Johnny Winter - Live From Japan
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オンナばかりにブルースの世界を乗っ取られつつあるのか?なんて思ったりするがどうにもそれが現実なようで、いや、野郎もいっぱい出てきてるし頑張ってるけど、何と云うのか…、横一線。だから特別に誰が云々ってのもなく皆素晴らしいレベル。これはもう女の子達でも似たようなもので、それだけ弾けるコがたくさんいて、皆かなりのレベルとなると後は結局ルックスとかスタイルの好みでしかない?みたいなお話。なので一気に聴いててもしょうがないんでいくつかをちょくちょくと摘んで聴くっていう聞き方にしてたりします。そんなことでYouTubeで色々と物色してたら驚くべき代物があったので見てました。
ジョニー・ウィンターの2011年の来日公演のWOWOWで放送したライブビデオが1時間半丸ごと上がってて、今ではDVD「Live From Japan」として出てるヤツじゃないかと思うけど、自分もジョニー・ウィンター好きで90年の来日公演チケットは取ってた。しかし今のジョニー・ウィンターを見たいかと言われると全くそれはなくて、さほど興味をソソられなかった。それは映像も同じくだったが、時間もあったし見れるんだ、それなら見てみようかな、という感じで見てた。ただ、ツマミ食いに近い。正直言って全部見れなかったし全く琴線に触れること無く面白味を感じる事もなく淡々と映像を見ていた。ライブに行った人でもこれはキツかったんじゃないだろうか?Twitterやブログでもジョニー・ウィンター最高!と書いてあるのをライブ直後は見たけど、存在が見れた事に対しては確かにそうだろうけど、アーカイブとして見ちゃうとやっぱキツい。よくリリースさせたな、と思うがそこは日本だからか。
シビアに書いてるけど、オープニングはバックバンドのノリとグルーブのある演奏で、かなり面白い感じが漂う。そこにジョニー・ウィンターが登場して真ん中の椅子に座ってギターを弾く。この時点でちょっと違う。何が、ってギターの音。バックのバンドの方が、それらしい音を出しててジョニー・ウィンターのギターがそもそも、ってのもあるが、音がコーラスかかりまくりの音で、目立つようにはなってるが、どうもしっくりこない。それで淡々とステージを見ていくとライブだから熱く弾いてるのだろうけど、本人どうなんだろ?もう職人芸っぽく弾いてると言うか出来ちゃうから、ってトコなのか指だけは凄く動くと言うか、何かが圧倒的に足りない、って思った。歳だし体の事情もあるからそうなるし、仕事はしないといけないからっての分かるけど、やっぱ見なきゃ良かったと反省。往年の姿があるから余計にそう思ってしまうが、悲しくなる気持ちの方が大きかったかもしれん。ライブ行った人でも曲を全部知ってた人はほとんどいなかっただろう、と思ったりするが、ホントはどうなんだろ?見れただけでも大きなインセンティブだから良いのか。
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