Three Man Army - 3
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Three Man Army - 3 (2005)

昔、ロックを聴き始めてしばらくしてからブルース・ロックって世界が基本ってか、ブルースが基本で、ブルースロックとブルースって違いを分かってなくて、その頃にも色々とブルースロックバンドを探してて、凄くたくさんあるな〜なんて記憶があった。こうしてひたすら垂れ流しでブログを書いたり聴いてたりすると意外と多くもないのかな、なんて思ったりしてね。フリーとかあるんだが、オリジナルアルバムは全部登場してしまっているから一捻り必要で、即座に登場ってワケにもいかないし、かと言ってマイナー過ぎるブルースロック紛いのバンドを聴く気分でも無いので何かな〜とかライブラリを漁る。忙しいが…。
結果、Three Man Armyの「3」を手に取った。録音は1974年前後だろうけど、リリースは2005年?かな。何でも前作「TWO」録音時にはアルバム2枚組にするかっつうくらいの楽曲が録音されていたとの事で、未発表作品の位置付け、更にロックオペラの形態を配しているようで、とか色々とありそうだが、そのヘンあまり気にしてない。なんでって…、音聴けば一発でThree Man Armyなサウンドでカッチョ良いんだからいいな、って。あれ?ブルースロック聞きたかったんじゃなかったっけ?と自分でも思うが、この「3」はブルースロックというカテゴライズで括られるものでもなさそうだ。かなりドラマティックで叙情性のあるハードロック基本のサウンドで、大変良い♪まぁ、一方ではともすればAOR?みたいな旋律があったりするのは後々の活動を知っているからであって、メロウなバラードが幾つか入ってるという言い方に留めておこう。ちょっとね、「Look At The Sun」を聴いてて思ったんだがアルバムの空気感っつうかムードや雰囲気がデヴィッド・ボウイの「Rise & Fall of Ziggy Stardust」によく似た感じかも。退廃的な中での光の差し込み方ってのか、そういう感じが。オープニングからギターがこれでもかっつうくらいにギターらしい生々しい音で左右チャンネルで迫ってきてカッコ良くて、オペラ調?なんて思うけどしっかりとドライブしたリズムが入ってきてアルバムをグイグイと聴かせてくれるんで嬉しい。それにしてもエイドリアン・ガーヴィッツの声が良く出てる。ドラムはこの時期なのでトニー・ニューマンのドタバタサウンドでやっぱB級ながらも素晴らしいバンド。発掘音源と言えどもこれだけのクォリティなんだから恐れ入る。「Come To The Party」のキャッチーさ、「Let's Go Get Laid」美しいアコースティックギターの響きからオジー・オズボーンのような歌へと聴かせる部分もかなりよろしい♪
Three Man Armyの面白さは決してメジャーなメロディやリフってのが突出することなくて、バンドの音として楽曲が楽しめるという姿だ。センスも良いしメンバーだってBaker Gurvitz Armyも含めてそこそこの人脈揃うし、凄いがどうにもロックの世界では大成しなかった。それにしてもこの「3」、多分前作「TWO」に続く傑作の一枚なんじゃないか?ちょっとドラマティック過ぎる嫌いはあるけどこういう自然体なロックが必要だ。作り込まれないロック、ってね。

昔、ロックを聴き始めてしばらくしてからブルース・ロックって世界が基本ってか、ブルースが基本で、ブルースロックとブルースって違いを分かってなくて、その頃にも色々とブルースロックバンドを探してて、凄くたくさんあるな〜なんて記憶があった。こうしてひたすら垂れ流しでブログを書いたり聴いてたりすると意外と多くもないのかな、なんて思ったりしてね。フリーとかあるんだが、オリジナルアルバムは全部登場してしまっているから一捻り必要で、即座に登場ってワケにもいかないし、かと言ってマイナー過ぎるブルースロック紛いのバンドを聴く気分でも無いので何かな〜とかライブラリを漁る。忙しいが…。
結果、Three Man Armyの「3」を手に取った。録音は1974年前後だろうけど、リリースは2005年?かな。何でも前作「TWO」録音時にはアルバム2枚組にするかっつうくらいの楽曲が録音されていたとの事で、未発表作品の位置付け、更にロックオペラの形態を配しているようで、とか色々とありそうだが、そのヘンあまり気にしてない。なんでって…、音聴けば一発でThree Man Armyなサウンドでカッチョ良いんだからいいな、って。あれ?ブルースロック聞きたかったんじゃなかったっけ?と自分でも思うが、この「3」はブルースロックというカテゴライズで括られるものでもなさそうだ。かなりドラマティックで叙情性のあるハードロック基本のサウンドで、大変良い♪まぁ、一方ではともすればAOR?みたいな旋律があったりするのは後々の活動を知っているからであって、メロウなバラードが幾つか入ってるという言い方に留めておこう。ちょっとね、「Look At The Sun」を聴いてて思ったんだがアルバムの空気感っつうかムードや雰囲気がデヴィッド・ボウイの「Rise & Fall of Ziggy Stardust」によく似た感じかも。退廃的な中での光の差し込み方ってのか、そういう感じが。オープニングからギターがこれでもかっつうくらいにギターらしい生々しい音で左右チャンネルで迫ってきてカッコ良くて、オペラ調?なんて思うけどしっかりとドライブしたリズムが入ってきてアルバムをグイグイと聴かせてくれるんで嬉しい。それにしてもエイドリアン・ガーヴィッツの声が良く出てる。ドラムはこの時期なのでトニー・ニューマンのドタバタサウンドでやっぱB級ながらも素晴らしいバンド。発掘音源と言えどもこれだけのクォリティなんだから恐れ入る。「Come To The Party」のキャッチーさ、「Let's Go Get Laid」美しいアコースティックギターの響きからオジー・オズボーンのような歌へと聴かせる部分もかなりよろしい♪
Three Man Armyの面白さは決してメジャーなメロディやリフってのが突出することなくて、バンドの音として楽曲が楽しめるという姿だ。センスも良いしメンバーだってBaker Gurvitz Armyも含めてそこそこの人脈揃うし、凄いがどうにもロックの世界では大成しなかった。それにしてもこの「3」、多分前作「TWO」に続く傑作の一枚なんじゃないか?ちょっとドラマティック過ぎる嫌いはあるけどこういう自然体なロックが必要だ。作り込まれないロック、ってね。
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