Aerosmith - Done With Mirrors

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Done With Mirrors

 何と言っても再結成バッドボーイロックンロールバンドで一番の大成功を収めているのはエアロスミスだろう。自分がリアルで知った時は丁度再結成第一弾「Done With Mirrors」をリリースした頃だったので、結構聴いた。昔の作品と併せて一気にエアロは聴きまくった。もちろん昔の作品の方がかっこ良くて、そうこうしてたら「Parmanent Vacation」が出て、一気にスターダムに昇ってってしまったんだよな。懐かしい…。

 で、どれにしようかと思ったけど、まずエアロファンでも取り上げないであろう「Done With Mirrors」がいいな。久々に、ホント十何年ぶりくらいに聴いたけど、いやぁ、何がしたいアルバムなのか凄く中途半端で良いかもしれんなぁ、と。今となってはこんな宙ぶらりんなアルバムを世に出すことなんて出来ないだろうし、もしかしたらこのまま出してても売れてしまって「傑作」とか云われたりするのかもしれないので、一般的な評価なんぞ全くアテにならんのだ(笑)。うん、このアルバムさ、1985年にリリースされているけど、その前にエアロは崩壊していて、ジョー・ペリーが自分のプロジェクトでアルバム何枚かリリースしててさ、そのファーストアルバムのタイトルが「Let The Music Do The Talking」だ。そう、まんまこの「Done With Mirrors」の一曲目に入っている曲そのもの。ジョー・ペリーバージョンとの聴き比べも面白いけど、やっぱりスティーヴン・タイラーの歌が入ってるからエアロバージョンの方が圧倒的にかっこ良いのも事実だ。ジョーバージョンもなかなか捨てがたいっつうか苦労してるっつうか…。正直云ってこのアルバムでバリバリのロックチューンはこの曲だけって感じなので、この一曲で「お~、エアロ復活!」って喜んだ人も多かったと思う。まだ、自分たちで作曲してるからどこか抜けた感じの曲も多いし。曲中に「Draw The Line」のリフを織り込むのもあって、結構余裕あったのかな。それこそがエアロらしいが…。そうだね、何というのか、このアルバムは全体的にビート感が同じような曲が多くて、そういう意味で飽きる。が、これが結構後期エアロらしくて、今でもこんなリズムでやってる曲はいっぱいあるから、単純に駄作とは云えないし、これで復活が本格的になったって云う意味合いも重要だけど、また往年の曲っぽいのが出て来てる。「Shame On You」のようにもうちょっとハジければ、とか思うのもあるし、でも「Shela」なんてその後のエアロには必ずありがちな曲で、スティーヴン・タイラーの必死に歌ってる叫び声がシリアスで良い。ジョーも結構ギター弾いてるしね。「Gypsy Boots」だってアメリカンロックって感じで結構良い。「She's On Fire」なんてスライドバリバリでなかなか…、この時って原点回帰しようとしていたのか、泥臭いサウンドもかなり出ているから、もしこの後売れなかったらもっと渋いバンドになっていたかもしれん。しかしまぁ、どの曲もドライブ感グルーヴ感ってのが薄くて、ロックらしくないっつうか聴いていて辛い。

 んなことで辛辣に書いてるけど、これがあったから今のエアロがあるワケで、「Parmanent Vacation」からの「Dude」が売れて、更に当時くだらねぇバラードだなぁと思っていた「Angel」が全米大ヒットになってしまって復活。続く「Pump」ではもう超大物王道ロックバンドだったもん。この時の日本公演行きました。目の前をジョーとスティーヴンが走ってって、感激したなぁ。
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フレ
Posted byフレ

Comments 4

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evergreen  

タイラーのカリスマ性は、何年たってもこの業界1位じゃないでしょうか?
歳とって、あれだけかっこいいのは、
そうとう努力していますよね!

このトラックのやつ、そうとういいらしいね!聞いていないのでいつかきくつもりです。
”Done With Mirrors”は、やっぱり飽きちゃって・・・人にあげちゃいました(♪)

2006/07/29 (Sat) 10:00 | EDIT | REPLY |   
Shinyan  
駄作あり傑作あり

バンドも長くやってるとこんな作品も必然的に出てくるものなのかも・・・
まあ、稀に駄作無しなんて怪物バンドもいるんだが・・・

 結局クラシックな作品(御三家時代・・・)の方が今でも聴くのは
自分的には、その頃の方が好きなんだろうな・・・
しかし、良くやるよ尊敬しちゃう
この、オッサン連中・・・

2006/07/29 (Sat) 18:50 | EDIT | REPLY |   
zep  

このアルバムは正直ほんと地味ですよね(笑)

でもこれ考えてみれば最後のAerosmith作品と言えるかもしれないですね。これ以降は外部ライターがどんどん入ってきて・・・まぁそれも好きなんですけど(笑)やっぱりこれって中途半端だなぁ、初期とも後期とも違って言わば過渡期だったんですかね。

2006/07/30 (Sun) 16:35 | EDIT | REPLY |   
フレ  
ども♪

>エヴァ姉さん
タイラーさん、あんまりカリスマ性あるように見えてないんだよね、俺(笑)。ジョーの方が凄かったんだけど、ある時二人で話してる姿見て、ジョーがタイラー君にアタマ上がらなくてさ、それからつまらねぇなぁ~って感じ。夢が壊れるっつうか、いかんね。このアルバムまではみんなでやろうってのあったけど、以降は商売。もちろん悪いことではありません、はい♪

>Shinyan
まぁ、駄作は必要なんだけどね。再結成一発目が駄作っってのは問題だろう、普通(笑)。ま、確かに昔の作品の方がよく聴いちゃうんだけどね。

>zepさん
そう、最後のオリジナル作品なんです。以降はアイドルですから(笑)。ミュージシャンとプレイヤーってのは違うんですよね、ホント。だからこの作品取り上げてみました♪

2006/07/30 (Sun) 22:12 | EDIT | REPLY |   

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