Johnny Thunders & The Heartbreakers - Live at the Lyceum

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Johnny Thunders & The Heartbreakers - Live at the Lyceum (1984)
Live at the Lyceum Live at the Lyceum

 人によってR&Rの定義は違うだろうし、音楽形式としてのR&Rとなるとそれこそ幅広すぎて分からんもんだ。50sのロカビリー形式をR&Rと言うのもあれば3コードスタイルならR&Rだ、ってのもある。まぁ、到底R&Rじゃないだろ、って人がR&R!と叫ぶのもあったりしてその実正体不明なのがR&Rだったりする(笑)。一つの生き方っていう定義でもあるんだが、それはパンクなんかも同じ定義になってくるので音楽ジャンルなのかライフスタイルなのか言葉が混同している事が多い。そんな事考えなきゃいいんだけどさ。

 自分的にはR&Rって言うと真っ先にニューヨーク・ドールズが浮かぶ。エルヴィス・プレスリーやチャック・ベリーってのもあるけど、ちょいと古過ぎて毒が足りないので、ちょっと進化した毒の入ったR&Rが好みってことでニューヨーク・ドールズだったりするワケだ。ビートルズの初期だって凄いしストーンズ然りなんだが、彼らは自分たち自身がひとつのジャンル形成してしまってるので敢えて挙げなくても良いレベル。そこでニューヨーク・ドールズなのだが、更に言えばジョニー・サンダースなんだろうと思う。昔々とっても怪しいビデオ屋に革ジャン背負って入ってってなけなしのカネで買ったのがジョニー・サンダースのライブビデオ、もちろんアングラもので、しかもそこでダビングしてくれるってトコでさ、無茶苦茶怪しかったが…、でも見てみたかったR&Rな人。見た時はさ、ヘロヘロでボロボロで、なんだかよくわからんかったけどロックだった。だから好きなんだと思う。いざアルバムとか〜って話になるとトンと聴いてないのもあるので真のファンじゃない。ただ、スタンスとかスタイルが好きなんだろうと思う。

 1984年に再々結成した時のジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズのライブアルバムが「Live at the Lyceum」としてリリースされていた、今は無さそうだけど、こいつはちょいと聴いてたな。ただ、やっぱり滅茶苦茶で到底人に薦められるようなライブアルバムじゃないし、音楽的に云々を言うなら聞く必要はまるでないと思うライブ作品。ただ、どこまで行ってもR&Rなスタイルが封じ込められたアルバムってことで嫌いじゃない。R&Rってこんなんで良いんじゃないの?ってか、そう思わせてくれちゃう。そういうのが面白いトコだよな。普通に音楽を聴いている身からしたら到底聴けるシロモノじゃないロックなのに、別角度から聴けば全然アリなライブ・アルバム。ヘタさ、そりゃ(笑)。でもさ、かっこ良いんだよ。こんなに尖ったの、なかなか無いんだよな。

 たまに何かを思い出したくなる時にこういうR&Rアルバムに戻る。ただ、悩ましいのは実はこういうR&Rバンドがあまり無い、ってことだ。パンクとはまたちょっと違うしハードロックじゃない。ポップチャートにもいないしシンプルなR&Rバンド。希少種になってきたなぁ…。




今はこんなに綺麗な映像でタダで見れるのか…
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フレ
Posted byフレ

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yuccalina  
アコギ一本でも

こんにちは。86年ジョニーのソロ公演行きましたよ。確かに、アコギ一本でPFスローンの曲やっても、しっかりロックンロールを感じたのを思い出しました。

2013/04/23 (Tue) 15:46 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>yuccalinaさん

「Hurt Me」の頃のツアーでしょうかね。
何かで少しだけ見たことあるんですが、アコギじゃねぇよ、これ、みたいな感じでした(笑)。
生き様がR&Rでねぇ…、かっこ良いっす。

2013/04/24 (Wed) 00:03 | EDIT | REPLY |   

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