Doom - Killing Field...
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Doom - Killing Field... (1987)

1980年代初頭に英国で起きたNWOBHMから遅れること5〜6年、その間には王道からの影響を受けたバンドやレインボウあたりから影響を受けた世代が日本のHR/HMシーンを作り上げて世に出て来ていた。そしてその地下では次なる世代達による新しい世界観のHR/HMそしてパンクの世界も融合させたもの、またパンクもハードコアなどより過激な方向に進むものもあり、世界のみならず日本の地下音楽シーンも日夜進化し続けていた、らしい。自分がインディーズってのに興味を持ったことはあるものの、なかなか多々アルバムやシングルを買う、というところまでは至らず、当時は概ね何かしらで聴いた程度の知識、もしくはフライヤーなどで見たバンドのイメージ程度が多かった。以降のバンドで聴いてるのは多いかな。まぁ、音楽的にはものすごく聴くか?っていうもんじゃないから一過性に近いが、時々とんでもないのに遭遇するワケだ。NWOBHMでもそんなバンドが残ってたりするワケで、Tankとか面白いし、そんなことを思う人達がいたんだな〜ってのが地下シーンで分かるワケ。
1986年頃からシーンに出て来たDoomというバンド、自分が知ったのは多分その後の1987年くらい。とんでもないバンドがあるらしい、って話で、何が?ってのがよく分からなくって。見れるのはルックス程度だからこんな白塗りメイクの怖いバンドか…ってくらいで、何が凄いのかなんて全然分かってなかった。ちょっと後になってからようやく聴ける機会があって聴いてみたら、何か好みじゃなかった。それは変拍子だったりストレートに分かるサウンドじゃなかったから、だと思う。当時の自分にはまだまだ高尚過ぎた、っつうか受け入れられる土壌がなかった。ライブだったら見た時に衝撃受けてただろうけど、そうじゃなかったからさ。でも、どっかにDoomって何かヘンなバンドだ、ってのはインプットされたので気にはなってた。何かでガスタンクのBakiと仲が良いってことでそうなのか、Doomってのはそういう世界観もあるんかな〜なんて思ったりしてね、また聴ける機会があったりして…、驚いた。なんじゃこのベースは??そして冷静に聞けばメタルどころかプログレじゃないか、ってのもあって余計にびっくりした。余りにも早すぎたミクスチャーロックとは良く言ったもんだ、全くその通りで今の時代ならこういうバンドがいてもおかしくないけど、当時ではそりゃぶっ飛びだったろう。
しかもインディーズ時代はNWOBHMに影響を受けたTankみたいな音やってて、そこにベースがぶっ飛ぶくらいのフレージングをカマしてくれてたんだが、驚くことにビクターからメジャーでリリースされた「Killing Field... 」も激しくヘン。ビクターもチャレンジャーだ。おかげで諸田氏のとんでもないベースラインがはっきりと聴き取れるし、曲の不思議な構成もはっきり分かる…、唯一無二とはホントに良く言ったもので、真似出来るバンドも少ないだろうがはっきりと超個性なバンド。一体何考えてるんだ?くらいにヘンなハードコア…っつうか、うまく言えない音。そりゃ受け入れられる要素がないと聴けないかもな〜と思うけど、今の時代なら聞ける人も多いのでは?なんて言うくらい時代を先取ってた。
昔は伝説のバンドで全然見れないし聴けないバンドだったけどこうして音が聴けてYouTubeでその姿が見られて…、改めて今の時代の情報過多を楽しませてもらった。今じゃインディーズっても意味ないだろうなぁ…。

1980年代初頭に英国で起きたNWOBHMから遅れること5〜6年、その間には王道からの影響を受けたバンドやレインボウあたりから影響を受けた世代が日本のHR/HMシーンを作り上げて世に出て来ていた。そしてその地下では次なる世代達による新しい世界観のHR/HMそしてパンクの世界も融合させたもの、またパンクもハードコアなどより過激な方向に進むものもあり、世界のみならず日本の地下音楽シーンも日夜進化し続けていた、らしい。自分がインディーズってのに興味を持ったことはあるものの、なかなか多々アルバムやシングルを買う、というところまでは至らず、当時は概ね何かしらで聴いた程度の知識、もしくはフライヤーなどで見たバンドのイメージ程度が多かった。以降のバンドで聴いてるのは多いかな。まぁ、音楽的にはものすごく聴くか?っていうもんじゃないから一過性に近いが、時々とんでもないのに遭遇するワケだ。NWOBHMでもそんなバンドが残ってたりするワケで、Tankとか面白いし、そんなことを思う人達がいたんだな〜ってのが地下シーンで分かるワケ。
1986年頃からシーンに出て来たDoomというバンド、自分が知ったのは多分その後の1987年くらい。とんでもないバンドがあるらしい、って話で、何が?ってのがよく分からなくって。見れるのはルックス程度だからこんな白塗りメイクの怖いバンドか…ってくらいで、何が凄いのかなんて全然分かってなかった。ちょっと後になってからようやく聴ける機会があって聴いてみたら、何か好みじゃなかった。それは変拍子だったりストレートに分かるサウンドじゃなかったから、だと思う。当時の自分にはまだまだ高尚過ぎた、っつうか受け入れられる土壌がなかった。ライブだったら見た時に衝撃受けてただろうけど、そうじゃなかったからさ。でも、どっかにDoomって何かヘンなバンドだ、ってのはインプットされたので気にはなってた。何かでガスタンクのBakiと仲が良いってことでそうなのか、Doomってのはそういう世界観もあるんかな〜なんて思ったりしてね、また聴ける機会があったりして…、驚いた。なんじゃこのベースは??そして冷静に聞けばメタルどころかプログレじゃないか、ってのもあって余計にびっくりした。余りにも早すぎたミクスチャーロックとは良く言ったもんだ、全くその通りで今の時代ならこういうバンドがいてもおかしくないけど、当時ではそりゃぶっ飛びだったろう。
しかもインディーズ時代はNWOBHMに影響を受けたTankみたいな音やってて、そこにベースがぶっ飛ぶくらいのフレージングをカマしてくれてたんだが、驚くことにビクターからメジャーでリリースされた「Killing Field... 」も激しくヘン。ビクターもチャレンジャーだ。おかげで諸田氏のとんでもないベースラインがはっきりと聴き取れるし、曲の不思議な構成もはっきり分かる…、唯一無二とはホントに良く言ったもので、真似出来るバンドも少ないだろうがはっきりと超個性なバンド。一体何考えてるんだ?くらいにヘンなハードコア…っつうか、うまく言えない音。そりゃ受け入れられる要素がないと聴けないかもな〜と思うけど、今の時代なら聞ける人も多いのでは?なんて言うくらい時代を先取ってた。
昔は伝説のバンドで全然見れないし聴けないバンドだったけどこうして音が聴けてYouTubeでその姿が見られて…、改めて今の時代の情報過多を楽しませてもらった。今じゃインディーズっても意味ないだろうなぁ…。
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