Genesis - And Then There Were Three
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Genesis - And Then There Were Three (1978)

プログレからの脱却や時代にそぐわなかった音からの進化、そう考えた時に向かうのが変態ポップスっていうのは超絶ミュージシャンなら楽しめる世界だったのかもしれないな~、皆が皆そっちに向かっていったもんな。もちろんカネ稼げるかな、ってのもあっただろうし、そこには家族が云々とか生々しい話が実情なんだろうけど、夢を売るミュージシャンはそんなこと言えないので、音楽的な進化を追求した結果変態ポップス=超ハイレベルなポップスの世界へと進んで名を上げるという手だ。昔はそんな売名行為したヤツなんて全然聴かなかったし、興味も持たなかった。そりゃ上手いし才能あるんだからやればできるだろうけど、自分としては人が好きなんじゃなくてロックが好きなだけだったから人を追ってその音楽を聞くことはあんまりなかったしね。今でも変わらないけどさ(笑)。
1978年にリリースされた当初5人編成のバンドだったジェネシスが遂に3人になっちゃったというアルバム「And Then There Were Three 」です。最初に書いておくと自分はジェネシス、ダメです(笑)。一応初期から結構聴いてるんですが、ダメです。ピーガブの歌も世界観もバンドの音も全部ダメです。本作「And Then There Were Three」は更にメインギターのスティーブ・ハケットが抜けてしまった後で、ラザフォードが奏でているが故にギターも出番が少なくてどうにも自分が聴く必要性からどんどんと離れていってしまっている作品なので更に聴く気の起きないアルバムだったんです。時代も1978年…そりゃ無理だろ、って勝手に思ってたしね。ただ、ここのところの流れでちょいとこの中途半端な時期の往年のバンドってのもあって聴いてみよ~って。結局この後ポップ路線に走って成功したバンドではあるしね。
まずね、一曲目の「Down And Out」で耳を疑った。何かドラムがヘン…、よく聞こえないくらいに奥に引っ込んでるけど何叩いてるんだ?ってくらいヘンなこと叩いてる。フィル・コリンズのドラムって軽くて手数が多いんだが、ここでは更にリズム感の天才さ加減を出してるのか、かなりおかしい。それを音楽そのものに邪魔な影響を与えないように奥に引っ込めたミックスで控え目にしてる、だって自分で歌ってるしね。だけど自分では聴いててドラムが何してるのかが気になって気になってそればかり聴いてたって感じ。アルバムの楽曲は、ジェネシスなんだな~って音だけどフィル・コリンズの歌、ってかメロディとかは往年のピーガブ時代そのままでどうにもこれも苦手。鍵盤もシンセ系が出て来て安っぽい音に聞こえちゃってねぇ…、相変わらずジョワ~にピコピコって鳴ってるんだけど…、このアルバムでもヘンなポップス狙ってるのか?みたいな予兆は後で思えばあるか。でも、やっぱり苦手な音だ。

プログレからの脱却や時代にそぐわなかった音からの進化、そう考えた時に向かうのが変態ポップスっていうのは超絶ミュージシャンなら楽しめる世界だったのかもしれないな~、皆が皆そっちに向かっていったもんな。もちろんカネ稼げるかな、ってのもあっただろうし、そこには家族が云々とか生々しい話が実情なんだろうけど、夢を売るミュージシャンはそんなこと言えないので、音楽的な進化を追求した結果変態ポップス=超ハイレベルなポップスの世界へと進んで名を上げるという手だ。昔はそんな売名行為したヤツなんて全然聴かなかったし、興味も持たなかった。そりゃ上手いし才能あるんだからやればできるだろうけど、自分としては人が好きなんじゃなくてロックが好きなだけだったから人を追ってその音楽を聞くことはあんまりなかったしね。今でも変わらないけどさ(笑)。
1978年にリリースされた当初5人編成のバンドだったジェネシスが遂に3人になっちゃったというアルバム「And Then There Were Three 」です。最初に書いておくと自分はジェネシス、ダメです(笑)。一応初期から結構聴いてるんですが、ダメです。ピーガブの歌も世界観もバンドの音も全部ダメです。本作「And Then There Were Three」は更にメインギターのスティーブ・ハケットが抜けてしまった後で、ラザフォードが奏でているが故にギターも出番が少なくてどうにも自分が聴く必要性からどんどんと離れていってしまっている作品なので更に聴く気の起きないアルバムだったんです。時代も1978年…そりゃ無理だろ、って勝手に思ってたしね。ただ、ここのところの流れでちょいとこの中途半端な時期の往年のバンドってのもあって聴いてみよ~って。結局この後ポップ路線に走って成功したバンドではあるしね。
まずね、一曲目の「Down And Out」で耳を疑った。何かドラムがヘン…、よく聞こえないくらいに奥に引っ込んでるけど何叩いてるんだ?ってくらいヘンなこと叩いてる。フィル・コリンズのドラムって軽くて手数が多いんだが、ここでは更にリズム感の天才さ加減を出してるのか、かなりおかしい。それを音楽そのものに邪魔な影響を与えないように奥に引っ込めたミックスで控え目にしてる、だって自分で歌ってるしね。だけど自分では聴いててドラムが何してるのかが気になって気になってそればかり聴いてたって感じ。アルバムの楽曲は、ジェネシスなんだな~って音だけどフィル・コリンズの歌、ってかメロディとかは往年のピーガブ時代そのままでどうにもこれも苦手。鍵盤もシンセ系が出て来て安っぽい音に聞こえちゃってねぇ…、相変わらずジョワ~にピコピコって鳴ってるんだけど…、このアルバムでもヘンなポップス狙ってるのか?みたいな予兆は後で思えばあるか。でも、やっぱり苦手な音だ。
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