Orianthi - Fire
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Orianthi - Fire (2011)

映像見てると天才なんだろうな、としか思えないギタープレイをそこかしこで披露してくれるオリアンティ。新作リリースの報を聞いたのは年末年始くらいだったかな、アリス・クーパーとツアーしてあちこちでセッションやっててかなり多忙なスケジュールをこなしていたハズ。驚くのはツアー同行のための楽曲準備…早い話がアリス・クーパーのコピーをどんだけ早く覚えて、さらに独自色出してって話だが、マイケル・ジャクソンのツアー参加の時も含めて、覚えるの早いみたい。そんな事を実感するのが様々なセッション。ライブやアルバム含めて趣味としか思えないくらいに様々な往年のロックのカバー曲をプレイしてて、YouTubeでちょいとオリアンティを検索すると本人の作品よりもそんなセッションの方がやたらとヒットする状況。元々好きでコピーしてた曲も多いだろうけど、見事なものだ。それを全部あのクールな表情で弾いてくれるんだからこれまた色っぽい。この娘のギターってなんでこんなにエロチックなんだろ?不思議だ。
フルアルバムとしての新作「ヘヴン・イン・ディス・ヘル」がリリースされる。最初は凄くウキウキして、こんだけ色々な仕事をしてきた彼女がその合間を縫って作ってレコーディングしたアルバムってどんなんだろうな〜なんて思ってた。それを調べてたら自分自身の情報収集の怠慢さから知らなかっただけだった、2011年にiTunesだけでリリースされた「Fire」っつうミニアルバム。既にリリースされた楽曲群の再録を中心に新録作品も入れたアルバムとのことらしい。へ〜、って事で新作レビューのつもりだったけど、そっちを聴いてたらものすごく良いので唐突に路線変更。今は日本のiTunesからDLできないらしいが、アマゾンではしっかりと売っているのでラッキー♪→「Fire」
オリアンティの作品って「Violet Journey」と「ビリーヴ」だったら自分的には圧倒的に「Violet Journey」の方が好きです。「ビリーヴ」も好きだけどちょっと売れ線狙いすぎ感あってうるさい。だから素朴な音を出している「Violet Journey」の方が興味深くて好み。んで、このミニアルバム「Fire」ってのは丁度良い具合にその両者を併せ持っていつつ、どっちかっつうとファースト「Violet Journey」に近い音なので一発で気に入った。今度出る新作「ヘヴン・イン・ディス・ヘル」がコイツと同じ録音素材を使っているかどうかわからんけど、使ってるとしたら2年くらい前のオリアンティの姿を捉えているワケで、新曲群との差は著しいだろうね。そんな比較として聴く楽しみもあるので、新作「ヘヴン・イン・ディス・ヘル」をちょいと後回しにしての「Fire」です。
「Heaven In This Hell」はそれこそアリス・クーパー風ってな感じもある重めのビートと気怠い感じのサウンド、まぁ、それよりもテイラー・スウィフトにあげても良いんじゃない?って感じの曲で、ギターだけで参加して一緒にやってみれば?みたいな曲かな。最後にちょいと仕上げがあって新しいアコースティックへの取り組みを見せてるのが心惹かれる部分。「If You Were Here With Me」以降は正にファースト「Violet Journey」の世界で、これが彼女本来の持つメロディとサウンドだろうなと安心する。「How Does It Feel?」「How Do You Sleep?」と静かな曲が続き、そのメロディラインの美しさが際立ってて過剰なアレンジなど必要ないだろ、って思う心に響く曲ばかり。歌だってこっちのが無理しなくて歌いやすくて明るいポップシンガーじゃなくって良い。ギターも歪み過ぎてないし、音楽家としての側面が聴けるミニアルバムで嬉しいね。コイツでまたオリアンティばかり聴く日々が始まるかなぁ…。あ、新作「ヘヴン・イン・ディス・ヘル」にこのレコーディングのままで収録されたらそっちでも良いか。ただ、5曲入りミニアルバムっていうサイズは凄く聴きやすい。アコギも結構な頻度で登場してくるからそっち側の世界も追求してほしいなぁ。

