Paatos - V

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Paatos - V (2012)
V

 自分はiPhone好き…ってかApple好きなのでMacからiPod、iPhoneって自然な流れのまま飛びついている人種。それでもiPadは未だにどうしたものか、というのもあって手を出していない。そもそもiPhoneだって普通のケータイ好きな人レベルからしたって使う代物ではないとさえ思う。Androidでもそうだ。何故か時代がスマフォと言ってるからそっちに流れてるけど、スマフォって難しいから、買うのは出来るけど使うトコなんて限られててアプリでアレコレとかMacやPC的に、またPDAとして使いこなしながらなんて人はかなり少ないと思う。やっぱ難しいんじゃないかな~。ニッチもんだよね、この手のってさ。ま、一部だけでも使えればそれで良いのかもしれない。AppleID取らないとアプリすら落とせないとか、そもそもAppleIDって?みたいなのから始まるし。1年もアレコレしてたらゴミはいっぱい溜まるだろうし、他人のiPhoneなんてのは見ることないから知らないけど、Androidだともっと大変だろうってことは想像がつく。やっぱガラケー最強。

 脈絡なく…2012年にリリースされたスウェーデンのネオプログレバンドとして知られている、んじゃないかと思うPaatosの新作「V」…新作っても新曲+アレンジ違いの再録でアルバム的な体裁を整えているが、実質ミニアルバムみたいなもんだろうな。そんなこと知らずにDLして聴いてたからさ(笑)。先日Riversideを取り上げた際に大変響いてしまった方がいらっしゃって、そうか~、そうだよな…と冷静に思いつつ、自分もこのヘンのネオプログレって結構響いたな…とそっち側もちょこちょこと聴いていかないとな、と思った次第。まとめて聴いたんだけど残るバンドは数多くはない。PaatosとKarnatakaとRiverside…そんくらいかも。いや、きちんと聴けてないだけだが…。

 さて、この「V」というアルバム、耽美系陰鬱系を奏でているPaatosにしてはちょいと明るい…明るい、っても豆電球が点いてるか?くらいなんだが、いや、もっと言えばカーディガンズを感じさせるくらいなものかも。それまでの作品はとにかく暗くて、なんでこんなに暗い?みたいなところが面白かったんだが、今回は聞いていって曲を追うごとに明るくなっていく。3曲目4曲目なんてホントにPaatosなのか?っつうくらい明るい。もっと悲痛で良かったんだけどな…、多分悲痛をやるのも疲れてきたんだろう。作品の出来はもちろん素晴らしいし、この進化も好意的に受け止められるが聴く意味をちょっと考えちゃうな、という進化ではある。あ、自分にとってはね。ココのトコロ英国プログレ初期のバンドを聴いてて、こういうネオプログレを聴くと如何に英国とその他の捉え方が違うか、ってのを感じる。もちろん時代も違うんだけど、色々とね。結局70年代ロックはそういう独特の部分で伝説化しているんだなってのもマジマジと感じちゃったし。

 あ、それはともかくPaatosの「V」は…、気になる音世界。アレコレ書いたけど、ちょっと気になる音なので、何度か聴かないと…って感じ。多分この女の子の歌声が気になるんだと思う。再録は結構アレンジ異なってるので別の曲的に聴けるのと、やっぱりこれだけの陰鬱さが良いな、ってのを実感する。








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フレ
Posted byフレ

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