Joanne Shaw Taylor - Almost Always Never
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Joanne Shaw Taylor - Almost Always Never (2012)

ちょいと前にエリザベス女王生誕60周年記念イベントなんてのが開催されていて、それほど話題にはならなかったんだがオリンピック前ってのもあってちょいとリハーサルってな感じもあったのかな。相変わらずポール・マッカートニーやエルトン・ジョンが出張っていて、何の興味も持ちようがないイベントだったのだが、そこで実は割と好きな部類に入るアニー・レノックスが出てたんだな。彼女は背中だか首だかに重症を追っていて日常生活もままならない状態でいると聞いていたのだが、こうしてライブで見るとそうでもないんじゃない?と思ってしまう。歌声は相変わらずだし迫力というか存在感と言うか、それでいてクリスタルな歌声で神々しさを持ってるんでね、さすがだな…と。
そのステージでのアニー・レノックスは天使の羽を背中に付けての出演だったが、どうやっらバックギタリストも女性で天使の羽を背負っているじゃないか。それでもちろんそれほど派手な曲じゃないからギターを弾きまくるなんてのはないんだが、それでもギターソロがクローズアップされるシーンがあって、見てると凄いんだよ、女性でこのフレーズでこの音でこんなギターかい?ってくらいに弾いててさ、それでいてきちんと仕事をこなしている落ち着きもあって注目した人も多かったんじゃないだろうか?その時はそれくらいだったんだけど、後で判明したのはなんだ、ジョアンナ・ショウ・テイラーという英国から出てきた女性ブルースギタリスト兼シンガーじゃないか、ってことで、普段のライブステージの派手さとは別にああいう場所での職人芸がなかなか好感を持てる。しっかりとアピールされて売れていけば良いな、と思うし。
そんなことでジョアンナ・ショウ・テイラーの新作「Almost Always Never」を挙げておこう。これまでの作品と比べるとやや大人しいかも?なんて思ったけど弾くトコロでは弾きまくってるので相変わらずダフでハードなブルーススタイルで、自分がいちばん好きなスタイルに近いな。テキサス系っつうかさ。ただ、リズム隊の面白さがなくって、楽曲がグルーブしてこないという欠点がある気がする。ギターとか歌とかはもう宇宙にたどり着いてるんだけどねぇ、どうして80年代以降のブルースってこういうロスが多いのか…、SRVもスタジオ盤では結構そういう傾向あったんだが、ライブで実力発揮してるから良いんだ、ってのもあるだろうけど、やっぱ勿体無いな〜って思うのは自分の嗜好性のせいか?
それにしてもギターはとんでもなくとんでもない。ロックはもしかしたらこういう女性達のものになっていくのかもしれないと思わせるくらいにハードドライヴィンしているサウンド。かっこえぇ〜。いつのライブかわからんけど、SRVの「Rude Mood」って曲がYouTubeにあったから見てたらさ、やっぱものすごくて…、ロックだ。

ちょいと前にエリザベス女王生誕60周年記念イベントなんてのが開催されていて、それほど話題にはならなかったんだがオリンピック前ってのもあってちょいとリハーサルってな感じもあったのかな。相変わらずポール・マッカートニーやエルトン・ジョンが出張っていて、何の興味も持ちようがないイベントだったのだが、そこで実は割と好きな部類に入るアニー・レノックスが出てたんだな。彼女は背中だか首だかに重症を追っていて日常生活もままならない状態でいると聞いていたのだが、こうしてライブで見るとそうでもないんじゃない?と思ってしまう。歌声は相変わらずだし迫力というか存在感と言うか、それでいてクリスタルな歌声で神々しさを持ってるんでね、さすがだな…と。
そのステージでのアニー・レノックスは天使の羽を背中に付けての出演だったが、どうやっらバックギタリストも女性で天使の羽を背負っているじゃないか。それでもちろんそれほど派手な曲じゃないからギターを弾きまくるなんてのはないんだが、それでもギターソロがクローズアップされるシーンがあって、見てると凄いんだよ、女性でこのフレーズでこの音でこんなギターかい?ってくらいに弾いててさ、それでいてきちんと仕事をこなしている落ち着きもあって注目した人も多かったんじゃないだろうか?その時はそれくらいだったんだけど、後で判明したのはなんだ、ジョアンナ・ショウ・テイラーという英国から出てきた女性ブルースギタリスト兼シンガーじゃないか、ってことで、普段のライブステージの派手さとは別にああいう場所での職人芸がなかなか好感を持てる。しっかりとアピールされて売れていけば良いな、と思うし。
そんなことでジョアンナ・ショウ・テイラーの新作「Almost Always Never」を挙げておこう。これまでの作品と比べるとやや大人しいかも?なんて思ったけど弾くトコロでは弾きまくってるので相変わらずダフでハードなブルーススタイルで、自分がいちばん好きなスタイルに近いな。テキサス系っつうかさ。ただ、リズム隊の面白さがなくって、楽曲がグルーブしてこないという欠点がある気がする。ギターとか歌とかはもう宇宙にたどり着いてるんだけどねぇ、どうして80年代以降のブルースってこういうロスが多いのか…、SRVもスタジオ盤では結構そういう傾向あったんだが、ライブで実力発揮してるから良いんだ、ってのもあるだろうけど、やっぱ勿体無いな〜って思うのは自分の嗜好性のせいか?
それにしてもギターはとんでもなくとんでもない。ロックはもしかしたらこういう女性達のものになっていくのかもしれないと思わせるくらいにハードドライヴィンしているサウンド。かっこえぇ〜。いつのライブかわからんけど、SRVの「Rude Mood」って曲がYouTubeにあったから見てたらさ、やっぱものすごくて…、ロックだ。
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