No Doubt - Return of Saturn

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No Doubt - Return of Saturn (2000)
Return of Saturn

 一瞬レゲエやらダブやらスカやら、ってのも涼し気で良いなと思ったがそれを文章にするほど違いや個性やバンドなどを知らないので書きようもないな~という点に気付いて、やはりながら聴きするレベルのものとちゃんと聴く音楽とは違うよな、と。別にココに書くものってのはどっちにするとか無いけど、そもそも書く情報量を持ち得ていないものはあまり書きようもない、ってだけ。さすがに数多く書いてるから文章を書く事自体は慣れてるし何となく書けるんだけどさ、無味乾燥になっちゃうし、そもそも刺激や案内にならないとな~ってのもある。まぁ、今はそこまで高尚な心意気もないけど昔はそういうのちょっとあった(笑)。

 ってことで、やっぱりロックですよ。んで、レゲエからのロックっていくつもあるけど、スカからのロック…、ツートーンからの進化を感じたな、ってのがアナハイムから出て来た…ってももう25年くらい前の話なんですが(笑)。今やセレブの名を欲しいままにするまでに成功を掴んだグウェン・ステファニーが在籍するNo Doubtです。まぁ、最初の頃のライブとか見てると汚ねぇバンドでさ、とてもセレブ?みたいな感じするくらいイモ臭いガキのライブでホントかよ、って思うんだがやはりカネは人間を変化させます。根本は変わらないんだろうけど、それが大人になるってもんですな。

 2000年?にリリースされたアルバム「Return of Saturn」なんてのを…。セールス的にはイマイチだったらしく前作「Tragic Kingdom」の爆発的ヒットからすると小規模とも言われ、またバンド内でのイザコザもあったためかグウェン・ステファニー自身もよくアルバムが完成した、と思うくらいにボロボロな時期のレコーディングだったらしい。ま、バンドが、ってよりもバンド内恋愛の終焉により、ってことが大きかったらしいが。そのわりにはポップでキャッチーでスカで実験的で元気の良い勢いのあるナンバーが揃っているので好盤に仕上がっていると思うんだが、どうなんだろ?聞いている分にはホント、かっこ良いしさ、何も考えずに聴いていられる疾走感もあるしスカ感もあるから重さはまるでないし、良いんだけどねぇ。自分は好きで、よく聴いてたし今でも車の中に入れっぱなしだから結構聴く。アメリカものってのは何も考えずに流せるからってのもあるが(笑)。

 このヘンからかな~、グウェン・ステファニーがパフォーマーとして成長したのは。派手なメイクや衣装やドラマ仕立て、歌だけじゃなくてメディアに出て行くようになったし、紅一点を売りにバンドも走ってったし、その割にはバンドの音は結構本格的に新しい方向性を模索していって、とフロントと音楽の役割がきっちりとしてきた感じだった。そんな事気にしなくて良いんだが(笑)。それにしてもコイツら、遅咲き。80年代からバンドやっててメジャーで注目され始めたのが1996年とかそれくらい。よくもまぁ地道にやれてたもんだと言うか、成功して良かったな~という努力が見えるし、今はまた再活動しているんで応援したいし良い感じ。








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フレ
Posted byフレ

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