Chris Spedding - Backwood Progression
0 Comments
Chris Spedding - Backwood Progression (1970)

ジャズにはあまりギターを求めないし出番も少ないとも思ってる、もっと言えばジャズにはギターは要らないな〜って思うくらいで、フュージョンとかダメだからそっちはないし、モダンなジャズではやっぱりサックスやペットやピアノともすればドラムやベースが聴き応えあるワケで、ギターではないという気がしている。だけどジャズ・ロックにはギターが必要で、となるとジャズとジャズ・ロックの違いはギターの有無か?となるが、ま、そうでもなくって…いや難しい(笑)。
クリス・スペディングのファーストソロアルバム「Backwood Progression」は1970年にHarvestからリリースされていて、それまでもその後も実に様々なセッション活動を行なっているクリス・スペディングなので期待されていたハズ。ただ、セッションギタリストってことで各種セッションに参加している作品ではクリス・スペディングって人のギタープレイは聴けるし、高評価なのだが音楽性は?ってのは全然わからないままだったのだ。彼の好みとかやりたい音楽ってのが出て来た最初の音が恐らくこの「Backwood Progression」。そして聴いて「??」なのも事実(笑)。ジャズロック系のバンドのギタリストとして名を上げていったのでそういう向きが強いかと思えば、意外とオーソドックスにキャッチーなポップス的な曲だったり、ヘンに力まないロックだったり、ま、正直言って大して面白みがあるとは思えないアルバムに仕上がっている。でも、英国ロック史では大抵取り上げられているし、それはキャリアを語るために、という向きが多くて音楽性どうのってんではないんだが、そういうもんか。
この後もクリス・スペディングって人はいろいろなセッションしてってパンクやパブロックの世界にも顔を出すし、やっぱりセッションギタリストとしての側面が強いんだよな。以降のソロアルバムって聴いてないんでその時その時のサウンドがどうなってるかはよく知らないんだが…。ただ、70年代前後の英国ロック史からすると重要なギタリストの一人であって、音楽性ではなくてプレイヤーとして重要な一人、しかも良いトコロに位置していた人なんだよな。リンダ・ホイルやバタード・オーナメンツなんてクリス・スペディングじゃなきゃ複数ギタリスト必要だったろうし、適度なソリッド感も出せているし、正にって感じなんだ。「Backwood Progression」はそれでもかっこよく聴かせようとしている姿勢はあるんでね、とフォローはしておきたいかな(笑)。

ジャズにはあまりギターを求めないし出番も少ないとも思ってる、もっと言えばジャズにはギターは要らないな〜って思うくらいで、フュージョンとかダメだからそっちはないし、モダンなジャズではやっぱりサックスやペットやピアノともすればドラムやベースが聴き応えあるワケで、ギターではないという気がしている。だけどジャズ・ロックにはギターが必要で、となるとジャズとジャズ・ロックの違いはギターの有無か?となるが、ま、そうでもなくって…いや難しい(笑)。
クリス・スペディングのファーストソロアルバム「Backwood Progression」は1970年にHarvestからリリースされていて、それまでもその後も実に様々なセッション活動を行なっているクリス・スペディングなので期待されていたハズ。ただ、セッションギタリストってことで各種セッションに参加している作品ではクリス・スペディングって人のギタープレイは聴けるし、高評価なのだが音楽性は?ってのは全然わからないままだったのだ。彼の好みとかやりたい音楽ってのが出て来た最初の音が恐らくこの「Backwood Progression」。そして聴いて「??」なのも事実(笑)。ジャズロック系のバンドのギタリストとして名を上げていったのでそういう向きが強いかと思えば、意外とオーソドックスにキャッチーなポップス的な曲だったり、ヘンに力まないロックだったり、ま、正直言って大して面白みがあるとは思えないアルバムに仕上がっている。でも、英国ロック史では大抵取り上げられているし、それはキャリアを語るために、という向きが多くて音楽性どうのってんではないんだが、そういうもんか。
この後もクリス・スペディングって人はいろいろなセッションしてってパンクやパブロックの世界にも顔を出すし、やっぱりセッションギタリストとしての側面が強いんだよな。以降のソロアルバムって聴いてないんでその時その時のサウンドがどうなってるかはよく知らないんだが…。ただ、70年代前後の英国ロック史からすると重要なギタリストの一人であって、音楽性ではなくてプレイヤーとして重要な一人、しかも良いトコロに位置していた人なんだよな。リンダ・ホイルやバタード・オーナメンツなんてクリス・スペディングじゃなきゃ複数ギタリスト必要だったろうし、適度なソリッド感も出せているし、正にって感じなんだ。「Backwood Progression」はそれでもかっこよく聴かせようとしている姿勢はあるんでね、とフォローはしておきたいかな(笑)。
- 関連記事
-
- Captain Beyond - Live in Texas-October 6 1973
- Chris Spedding - Backwood Progression
- Circus - Circus