Pink Floyd - Comfortably Numb

やっぱりやる気の無い時に聴く音楽として最高なのはピンク・フロイドしかないっ!ってなことを勝手に思ってるワケでして…とは言えどもピンク・フロイドってのは好きなバンドのひとつなので結構アルバム単位では本ブログには登場してしまっているのだな…、でも、相当な頻度で聴いているんだよね。ここのトコロはさほどでもなかったんだけどこないだからずっと頭の中で鳴っているのがあってさ…、何気にギターを爪弾きながらコピーする気がないままに弾いているといつしかラインをなぞっていたりして、あぁ、頭の中で鳴ってるもんな〜とか(笑)。
Pink Floyd「Comfortably Numb」、ご存知アルバム「The Wall」に収録の名曲…多分David Gilmoreの作品史上最高傑作だろうと思う。もちろんRoger Watersとのデュエットがあって名曲たらしめていたワケなのでロジャー・ウォーターズのソロツアーでも当然のように登場しているし、その際にロジャーは当然自分のパートしか歌わないのだが、やっぱりライブのハイライトとして登場するワケでして…、この曲の凄いトコロは…ってかPink Floyd全編に言えるんだけど、基本的に普通にフォークギターで奏でるようなコード進行での曲ばかりなんだよね。それが何故かもの凄く神秘的な雰囲気にまで昇華してしまうところが彼らのマジックなワケで、更にギターソロですら歌の一部として完璧に完成されているのも「Comfortably Numb」の特徴的なトコロですな。
ふと思い出してちょっと前のギルモアのソロライブの時の事を思い出したのだな。そういえば…って。何を?って言うとさ、このソロライブってオフィシャルのDVDも出ているんで簡単にYouTubeでも見れるんだけど、David Bowieが歌っているのがあってさ…、アレをボウイが歌うとどうなるんだ?みたいな興味があって当時結構ヤキモキして探した記憶あって…、そこで聞けたのは「?」ってなメロディだったんで(笑)。まぁ、ボウイらしいっちゃボウイらしいんだけど、ちょっと雰囲気出しきれなかったんかな〜みたいな感じ。んで、2002年頃には本当に驚いたんだが、ケイト・ブッシュが歌ってるんだよね、「Comfortably Numb」をさ。コレもまた無茶苦茶興味津々でさ…ケイト・ブッシュも大好きだし、どんなんなんってるんだろ?って思うワケ。今の時代、簡単に見れます、コレ。まぁ、昔も探して聞いたんだが…、こちらはフォークギターとピアノでの演奏にケイト・ブッシュが歌っているっていう構図で、残念ながらケイト・ブッシュらしいぶっ飛んだ歌唱での歌にはなっていなかったっていうのはあるけど、何かロックの歴史を感じるものだったなぁ。面白いのはフォークギターを弾いてケイト・ブッシュに歌わせていたギルモアがギターソロになるとエレキを持ち出してあのソロをキメてくれるっていう…。
1980年の「The Wall」ツアーで見られる…この名曲では、ギルモアとスノーウィー・ホワイトのギターの掛け合いが壁の上で見られるというハイライトも忘れられない…それはロジャー・ウォーターズの単独のベルリンライブでも再現され、そのスノーウィー・ホワイトとRick Di Fonzoとの掛け合いが聴けて感動的だった…そして最近の極めつけはロジャー・ウォーターズのロンドンでのライブにギルモアが飛び入りしてギターを弾いているヤツ…これオフィシャル出てる?その間にライブエイトもあるか…。いやいや、ホントにね、時間が経てば経つほどに深みの増してくるバンドってそうそう無い中で、ピンク・フロイドってのはかなり異質で、どんな時でも楽しませてくれる不思議…、Comfortably Numb♪
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