Rhapsody Sweden - Strange Vibrations

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Rhapsody Sweden - Strange Vibrations (1978)
Strange Vibrations

 ヴァン・ヘイレンのデヴィッド・リー・ロスが六本木に住んでるらしい…、そっか、そういうこともあるか。彼の嗜好性からしたら六本木はディープで面白い街に映ると思うし。日本の文化ってのも結構面白い部類に入ってくるだろうから何かと楽しいだろう。今の風体じゃ一般人には大してバレないだろうし、しかも六本木に一般人なんてほとんどいないし、しかし良い身分だよなぁ…、やっぱ大金持ちなんだろうか?そりゃまそうか。そんな他愛もない事をふ〜んと見ながら自分のブログもちとB級路線のハードロックに入ったので、密やかに集めて研究している某コレクションを摘んで出してみるか…と。しかし頻繁に出てくるこのコレクションシリーズ、お店では特集されないのでウチだけの特権として放出してます。いや、失礼。

 Rhapsody Swedenというスウェーデンのバンドで1978年に唯一作「Strange Vibrations」をリリースして消えていったバンド…かどうか知らないが、シーンではこの「Strange Vibrations」一枚のみしか残っていないのでそれ以上はよく分からん。「asai collection」にしては珍しく全うでストレートなハードロックで正統派とも言えるか。スウェーデンのバンドだが、音は英国ハードロックそのもの。しかも時代通りに洗練されてきた頃のハードロックだから相当聴きやすいどころかカッコ良く聞こえるのは多数の耳にも同じ事だろうと思う。ストレートなハードロックに軽快でメロディアスなギターソロ、疾走感溢れる曲のパターンとリフレイン、諸説諸々で書けばDeep PurpleやRainbow直系の音、って事らしい。自分的にはあまりそうも思わないんでここではそういう事例では出さないけどさ。もっとねぇ…、その辺がごちゃっと入ってる感じでUriah Heepらしき鍵盤もあったりしますが、歌がハイトーンじゃないし、そもそも歌が目立たなくても良いんじゃないか、っつうくらいに音としてかっこ良いバンド。まぁ、70年代の英国の王道ロックがひたすら詰め込まれているようなハードロックバンドでヘンな要素はほとんどなくてストレート。

 スウェーデンらしい側面は多分メロディアスなギターや歌メロくらいかな…、後はもうひたすらにカッチョ良くキメてくれる音なんで、アルバム一枚をスッと聴けてしまう。当然ながらアルバム数枚出せなかった理由も没個性というトコロなのだろうが、もちっと頑張ったら面白かったんじゃないかとは思う。来るべきNWOBHMの波と合体すれば結構なメジャー級のセンスだと思うのだが…。そういうのを抜きにすると無茶好きですね、これは。多分うちのブログに来る人の大半は素直にこれはかっこ良いな、って思ってくれるんじゃないかと(笑)。なかなか音楽シーンで目立つってのは難しいんでしょうなぁ…、あとは時代、か。



名曲!




キャッチー!
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フレ
Posted byフレ

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クリタカ  
戦慄の「アサコレ」!

 MONTROSEのSpace Station #5を、少しカゼぎみなサミー・ヘイガー風なシンガーがシャウトするタイトル曲。イントロのリフ僅か20秒ほどで悶絶、Belly Dancer で昇天してしまいました。RAINBOWのI SurrenderみたいなIt's Gotta Be Tonightもグッドじゃないですか。早速発注したら、午後には発送の返信が...何て早い対応なのか(笑)。
 1978年頃は(自分にとっては)耳障りな音楽が街にあふれ、この手のロックを演るのも聴くの肩身の狭い時期でした。私ももうハードロックなんぞオールドウェイブな音楽を聴くのを止めにしようか...なんて真剣に思いましたね。そんな不遇な時代でもこうして頑張っていたバンド達に拍手を送りたいですね。Wonderful !

2013/02/20 (Wed) 22:56 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>クリタカさん

しかもSwedenでこんなんやってたってのに驚きました。
良い音楽いっぱい紹介してもらってます、ホントに。

P.S.
パクりに関するアドバイス感謝です、正に同じです。
無視が一番ですな、結局。

2013/02/22 (Fri) 20:20 | EDIT | REPLY |   

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