Babe Ruth - Stealin' Home

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Babe Ruth - Stealin' Home (1975)
Babe Ruth / Stealin' Home

 お転婆娘のボーカルって一番しっくり来るよな〜なんて思ってた方向と全然違う展開に進んでいる今日この頃、いつもの事なんだが音楽の可能性の幅広さは面白いものだ。実は割とじっくりと大事に書き進めているバンドのひとつにこのBabe Ruthがある。元々はアラン・シャックロックのセンスが好きだったんだけど、途中からいなくなっちゃって普通のバンドになってしまったんだけど、その変化の仕方も悪くなくって、ヤニタ・ハーンのお転婆ぶりがハマった展開になってってそれはそれで面白いと思ったのだな。

 1975年にリリースされたそれこそアラン・シャックロックなしのBabe Ruthの「Stealin' Home」で、その代わりバンドを仕切ってしまっているのがバーニー・マースデンという不思議。下積みの長い人だからそういう立ち位置になったんだろうけど、元々ハードロック寄りのセンスを持ったバンドの中にブルースベースなギタリストが入ったもんだから思い切りブルースハードロックになっちゃったんだな。ところがヤニタ・ハーンも歌声はそのまま、どころか更にハジけてしまって毛色の異なるロックバンドが出来上がってしまった。ハードロックの女性ボーカル版…実はこの頃ってそんなのはいなかったので唯一無二に近い存在だったワケ。

 「Stealin' Home」はねぇ、4枚目なんだが先の理由で別バンドに近い部分あるから以前とこの時期を一緒に語るもんでもないか。曲によってはもうホワイトスネイクじゃねぇか、ってな曲ももちろんあります。ブルースベースでギターメインのバンドになっちゃってるんだからそりゃそうでしょ。ただ、そう思いにくいのはヤニタ・ハーンの歌声。もう何度も書いちゃってるけど、この声、好き嫌いはっきりするねぇ、多分。自分は大好きでバーニー・マースデンに合ってると思う。バンドとしても面白い時代だと思うんだが、如何せん同時代にはバドカンもあったから分が悪かった。楽曲的に凝ってるワケじゃないし、一辺倒なスタイルもちょっと弱かったか…、それでこそのポジションではある。でも、良いギターが聴けますよ♪




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フレ
Posted byフレ

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kazz_asai  
勁き嬌声

Babe Ruthといえば1-3rdはよく聴くのですけど、この4thを聴くことはほとんどなかった私です。
で、改めて聴いてみましたが…これは悪くない。マースデン、さらにはホワイトスネイクにはあまり思い入れがないのですが、やっぱり巧者の生み出す音は違います。Babe Ruthの作品の中では最も完成された音でしょう。
ただジェニーの唯一無二のハスキーボイスは、アラン・シャックロックの創りだすHRともプログレとも断じられない雑然とした空間の中でこそ自由闊達に飛翔できるのではないかと思えます。ロックとして模範的作品ではありますがそれだけに、私にとっては過去の作品ほど他を圧倒する個性を感じられないのです。…にしてもやっぱりジェニーの声は酒の肴に最適ですね。

2013/04/19 (Fri) 21:28 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>kazz_asaiさん

実質解散再結成したバンドという形なので自分も3rdまでの方が聴きますね。
ただ、ジェニーの歌声は、変わらずなのでやはり好きです。
シャックロックもユニークな才能の持ち主だったので、その後もちょっと漁ってみようかな。

2013/04/21 (Sun) 18:16 | EDIT | REPLY |   

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