Deep Purple - Fireball
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Deep Purple - Fireball (1971)

ちと王道のハードロックに火が点いた気分。ま、別に王道である必要もないんだが、やっぱりサウンドにしてもアレンジにしてもレコーディングにしてもパワーにしても王道ってのはある程度のラインを超えているからこそ王道なワケで、王道がなけりゃB級もないんだからやっぱり王道ですよ。下手すりゃB級バンドよりも実験色強いのも平気で出来ちゃう部分あるんだから。ってことで何が〜なんて思ってたんだが、あまり自分的には通っていない王道って幾つもあってさ、アメリカもんなんかはほとんどなんだが、英国ハードロックであっても実はDeep Purpleってのはあんまり通ってきていない。ず〜っとウチのブログを見ている人には分かるんだろうけど、自分はどうもストラトを歪ませたハードロックってのが割と苦手っぽい=リッチーってことになってしまって。今ではそんなに苦手感ないんだが、聴くとやっぱりちょっと物足りなく感じるんで得意ではない。そのせいか昔からあまりディープ・パープルってのは通ってない邪道モンです。
1971年に発表したハードロック全盛時代の2枚目となる「Fireball」。英国ハードロックアルバムとして普通に聴く分にはかなり面白いじゃないかってのが自分の感想。ディープ・パープルに思い入れもないのでサラリと聴けて他のアルバムとの比較云々を感じることもないので、そう思うんだろう。ディープ・パープルってさ、やっぱり鍵盤とドラムが面白くて、ギターも音は云々とあるけど音楽的に実験精神旺盛だからそれに合わせたギターも出てくるんでそういう意味では革新的で楽しめるもん。ブルースなんて苦手だろうけど、ブルースチックな楽曲って多いじゃない?そこがまた不思議なんだが、ギタリストがブルースをあまり弾かないのに曲がブルージーってどういう事だ?って。シャッフルも多いし、何か面白い。一辺倒なロックだけじゃない、ってところが一番楽しめてディープ・パープルらしい個性じゃないかと。イアン・ギランの歌については特に何も思うところが無いので…、偏ってるかな〜くらいしか思わないけど、この頃のボーカルとしてはこういうもんなんじゃないかと。どっかのB級バンドにいてもおかしくないとは思うが。
さて、アルバム「Fireball」だけど、やっぱりハードロック色強いし勢いある感じだから聴きやすい。ダルい曲もあるけど、疾走感ある曲だとイアン・ペイスのドラムがスゲェかっこ良いからさ、そこにリッチーの疾走感溢れるフレーズが来るとさすがっ!て思うもん。それはもうA面B面とも最初の曲なんだが…、ただ続かない…っつうか佳作駄作入り混じってるってのがメンバーが好まない、またはリスナーもあまり取り上げないアルバムになってる所以か。「マシン・ヘッド」だってアルバム全部が名曲とも思わないけど、まぁ、何と言うのか確かに「Fireball」まではどこか実験的なダラダラな部分も含めて泥臭い曲やサウンドってのが多かったけど「マシン・ヘッド」以降はもうバンドらしいかっちりとした音になってるから一つの区切りではあったのかもしれない。なんて知らない事を感じながらやはり人気あったんだろうな、これ、って思って聴いてる邪道なロックファンでした。

ちと王道のハードロックに火が点いた気分。ま、別に王道である必要もないんだが、やっぱりサウンドにしてもアレンジにしてもレコーディングにしてもパワーにしても王道ってのはある程度のラインを超えているからこそ王道なワケで、王道がなけりゃB級もないんだからやっぱり王道ですよ。下手すりゃB級バンドよりも実験色強いのも平気で出来ちゃう部分あるんだから。ってことで何が〜なんて思ってたんだが、あまり自分的には通っていない王道って幾つもあってさ、アメリカもんなんかはほとんどなんだが、英国ハードロックであっても実はDeep Purpleってのはあんまり通ってきていない。ず〜っとウチのブログを見ている人には分かるんだろうけど、自分はどうもストラトを歪ませたハードロックってのが割と苦手っぽい=リッチーってことになってしまって。今ではそんなに苦手感ないんだが、聴くとやっぱりちょっと物足りなく感じるんで得意ではない。そのせいか昔からあまりディープ・パープルってのは通ってない邪道モンです。
1971年に発表したハードロック全盛時代の2枚目となる「Fireball」。英国ハードロックアルバムとして普通に聴く分にはかなり面白いじゃないかってのが自分の感想。ディープ・パープルに思い入れもないのでサラリと聴けて他のアルバムとの比較云々を感じることもないので、そう思うんだろう。ディープ・パープルってさ、やっぱり鍵盤とドラムが面白くて、ギターも音は云々とあるけど音楽的に実験精神旺盛だからそれに合わせたギターも出てくるんでそういう意味では革新的で楽しめるもん。ブルースなんて苦手だろうけど、ブルースチックな楽曲って多いじゃない?そこがまた不思議なんだが、ギタリストがブルースをあまり弾かないのに曲がブルージーってどういう事だ?って。シャッフルも多いし、何か面白い。一辺倒なロックだけじゃない、ってところが一番楽しめてディープ・パープルらしい個性じゃないかと。イアン・ギランの歌については特に何も思うところが無いので…、偏ってるかな〜くらいしか思わないけど、この頃のボーカルとしてはこういうもんなんじゃないかと。どっかのB級バンドにいてもおかしくないとは思うが。
さて、アルバム「Fireball」だけど、やっぱりハードロック色強いし勢いある感じだから聴きやすい。ダルい曲もあるけど、疾走感ある曲だとイアン・ペイスのドラムがスゲェかっこ良いからさ、そこにリッチーの疾走感溢れるフレーズが来るとさすがっ!て思うもん。それはもうA面B面とも最初の曲なんだが…、ただ続かない…っつうか佳作駄作入り混じってるってのがメンバーが好まない、またはリスナーもあまり取り上げないアルバムになってる所以か。「マシン・ヘッド」だってアルバム全部が名曲とも思わないけど、まぁ、何と言うのか確かに「Fireball」まではどこか実験的なダラダラな部分も含めて泥臭い曲やサウンドってのが多かったけど「マシン・ヘッド」以降はもうバンドらしいかっちりとした音になってるから一つの区切りではあったのかもしれない。なんて知らない事を感じながらやはり人気あったんだろうな、これ、って思って聴いてる邪道なロックファンでした。
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