Pierre Moerlen's Gong - Downwind
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Pierre Moerlen's Gong - Downwind (1979)

フュージョンと言う音楽のジャンルに初めて接したのはもう随分前の話なのだが、当初はなんか…爽やかなインストもので、きっとBGM用に作られたものなのだろうな…とそれが音楽の一つのジャンルを形成するものだとは思わずにデパートのBGMやF1のBGMとしてのテーマソングだろうとしか思っていなかった。まさかそういうのをバンド単位で演奏する人たちがいるなんて思いもしなかったもんな。可愛い話だ。ガキの頃のクラスメートではチョッパーベースを弾く奴がいて、それが何なのか全然わかんなかったけど、バチンバチン言わせてた。まぁ、そういうのが全盛期だった頃だ。
1979年にレーベルをアリスタに変えてリリースされたゴングの…、ピエール・ムーランズ・ゴングの「Downwind」というアルバムだ。ザッパを聴いていて湿り気のない音でジャズ系で…ってのから何となく連想したので引っ張り出してみた。ゴングって言えばデヴィッド・アレンの…ってのが常ではあったけど、ピエール・ムーランのパーカッションバンドになった辺りのゴングも割と好きなのだな。ちょいと音だけ聴くとフュージョンみたいに聞こえるし、その一つとしての音で語られることも多いし、当然形容詞の一つとして必ず出てくるのだが、フュージョン苦手な自分がピエール・ムーランのゴングは全然平気どころか割と好みだ、っていうのは何だろう。フュージョンじゃ収まらない何かがあるんだろうと思うが、それは多分ロック的要素だと思いたい。やっぱね、違うんだよ、そういうトコロって。音に出てくるもん。
さて、「Downwind」だが、ピエール・ムーランが初めて自分の名を冠したゴングの作品で、これまでの「Expresso 2」や「Gazeuse」、「Shamal」などの延長線にある音世界だけど、パーカッション的に凄いしベース的にもギター的にも色々的にも、またゲスト陣営の豪華さとしても面白い。マイク・オールドフィールドにミック・テイラー、スティーブ・ウィンウッドなどがその実力を存分に発揮してて作品に色を添えている…どころかゲストじゃないよな、これ。セッションでしっかりと作品に貢献してるもん。それでも鮮やかなのはピエール・ムーランのパーカッションの方だったりするのは見事。こういう音って聴くことないな…、面白いです。絶対尖ってるもん、これ。

フュージョンと言う音楽のジャンルに初めて接したのはもう随分前の話なのだが、当初はなんか…爽やかなインストもので、きっとBGM用に作られたものなのだろうな…とそれが音楽の一つのジャンルを形成するものだとは思わずにデパートのBGMやF1のBGMとしてのテーマソングだろうとしか思っていなかった。まさかそういうのをバンド単位で演奏する人たちがいるなんて思いもしなかったもんな。可愛い話だ。ガキの頃のクラスメートではチョッパーベースを弾く奴がいて、それが何なのか全然わかんなかったけど、バチンバチン言わせてた。まぁ、そういうのが全盛期だった頃だ。
1979年にレーベルをアリスタに変えてリリースされたゴングの…、ピエール・ムーランズ・ゴングの「Downwind」というアルバムだ。ザッパを聴いていて湿り気のない音でジャズ系で…ってのから何となく連想したので引っ張り出してみた。ゴングって言えばデヴィッド・アレンの…ってのが常ではあったけど、ピエール・ムーランのパーカッションバンドになった辺りのゴングも割と好きなのだな。ちょいと音だけ聴くとフュージョンみたいに聞こえるし、その一つとしての音で語られることも多いし、当然形容詞の一つとして必ず出てくるのだが、フュージョン苦手な自分がピエール・ムーランのゴングは全然平気どころか割と好みだ、っていうのは何だろう。フュージョンじゃ収まらない何かがあるんだろうと思うが、それは多分ロック的要素だと思いたい。やっぱね、違うんだよ、そういうトコロって。音に出てくるもん。
さて、「Downwind」だが、ピエール・ムーランが初めて自分の名を冠したゴングの作品で、これまでの「Expresso 2」や「Gazeuse」、「Shamal」などの延長線にある音世界だけど、パーカッション的に凄いしベース的にもギター的にも色々的にも、またゲスト陣営の豪華さとしても面白い。マイク・オールドフィールドにミック・テイラー、スティーブ・ウィンウッドなどがその実力を存分に発揮してて作品に色を添えている…どころかゲストじゃないよな、これ。セッションでしっかりと作品に貢献してるもん。それでも鮮やかなのはピエール・ムーランのパーカッションの方だったりするのは見事。こういう音って聴くことないな…、面白いです。絶対尖ってるもん、これ。
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