Miles Davis - Sketches of Spain
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Miles Davis - Sketches of Spain (1960)

マイルス・デイヴィスを聴くのはいつも困る。何を聴いて良いのかがよくわからないからだ。膨大なレコーディングを残して天命を全うしたマイルス・デイヴィスの作品は時代時代、作品毎でまるで異なる音楽を奏でている。新のプログレッシャーだったとも言えるし、革命者だったからだ…、なんて知ったかぶって書いてるが実は全然知らない(汗)。昔ジャズバーに入り浸ってた頃があって、そこでジャズは大体覚えた。アルバムからジャケットから演奏者や特性や楽器の音色、人生、など。ブルースもロックもジャズも大して変わらないんだな、ってのも実感したしね。ただ、表現としての手法は全然違うし音楽的なセンスがより一層必要なのがジャズかな。随分昔の話だから今じゃそんなに覚えてないハズ、なんだが割とやっぱり覚えているものでたまにしか聴かないけど、新鮮さはいつもある。
マイルス・デイヴィスの作品っても自分じゃ50年代末くらいのしかまともに聴いてない。やっぱりその辺が一番熱気があるからってことらしくて、そこから先に進んでないだけなんだが、そんなもんだ。ちょっとキーワード的にジャズが出て来てしまったんで、久々にジャズって…と思って引っ張りだしたんだよね。何が良いかな〜って。んで、コレ。「Sketches of Spain」。マイルス・デイヴィスがスペインに触れたアルバム。簡単に書くと凄く眠くなるアルバム(笑)。メリハリがないからさ。ただ、情感に溢れたとんでもなく感情が詰め込まれた物哀しい作品でもある。題材はスペインの云々って話らしいけど、その辺はアチコチで詳しく書かれてるんでともかくとして、果たしてこういう音階というか奏法ってか…モード奏法ってらしいけどよくわからん。スペインの音ってもフレーズはそうだけど音がマイルス・デイヴィスしてるし、これをギターで紡いだらまた全然異なるだろうし、ドヨ〜ンとしたアルバムの印象。でもね、ジャズ。
ギル・エバンスとのコラボだってのもあってオーケストラとの融合の仕方が美しい。邪魔な音が一切なくって全部必要な音に聞こえちゃうし、一枚のレコードに、もっと言えば17分くらいの間にこんなに表現豊かに音、と云うよりも人の感情を込めれるものなのか?っつうくらい繊細で響く。どうしてアメリカ人ってのはこういうのが出来るのにロックの世界だとダメなんだろうか?と思うくらいだ。マイルス・デイヴィスが突出してるのはあるけどさ。オーケストラのジャズも好きなんだけど、それはどっちかっつうと40年代の方で、60年にリリースされた「Sketches of Spain」はもちろん進化しまくってる、はず。マイルス・デイヴィスのトランペットは最早楽器の域を超えているとしか言えん、そうしか聴こえない。ひとりでちょっと大きめな音でこれを静かに聴いていたら涙するでしょ。
HQで全曲どうぞ♪一曲目でKOです。

マイルス・デイヴィスを聴くのはいつも困る。何を聴いて良いのかがよくわからないからだ。膨大なレコーディングを残して天命を全うしたマイルス・デイヴィスの作品は時代時代、作品毎でまるで異なる音楽を奏でている。新のプログレッシャーだったとも言えるし、革命者だったからだ…、なんて知ったかぶって書いてるが実は全然知らない(汗)。昔ジャズバーに入り浸ってた頃があって、そこでジャズは大体覚えた。アルバムからジャケットから演奏者や特性や楽器の音色、人生、など。ブルースもロックもジャズも大して変わらないんだな、ってのも実感したしね。ただ、表現としての手法は全然違うし音楽的なセンスがより一層必要なのがジャズかな。随分昔の話だから今じゃそんなに覚えてないハズ、なんだが割とやっぱり覚えているものでたまにしか聴かないけど、新鮮さはいつもある。
マイルス・デイヴィスの作品っても自分じゃ50年代末くらいのしかまともに聴いてない。やっぱりその辺が一番熱気があるからってことらしくて、そこから先に進んでないだけなんだが、そんなもんだ。ちょっとキーワード的にジャズが出て来てしまったんで、久々にジャズって…と思って引っ張りだしたんだよね。何が良いかな〜って。んで、コレ。「Sketches of Spain」。マイルス・デイヴィスがスペインに触れたアルバム。簡単に書くと凄く眠くなるアルバム(笑)。メリハリがないからさ。ただ、情感に溢れたとんでもなく感情が詰め込まれた物哀しい作品でもある。題材はスペインの云々って話らしいけど、その辺はアチコチで詳しく書かれてるんでともかくとして、果たしてこういう音階というか奏法ってか…モード奏法ってらしいけどよくわからん。スペインの音ってもフレーズはそうだけど音がマイルス・デイヴィスしてるし、これをギターで紡いだらまた全然異なるだろうし、ドヨ〜ンとしたアルバムの印象。でもね、ジャズ。
ギル・エバンスとのコラボだってのもあってオーケストラとの融合の仕方が美しい。邪魔な音が一切なくって全部必要な音に聞こえちゃうし、一枚のレコードに、もっと言えば17分くらいの間にこんなに表現豊かに音、と云うよりも人の感情を込めれるものなのか?っつうくらい繊細で響く。どうしてアメリカ人ってのはこういうのが出来るのにロックの世界だとダメなんだろうか?と思うくらいだ。マイルス・デイヴィスが突出してるのはあるけどさ。オーケストラのジャズも好きなんだけど、それはどっちかっつうと40年代の方で、60年にリリースされた「Sketches of Spain」はもちろん進化しまくってる、はず。マイルス・デイヴィスのトランペットは最早楽器の域を超えているとしか言えん、そうしか聴こえない。ひとりでちょっと大きめな音でこれを静かに聴いていたら涙するでしょ。
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