーさはないからさ、ガキの頃の自分なんかには全然響かないワケ。深くて重くてかっこ良いんだけどライブじゃ…ね、って感じ。実際「Stage」を聴いててもそう思ってたもん。印象変わったのはNHKのヤングミュージックショウのライブ映像からかな。なんか…ヘンだけどデカダンで面白いな、と。ルックス的にはともかく雰囲気がヨーロッパ的で、へぇ、こうやってスタートしてたのか、ってのがあったな。
それから30年くらい経過してデジタルリマスター云々ってなってこの「Stage」も見直しが図られてライブの曲順通りに、しかも途中の抜けてた曲も入れてちゃんとしたライブアルバムにしようってことでリリースされたんだが、やっぱりしっくり来たね。まぁ、もう何年も聴いてたから新鮮さがあったと言うか、決してキャーキャーと盛り上がるライブじゃなかったんだな、ってのはわかった。終盤のステステあたりからも妙にかっこよくなってって、このヘンでデヴィッド・ボウイっていう人の面白さがわかってくるっつうか…。サイモン・ハウスのバイオリンとかブリューのギターとか色々あるけど、デヴィッド・ボウイの存在感が圧倒的で、パフォーマーなんだなと思う。本音を言えばもっと白熱したライブの方が好みなんで、ライブ名盤としては全然良いとは思わないけど、デヴィッド・ボウイという人の何たるかを知るには良い素材という感じで聴いてるかな。もちろん完成度は高いんでその辺のと比べちゃいかんけどさ。
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