Scotty Moore - The Guitar That Changed The World!
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Scotty Moore - The Guitar That Changed The World! (1964)

エルビス御用達のギタリストと言えばもう一人…ご存知スコッティ・ムーアですな。デビューから全盛期を支えたギターマジシャンの一人で、どんだけのギタリストたちに影響を及ぼしたことか…。自分達の世代ではちょっとかけ離れていて伝説の人でしかないのだが、英国から出てくるロックミュージシャンの皆が皆当然ながらエルビスを聴いていて、その脇で鳴っているギターサウンドに耳を奪われていたってのは有名なお話。多分、普通に聴いていて普通に聴けてしまうという所があまり引っ掛からないトコロであって、それって大変なことなんだよな、実は。でも昔のロック好きな人間はエルビスに惑わされずにギターに耳奪われたっていう…そのセンスからして違います(笑)。
エルビスの存命中にスコッティ・ムーアのソロアルバムとしてリリースされた「The Guitar That Changed The World!」という作品、内容は当然エルビスが歌っていたことで世に知られた楽曲を自分なりにアレンジして…それもたいていは思い切りカントリータッチにシフトして歌はゴスペル的に、という感じな作風でロックアルバムってよりはカントリー・アルバムな作風。その分スコッティ・ムーアの本領発揮と言う感じでエルビスの時に聴けるR&Bとの融合的な要素はほとんど聞かれることなく純粋な白人アルバムに仕上がっている。その辺、ちょっと面白くて、じゃ、どこがエルビスのサウンドだったんだ?みたいなさ。やっぱりエルビスの歌い方が黒人風味強かったから融合作品になったんだろうとしか言えないんじゃないかと。そう思えばエルビスってのは単なるシンガーじゃなくて天性のミュージシャンだったってことがわかる。フム。
それはともかくこういうカントリータッチな作品って自分はレス・ポールさんの作品くらいしか聴いてないからアレだけど、アメリカってこういうんだよな〜とつくづく思う。そして時代性を感じるんだが実際は1964年のリリースだからかなり時代から外れた音だったんだろうとは思う。ギター的にはもちろん凄いんだけど、この凄さってなかなか捉えにくいなぁ…。世界が違いすぎるからだろうか(笑)。

エルビス御用達のギタリストと言えばもう一人…ご存知スコッティ・ムーアですな。デビューから全盛期を支えたギターマジシャンの一人で、どんだけのギタリストたちに影響を及ぼしたことか…。自分達の世代ではちょっとかけ離れていて伝説の人でしかないのだが、英国から出てくるロックミュージシャンの皆が皆当然ながらエルビスを聴いていて、その脇で鳴っているギターサウンドに耳を奪われていたってのは有名なお話。多分、普通に聴いていて普通に聴けてしまうという所があまり引っ掛からないトコロであって、それって大変なことなんだよな、実は。でも昔のロック好きな人間はエルビスに惑わされずにギターに耳奪われたっていう…そのセンスからして違います(笑)。
エルビスの存命中にスコッティ・ムーアのソロアルバムとしてリリースされた「The Guitar That Changed The World!」という作品、内容は当然エルビスが歌っていたことで世に知られた楽曲を自分なりにアレンジして…それもたいていは思い切りカントリータッチにシフトして歌はゴスペル的に、という感じな作風でロックアルバムってよりはカントリー・アルバムな作風。その分スコッティ・ムーアの本領発揮と言う感じでエルビスの時に聴けるR&Bとの融合的な要素はほとんど聞かれることなく純粋な白人アルバムに仕上がっている。その辺、ちょっと面白くて、じゃ、どこがエルビスのサウンドだったんだ?みたいなさ。やっぱりエルビスの歌い方が黒人風味強かったから融合作品になったんだろうとしか言えないんじゃないかと。そう思えばエルビスってのは単なるシンガーじゃなくて天性のミュージシャンだったってことがわかる。フム。
それはともかくこういうカントリータッチな作品って自分はレス・ポールさんの作品くらいしか聴いてないからアレだけど、アメリカってこういうんだよな〜とつくづく思う。そして時代性を感じるんだが実際は1964年のリリースだからかなり時代から外れた音だったんだろうとは思う。ギター的にはもちろん凄いんだけど、この凄さってなかなか捉えにくいなぁ…。世界が違いすぎるからだろうか(笑)。
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