King Crimson - Lark's Tongues In Aspic: 40th Anniversary Series
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King Crimson - Lark's Tongues In Aspic: 40th Anniversary Series [CD+DVD-A (NTSC)+BD] (2012)
![Lark's Tongues In Aspic: 40th Anniversary Series [CD+DVD-A (NTSC)+BD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51gHkYOhz2L.jpg)
アマゾン見てたらキング・クリムゾンの「Road to Red Box」なんてのが出る、ってのがあって何じゃこりゃ?と見てるととんでもないブツなワケ。タイトル通り「Red」に至るまでの過程=即ちライブの模様を何枚も入れて、更にセッション入れて別ミックスやリマスター云々などハイレゾも合わせてコレ以上はないだろってくらいにセットにして高値売りってヤツだ。キング・クリムゾンのリスナーは既に大人が多いのでこれでも別に高いとは思わないだろうけど、それまでにチマチマと散財して集めてきたことを考えると腹の立つリリースでもあるだろうと。オフィシャルでもアレコレ小出しにされてその隙間は全部ブートで押さえてて、リマスター、リミックス、ハイレゾあたりならオフィシャルでしか出来ないからともかくとしても、それも何回となく手を替え品を替え騙し取られてるワケで、それを楽しめる自虐的なリスナーも多いので成り立っているのだが、ある意味商業ベースに対するプログレッシブな姿勢でもあるので、姿勢は変わっていないとも評価できるのだろうか…。自分はもうその辺最初の頃でついていけなくて辞めちゃったから普通のリリースとライブ以外、要は持ってない音を買う以外はしていないので同じアルバムが何枚も…なんてのは手を出してませんが。
そんな情報を横目に見てると既に「Lark's Tongues In Aspic: 40th Anniversary Series [CD+DVD-A (NTSC)+BD]」ってのが出ていて、これも同様の形態によるリリースだったことからすると「Lark's Tongues In Aspic: 40th Anniversary Series [CD+DVD-A (NTSC)+BD]」がそこそこ売れて評判良かったから思い切って「Road to Red Box」のリリースを画策したってことかもしれない。「Lark's Tongues In Aspic: 40th Anniversary Series [CD+DVD-A (NTSC)+BD]」では1972年秋の新メンバーによるツアー7公演をパッケージしてアルバムセッションも取り入れてセットにしている作品らしい。ジェイミー・ミューア在籍時のキング・クリムゾンの演奏をこれほど聴けることもないだろうから貴重なライブ盤ばかりということになるし、映像も残されているであろうものは概ね収録されていることからするとこの時期のキング・クリムゾンとしてのマテリアルはほぼ放出仕切ったんだろうと。自分は聴いてないからわかんないが、ここに入れられてるライブ盤ってオーディエンス録音のブート盤と同じなんだろうと思うんだよねぇ…、卓録テープとかならまだオフィシャルの凄さとかあるけど客席録音テープだとしたらそれを自分のものであるかのようにリリースするってどうなんだろ?って気はするが。分からん、そこまで興味ない。自分は昔キング・クリムゾンのそのヘンのは大抵聴いてたからなぁ…ズームクラブやブレーメン、ギルドホール、オクスフォード、グラスゴーなんて古くからあったもん。音悪かったけど(笑)。
その他はセッションの模様かね、興味深いのは。これもうスタジオでのテープリールを所有している人しか聴けないからそれが裸にされて出されるってのは面白そう。この狂気のアルバムがどんな風に出来上がっていったのかとかね…。ただライブで結構こなれていたからその焼き直し感は強いのかな。それでも興味深いんで気にはなるけど…上記の理由であまりこの限定盤を聴く気にはならない。もっと手軽だったらセッション集だけ聴きたいけどそれこそそんなリリースしないだろうし。YouTubeか何かでで一度聴いたら満足しちゃう音源でもあるからさほどの所有欲は起こらないし、そうやって自分の物欲を抑制していかないと大変なことになるので言い訳しているだけのレビューですね、今日のは。しかしスティーブ・ウィルソンによる別ミックスって…、自虐的なことするねぇ。
