Karen Souza - Hotel Souza

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Karen Souza - Hotel Souza (2013)
Hotel Souza

 しかし美女狩りが上手い音楽好きってのはいるもんなんだな…と。アマゾンで似た系統のを見ていると確かにジャケットの色気で売っているとしか思えない程の素敵な女性のジャケットが並ぶんで、ある程度の幅でそういうジャンルがあるんだろうと。概ね大別すればジャズボーカルという類に入ってくるのだろうが、正直、自分にはそれらを何かしらの識別でより好み出来るほどの器がない。だから流れていたらどんなものでもこの類は好きになるだろうと思うし、タイミングが良ければCDを買って帰ったりするだろう。どこでも聴けるだろうけど、どれを替刃良いかよくわからないから、流れているものを買うのはごく自然な行為。知ってたらジャケット見て買うけどさ…、ま、こういうのは平積みされてたりジャケットが前面に出ていれば買うかもな。アナログだったら間違いないけどCDサイズだと、雰囲気にもよるかな。

 こういうの、ってのはKaren Souzaというアルゼンチン出身の女性によるアルバム「Hotel Souza」のことです。このカメラアングルと色の使い方とゴージャスさに合わせた美女のポーズ、見事な写真です。音楽以前に写真としてロゴやタイトルなども含めてオトナでしょ(笑)。こんな素敵な美女と一緒にあのドアを通り抜けていくなんて自信は毛頭ないですけどね(笑)。そんな妄想を抱かせるに相応しいジャケットで、これも風呂井戸さんトコロで見て、うわ〜、美女狩りしてる〜って思ったんですが、つい手が出てしまいました。聴いてみた音の感想は…と言うか、普通にジャズボーカルもので、ゆったりとセクシーにささやくような歌声で歌われる曲が綺麗だな〜という感じ。夜のホテルの暗がりで真っ赤なルージュを引いて歌っているに違いないという感じ。決して明るくしてはいけない…みたいな。明るくすると目の下のクマが目立ったりドラッグ漬けの表情だったりするから、みたいな(笑)。そんなこたないんでしょうけどね。

 ただ、ちょっと起伏に欠けるかな〜、誰かとジョイントしたりして歌を磨けば面白いんじゃない?とか思うけど、そんなもんか。やっぱね、この人じゃなきゃ、ってほどではないのはあるか。マリリン・モンローとどっち聴く?って言われたらマリリン・モンロー選ぶもんな。歌手じゃないけど。ただ、こういうジャケットで目を引く、歌聞いて悪くないじゃないか?ってところできっかけを作るってのは重要だろうな。しっかりと騙されてあげます。




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フレ
Posted byフレ

Comments 2

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風呂井戸  
決して明るくしてはいけない・・・・

 いやはや、フレさん、こちらにも・・・・・ですか。^^)
 ジャケを超えられないアルバムってとこでしょうか?(笑)。
 ムード作りは解りますが、”まだまだジャズ・ヴォーカルと言っても奥深いのですよ、頑張って下さい”と応援したくなるアルバムですね。見方によっては未完成なヴォーカルに可愛らしさがあるってとこでしょうか?。
 いっや~~、フレさんのお話しの・・・・・
  ”決して明るくしてはいけない…みたいな。明るくすると目の下のクマが目立ったりドラッグ漬けの表情だったりするから、みたいな(笑)。そんなこたないんでしょうけどね。”
・・・・・・という下りを読んだら思わず吹き出してしまいました。そんな見方が出来るセンスが私にも欲しいです。まさにそれが全てですね。

2013/06/16 (Sun) 21:40 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>風呂井戸さん

>ジャケを超えられないアルバムってとこでしょうか?(笑)。
うまい!、そうそう、そうなんです(笑)。

いや〜、退廃的でいてほしいんですよね、このジャケットなら。
願望、とも言うんですが(笑)。

2013/06/17 (Mon) 20:48 | EDIT | REPLY |   

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