映像見てると天才なんだろうな、としか思えないギタープレイをそこかしこで披露してくれるオリアンティ。新作リリースの報を聞いたのは年末年始くらいだったかな、アリス・クーパーとツアーしてあちこちでセッションやっててかなり多忙なスケジュールをこなしていたハズ。驚くのはツアー同行のための楽曲準備…早い話がアリス・クーパーのコピーをどんだけ早く覚えて、さらに独自色出してって話だが、マイケル・ジャクソンのツアー参加の時も含めて、覚えるの早いみたい。そんな事を実感するのが様々なセッション。ライブやアルバム含めて趣味としか思えないくらいに様々な往年のロックのカバー曲をプレイしてて、YouTubeでちょいとオリアンティを検索すると本人の作品よりもそんなセッションの方がやたらとヒットする状況。元々好きでコピーしてた曲も多いだろうけど、見事なものだ。それを全部あのクールな表情で弾いてくれるんだからこれまた色っぽい。この娘のギターってなんでこんなにエロチックなんだろ?不思議だ。
フルアルバムとしての新作「ヘヴン・イン・ディス・ヘル」がリリースされる。最初は凄くウキウキして、こんだけ色々な仕事をしてきた彼女がその合間を縫って作ってレコーディングしたアルバムってどんなんだろうな〜なんて思ってた。それを調べてたら自分自身の情報収集の怠慢さから知らなかっただけだった、2011年にiTunesだけでリリースされた「Fire」っつうミニアルバム。既にリリースされた楽曲群の再録を中心に新録作品も入れたアルバムとのことらしい。へ〜、って事で新作レビューのつもりだったけど、そっちを聴いてたらものすごく良いので唐突に路線変更。今は日本のiTunesからDLできないらしいが、アマゾンではしっかりと売っているのでラッキー♪→「Fire」
オリアンティの作品って「Violet Journey」と「ビリーヴ」だったら自分的には圧倒的に「Violet Journey」の方が好きです。「ビリーヴ」も好きだけどちょっと売れ線狙いすぎ感あってうるさい。だから素朴な音を出している「Violet Journey」の方が興味深くて好み。んで、このミニアルバム「Fire」ってのは丁度良い具合にその両者を併せ持っていつつ、どっちかっつうとファースト「Violet Journey」に近い音なので一発で気に入った。今度出る新作「ヘヴン・イン・ディス・ヘル」がコイツと同じ録音素材を使っているかどうかわからんけど、使ってるとしたら2年くらい前のオリアンティの姿を捉えているワケで、新曲群との差は著しいだろうね。そんな比較として聴く楽しみもあるので、新作「ヘヴン・イン・ディス・ヘル」をちょいと後回しにしての「Fire」です。
「Heaven In This Hell」はそれこそアリス・クーパー風ってな感じもある重めのビートと気怠い感じのサウンド、まぁ、それよりもテイラー・スウィフトにあげても良いんじゃない?って感じの曲で、ギターだけで参加して一緒にやってみれば?みたいな曲かな。最後にちょいと仕上げがあって新しいアコースティックへの取り組みを見せてるのが心惹かれる部分。「If You Were Here With Me」以降は正にファースト「Violet Journey」の世界で、これが彼女本来の持つメロディとサウンドだろうなと安心する。「How Does It Feel?」「How Do You Sleep?」と静かな曲が続き、そのメロディラインの美しさが際立ってて過剰なアレンジなど必要ないだろ、って思う心に響く曲ばかり。歌だってこっちのが無理しなくて歌いやすくて明るいポップシンガーじゃなくって良い。ギターも歪み過ぎてないし、音楽家としての側面が聴けるミニアルバムで嬉しいね。コイツでまたオリアンティばかり聴く日々が始まるかなぁ…。あ、新作「ヘヴン・イン・ディス・ヘル」にこのレコーディングのままで収録されたらそっちでも良いか。ただ、5曲入りミニアルバムっていうサイズは凄く聴きやすい。アコギも結構な頻度で登場してくるからそっち側の世界も追求してほしいなぁ。
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