Deep Purple - Live in Paris 1975

ハードロックって気持ち良いなぁ…と一向に大人になる気配のない自分の好み(笑)。一方ではジャズボーカルとか色々と聴いてるんだけど、何か…ストレスなんかな、ガツンっ!と来るのばかりを聴いていたい気分なんです。ま、それもMSGの新しいライブ見てて余計にそう思ったんで、まだまだ血が騒いでいるっつうか…、んで、折角だから誰か何か最近新作出してないかな〜と漁ってみれば…っつうかMSGからのアマゾンのリコメンド見てたら発見したから聴いてみよ、ってな話でした。
Deep Purpleのライブ発掘アルバムの再発…っつうか10タイトルくらいリリースしていくらしいシリーズ物の第一弾「Live in Paris 1975」。ちょっと前にリリースされてたヤツがリマスタリングされて再度リリースされたもののようで、ちょっと最初音出しの部分聴いてるだけでびっくりした。生々しいドラムの音と如何にもこれからやります的なギターのノイズとか迫力あるな〜って。普段Deep Purpleって全然聴かないから余計にそう思うんだが、名盤と言われる辺りくらいしか聴いてなくって、第三期とかほとんど聴いてないし(汗)、ストラトの音がダメでどうにも好まないサウンドなんだよな…パープルって。ま、そういう偏見は大人になったということで、ちょっと脇においてフラッと聴いてみるか、って手を出したのが「Live in Paris 1975」です。
デヴィッド・カヴァデールって、こんな声だったんだ…と今更ながらに知る。ホワイトスネイク以降とは随分と違う感じなんだって意味で。まぁ、ここまでハードなロックってのが無かったからなのか自分に合った曲ってのを見つけている最中だからか、無難なハードロックシンガーな印象。独立してからの方が全然才能発揮できている人なんだ…。Deep Purpleを追ってるリスナーからしたら結構違和感ある人だったろうな。バックの音と調和取れてる…?そんなこと言っちゃいかんか。こういうモンとして受け止めてみると…そりゃ頑張って歌ってるさ。でも、ライブが熱いのはバックの鉄壁の演奏陣のプレイが大きくって、あれ?グレン・ヒューズもいるんだ?何か…凄い贅沢なバンド(笑)。
今更ながら初めて聴きました、この時期のライブ。良いモン聴いた。「Mistreated」なんかのカヴァデールなんて本領発揮な感じで力強い声に驚いたし、リッチーのプレイは言わずもがな…、やっぱ英国屈指のハードロックバンドです。ストラトを歪ませたハードロックの音ってのはやっぱりちょっと苦手だけどね(笑)。
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