昔に比べたら無茶苦茶綺麗になった映像だなぁ…
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アマゾン見てたらキング・クリムゾンの「Road to Red Box」なんてのが出る、ってのがあって何じゃこりゃ?と見てるととんでもないブツなワケ。タイトル通り「Red」に至るまでの過程=即ちライブの模様を何枚も入れて、更にセッション入れて別ミックスやリマスター云々などハイレゾも合わせてコレ以上はないだろってくらいにセットにして高値売りってヤツだ。キング・クリムゾンのリスナーは既に大人が多いのでこれでも別に高いとは思わないだろうけど、それまでにチマチマと散財して集めてきたことを考えると腹の立つリリースでもあるだろうと。オフィシャルでもアレコレ小出しにされてその隙間は全部ブートで押さえてて、リマスター、リミックス、ハイレゾあたりならオフィシャルでしか出来ないからともかくとしても、それも何回となく手を替え品を替え騙し取られてるワケで、それを楽しめる自虐的なリスナーも多いので成り立っているのだが、ある意味商業ベースに対するプログレッシブな姿勢でもあるので、姿勢は変わっていないとも評価できるのだろうか…。自分はもうその辺最初の頃でついていけなくて辞めちゃったから普通のリリースとライブ以外、要は持ってない音を買う以外はしていないので同じアルバムが何枚も…なんてのは手を出してませんが。
そんな情報を横目に見てると既に「Lark's Tongues In Aspic: 40th Anniversary Series [CD+DVD-A (NTSC)+BD]」ってのが出ていて、これも同様の形態によるリリースだったことからすると「Lark's Tongues In Aspic: 40th Anniversary Series [CD+DVD-A (NTSC)+BD]」がそこそこ売れて評判良かったから思い切って「Road to Red Box」のリリースを画策したってことかもしれない。「Lark's Tongues In Aspic: 40th Anniversary Series [CD+DVD-A (NTSC)+BD]」では1972年秋の新メンバーによるツアー7公演をパッケージしてアルバムセッションも取り入れてセットにしている作品らしい。ジェイミー・ミューア在籍時のキング・クリムゾンの演奏をこれほど聴けることもないだろうから貴重なライブ盤ばかりということになるし、映像も残されているであろうものは概ね収録されていることからするとこの時期のキング・クリムゾンとしてのマテリアルはほぼ放出仕切ったんだろうと。自分は聴いてないからわかんないが、ここに入れられてるライブ盤ってオーディエンス録音のブート盤と同じなんだろうと思うんだよねぇ…、卓録テープとかならまだオフィシャルの凄さとかあるけど客席録音テープだとしたらそれを自分のものであるかのようにリリースするってどうなんだろ?って気はするが。分からん、そこまで興味ない。自分は昔キング・クリムゾンのそのヘンのは大抵聴いてたからなぁ…ズームクラブやブレーメン、ギルドホール、オクスフォード、グラスゴーなんて古くからあったもん。音悪かったけど(笑)。
その他はセッションの模様かね、興味深いのは。これもうスタジオでのテープリールを所有している人しか聴けないからそれが裸にされて出されるってのは面白そう。この狂気のアルバムがどんな風に出来上がっていったのかとかね…。ただライブで結構こなれていたからその焼き直し感は強いのかな。それでも興味深いんで気にはなるけど…上記の理由であまりこの限定盤を聴く気にはならない。もっと手軽だったらセッション集だけ聴きたいけどそれこそそんなリリースしないだろうし。YouTubeか何かでで一度聴いたら満足しちゃう音源でもあるからさほどの所有欲は起こらないし、そうやって自分の物欲を抑制していかないと大変なことになるので言い訳しているだけのレビューですね、今日のは。しかしスティーブ・ウィルソンによる別ミックスって…、自虐的なことするねぇ。
Road to Red Box
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King Crimson
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昔に比べたら無茶苦茶綺麗になった映像だなぁ…
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