Cream - Farewell Concert
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Cream - Farewell Concert (DVD)
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ギターを弾きまくれる人、弾きまくれるバンド、弾きまくった作品ってのは実はそんなに多くないと思う。インストモノじゃなくてバンド単位でアルバムとしてそれが成立するものって多くないからか、割と限られてる気がする。商業主義が目立ち始めてからは余計にそういうのは少なくなってるし、そりゃ商品なんだからある程度は聞きやすくないと…ってのはわかる。だがしかし昔はそういうの関係なしにリリースされていたんだよなぁ…、それが伝説になったバンドだってあるんだからさ。
…ってことでその筆頭格でもあるクリーム。うちのブログでもクリームって割と取り上げてるんだけど何せアルバムが少ないからもうほとんどのアルバムはレビュー済みなおかげであまり出てくる機会が多くない…しょうがないな(笑)。でも、ちょいとハマりたかったんで「Farewell Concert」の映像を挙げておこうと…、それにしてもこんだけ完全な映像を残しておいてくれてありがたい。どのバンドもこの時代ってのはモノクロの断片映像だったりテレビ出演口パク映像だったりせいぜいビートクラブくらいしか残ってないってのも多い中、解説が邪魔ではあるがコンサートの模様がそのまま記録されているんだからありがたい。解散コンサートとは言え、バンドの形態からして解散コンサートの方が何でもやってやれ、みたいな雰囲気があって白熱しているんだから不思議。音でぶつけあって喧嘩してるんだからそうなるのかと。はじめの「Sunshine of Your Love」のギターソロでは、クラプトンが普通にクールな顔して無茶苦茶ぶち壊して弾いてるし。ジャック・ブルースがフレーズに戻ってもお構い無しに弾きまくり…いち早くその暴挙ぶりに気づいたジンジャー・ベイカーが早速アドリブで合わせているってのも面白い。そういう怒り方するんだなぁ、と。
それにしても今聴いてもこの音圧はホントに3人で出してるのか?ってくらいの迫力だし、フレーズの多彩さ、飽きの来ないぶつかり合いのアドリブフレーズの応酬、それに反した楽曲のポップさが曲のメリハリをしっかりと色付けていて聞きやすくしてるし、何とも不思議な集団の音。クラプトンのギターもこの頃が一番好きだなぁ…、エグいフレーズがあるわけじゃないけど弾きまくりで、若さ満々みたいなトコあるし、それを上回るジャック・ブルースのベースの音の凄さ…EB2独特の音だよ。うちのバンドのベースもコレ使ってるけどホントうるさいんだ。しかし、よくコレで商業ベースに乗ったな。アルバムのポップさとライブは別物ってとこで良かったんだろうが、普通のファンがライブ来たら大変な目にあったことだろう。
映像作品としては曲順も実際のライブとは無茶苦茶に入れ替えられているし、ドキュメンタリータッチですらあるけど、生々しいライブ演奏そのままと全盛期のクリームを疑似体験できる意味でやはり必須、更にクリームの本領発揮な楽曲ばかりが入ってるんでアルバム聴くより自分はこっちの方が全然聴きやすい…聴きやすいってかロック聴いてる気分になれる。疲れるけど。そんな楽しみの出来る熱い熱いライブ。こないだの再結成ライブなんてノスタルジック以外の何物でもなく、これぞクリーム、ってのが良いな。
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ギターを弾きまくれる人、弾きまくれるバンド、弾きまくった作品ってのは実はそんなに多くないと思う。インストモノじゃなくてバンド単位でアルバムとしてそれが成立するものって多くないからか、割と限られてる気がする。商業主義が目立ち始めてからは余計にそういうのは少なくなってるし、そりゃ商品なんだからある程度は聞きやすくないと…ってのはわかる。だがしかし昔はそういうの関係なしにリリースされていたんだよなぁ…、それが伝説になったバンドだってあるんだからさ。
…ってことでその筆頭格でもあるクリーム。うちのブログでもクリームって割と取り上げてるんだけど何せアルバムが少ないからもうほとんどのアルバムはレビュー済みなおかげであまり出てくる機会が多くない…しょうがないな(笑)。でも、ちょいとハマりたかったんで「Farewell Concert」の映像を挙げておこうと…、それにしてもこんだけ完全な映像を残しておいてくれてありがたい。どのバンドもこの時代ってのはモノクロの断片映像だったりテレビ出演口パク映像だったりせいぜいビートクラブくらいしか残ってないってのも多い中、解説が邪魔ではあるがコンサートの模様がそのまま記録されているんだからありがたい。解散コンサートとは言え、バンドの形態からして解散コンサートの方が何でもやってやれ、みたいな雰囲気があって白熱しているんだから不思議。音でぶつけあって喧嘩してるんだからそうなるのかと。はじめの「Sunshine of Your Love」のギターソロでは、クラプトンが普通にクールな顔して無茶苦茶ぶち壊して弾いてるし。ジャック・ブルースがフレーズに戻ってもお構い無しに弾きまくり…いち早くその暴挙ぶりに気づいたジンジャー・ベイカーが早速アドリブで合わせているってのも面白い。そういう怒り方するんだなぁ、と。
それにしても今聴いてもこの音圧はホントに3人で出してるのか?ってくらいの迫力だし、フレーズの多彩さ、飽きの来ないぶつかり合いのアドリブフレーズの応酬、それに反した楽曲のポップさが曲のメリハリをしっかりと色付けていて聞きやすくしてるし、何とも不思議な集団の音。クラプトンのギターもこの頃が一番好きだなぁ…、エグいフレーズがあるわけじゃないけど弾きまくりで、若さ満々みたいなトコあるし、それを上回るジャック・ブルースのベースの音の凄さ…EB2独特の音だよ。うちのバンドのベースもコレ使ってるけどホントうるさいんだ。しかし、よくコレで商業ベースに乗ったな。アルバムのポップさとライブは別物ってとこで良かったんだろうが、普通のファンがライブ来たら大変な目にあったことだろう。
映像作品としては曲順も実際のライブとは無茶苦茶に入れ替えられているし、ドキュメンタリータッチですらあるけど、生々しいライブ演奏そのままと全盛期のクリームを疑似体験できる意味でやはり必須、更にクリームの本領発揮な楽曲ばかりが入ってるんでアルバム聴くより自分はこっちの方が全然聴きやすい…聴きやすいってかロック聴いてる気分になれる。疲れるけど。そんな楽しみの出来る熱い熱いライブ。こないだの再結成ライブなんてノスタルジック以外の何物でもなく、これぞクリーム、ってのが良いな。
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