Vow Wow - III
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Vow Wow - III (1986)

昔々ガキの頃、ギターに興味を持って楽器屋に行ってはギターを見て、何も分からないくせにアレコレ見ては覚え、実に多種多様なメーカーのパンフレットやカタログを持ち帰ってきたものだ。懐かしいな、あの楽器屋まだあるのかな。まぁ、ギブソンとかフェンダーってのはそんなに簡単にパンフレットですら手に入らなかったしギターだってショーケースの中に入ってるからヨダレ垂らして見るだけだしさ、触れるのとか見れるのなんて国産ギターばかりですよ…今と違って情報もギターマガジンとかプレイヤー、精々ロッキンfくらいしかないんだからさ。ロクfはロック雑誌だっただけでギターそのものの雑誌じゃないから結局その2誌くらいしかなかった。
そんなパンフレット集めしてるといつも見る顔があって、バンドよりも音よりもその顔を覚えてしまったものだ。ヤマハのギターには必ず山本恭司さんと高中正義さんが載ってて、そんな時代の頃だが、どちらも名前も顔も知ってたけど音は全然聴いたこと無い人でした。ともすればギターの宣伝のためのギタリストなんじゃないか?と思ったくらいだが、そんなアホな思い込みは一瞬で消え去った。それくらい有名な人達だったんだよなぁ…。だからBの時代のBow Wowはリアルじゃ知りません。Vの時代しか通ってない。そう、Vow Wowの話♪
1986年リリースの「III」はホントにどこのバンドなんだ?ってくらいな音で、誰に訊いても聴かせても絶対に日本のバンドとは思われない音でしかない。その功績は紛れもなく人見元基さんのネイティブ以上の英語感と一般とはかけ離れた世界観の持ち主山本恭司さんのギターによるところが大きい…いや、他のメンバーも多分そういうプロ集団だったと言う話。厚見玲衣さんもいたし、何か今見てもスゲェな〜ってメンツしかいない。しかもこの後はカンタベリーの雄、ニール・マーレイまで加入してしまうからその実力は折り紙つ月。…と色々あるけど、ちゃんと音を聞いたのは結構後です。その頃は日本のバンドってだけであまり耳にしなかったから。当時きちんと聴いてたらもっと違っただろうとは思う。
しかしこれ、あまりにも凄いんじゃない?英国メタルに入るよな。日本なんて微塵も感じないし、確かに英国か?ってぇとちょいと違うけど、でもNWOBHMの波から出て来てる感じの突き抜け感あるし、違和感なし。世界レベルでしかないけど、売れてたんだろうか?それなりに売れてたと思うけど、今の時代から見た時の歴史の中ではやや沈んでいるから勿体無い。もっともっと国籍問わずでハードロックとしてのカテゴライズで語れば恐ろしいくらいのクォリティだから、知っておきたいバンド、っつうか知られているべきバンド、アルバム。これをリアルできちんと聞けた人、幸せです。夢を見れたハズだ。

昔々ガキの頃、ギターに興味を持って楽器屋に行ってはギターを見て、何も分からないくせにアレコレ見ては覚え、実に多種多様なメーカーのパンフレットやカタログを持ち帰ってきたものだ。懐かしいな、あの楽器屋まだあるのかな。まぁ、ギブソンとかフェンダーってのはそんなに簡単にパンフレットですら手に入らなかったしギターだってショーケースの中に入ってるからヨダレ垂らして見るだけだしさ、触れるのとか見れるのなんて国産ギターばかりですよ…今と違って情報もギターマガジンとかプレイヤー、精々ロッキンfくらいしかないんだからさ。ロクfはロック雑誌だっただけでギターそのものの雑誌じゃないから結局その2誌くらいしかなかった。
そんなパンフレット集めしてるといつも見る顔があって、バンドよりも音よりもその顔を覚えてしまったものだ。ヤマハのギターには必ず山本恭司さんと高中正義さんが載ってて、そんな時代の頃だが、どちらも名前も顔も知ってたけど音は全然聴いたこと無い人でした。ともすればギターの宣伝のためのギタリストなんじゃないか?と思ったくらいだが、そんなアホな思い込みは一瞬で消え去った。それくらい有名な人達だったんだよなぁ…。だからBの時代のBow Wowはリアルじゃ知りません。Vの時代しか通ってない。そう、Vow Wowの話♪
1986年リリースの「III」はホントにどこのバンドなんだ?ってくらいな音で、誰に訊いても聴かせても絶対に日本のバンドとは思われない音でしかない。その功績は紛れもなく人見元基さんのネイティブ以上の英語感と一般とはかけ離れた世界観の持ち主山本恭司さんのギターによるところが大きい…いや、他のメンバーも多分そういうプロ集団だったと言う話。厚見玲衣さんもいたし、何か今見てもスゲェな〜ってメンツしかいない。しかもこの後はカンタベリーの雄、ニール・マーレイまで加入してしまうからその実力は折り紙つ月。…と色々あるけど、ちゃんと音を聞いたのは結構後です。その頃は日本のバンドってだけであまり耳にしなかったから。当時きちんと聴いてたらもっと違っただろうとは思う。
しかしこれ、あまりにも凄いんじゃない?英国メタルに入るよな。日本なんて微塵も感じないし、確かに英国か?ってぇとちょいと違うけど、でもNWOBHMの波から出て来てる感じの突き抜け感あるし、違和感なし。世界レベルでしかないけど、売れてたんだろうか?それなりに売れてたと思うけど、今の時代から見た時の歴史の中ではやや沈んでいるから勿体無い。もっともっと国籍問わずでハードロックとしてのカテゴライズで語れば恐ろしいくらいのクォリティだから、知っておきたいバンド、っつうか知られているべきバンド、アルバム。これをリアルできちんと聞けた人、幸せです。夢を見れたハズだ。
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