Elvis Presley - Elvis Live

やっぱね、ロックンロールの帝王でしょ♪まぁ、昔から変わらないんです、コレは。普通に…普通にってか世代もあるんだろうけど、やっぱり普遍的なかっこ良さとカリスマ性からしてエルビス・プレスリーになるんだろうと。帝王と言えばエルビスでしょ。他に思い当たる人はいないんで、まぁ、異論は少なかろうと。今時の若い世代とかどうなんだろ、エルビスってさ。自分達もそうだったけど単なるアイコンなんだよね、ある意味。レコード聴いたりビデオ見たりしても何となくピンと来ないのもあったしさ。それでもロカビリーってかっこ良いな、なんてのはあったけど、今時はどう映るもかね。ジェームズ・バートンのギターとか聴いてかっこ良い〜弾いてみよう!なんて思うんだろうか?もしくはエルビスみたいに踊って歌ってみようか、なんて振りするのかな?
「Elvis Live」という2006年にこんなかっこ良いジャケットで寄せ集めのライブが結構良い音で出ていて、ベストライブ的なモノかな、ってことで面白そうだったんで登場です。まずさ、やっぱジャケットからしてエルビス!ってか帝王でしょ。恥ずかしいとか色々あるんかもしれないけど、かっこ良いもんね、見てて。中身がどうとか言う前にこういうカッコ良さがロックだね。そんで何気にCD流してみれば、ちょっと驚くばかりのカッコ良さにビビるんじゃないか?おいおい、こんなかっこ良いのか?って。「CC Rider」から「Johnny B Goode」…この「Johnny B Goode」なんて過去最高に速い演奏と歌なんじゃない?ってくらいにテンションの高い演奏で、エルビスの早口と歌声の良さとギターのフレーズの正確さとカッコ良さ…コレ、普通弾けないだろ。紐解いてみればこの寄せ集めライブ集って69年頃から70年辺りのライブらしいので、決して全盛期でもないし、どっちかって言えばもう過去の人になってた頃でさ、それでいてこんなに白熱なワケ?しかもカントリースタイルも健全でやっぱ実力の程が違う。地力があってこそのスーパースターで歌は上手いしバックも完璧だし、そこにカリスマ性とスター性、見事だ。
「Elvis Live」は寄せ集めらしいが、ライブセットそのものと言っても通じるような楽曲後世になってて序盤はハードに攻め立てて、カントリー風味なども入り、幾つかのカバーも入ってショウを盛り上げて終盤に突入という、実際にはこんなライブを通してやったことはないだろうけど、聴いてて何か盛り上がってくる感じで嬉しい。ロックってこういうもんだろ。いつも聴いてたら飽きるけど、久々にこういうの聴いたらやっぱり自分、ロック大好きだな、と実感。かっこ良くなきゃね。
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