Chris Duarte - Vantage Point

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Chris Duarte - Vantage Point (2008)
Vantage Point

 三つ子の魂百までとは言ったものだ。現実的に三つ子の魂ってことはないんだが、幼少期もしくは多感期に洗礼を受けたサウンドってのはなんのかんのとず〜っと好きだったり聴いていたり聴きたくなったりするんでね、それがメタルな人もいれば歌謡曲の場合もあったりするが、衝撃を受けて意識的に聴いたものなんてのはそのまま人生一生残っていくモンだろうと思う。自分にもそんな音楽がいくつもあって、今でも衝撃的なのはあるから聴いていけるんだが、ブルースロックってのはいつまで経ってもちゃんと弾けないんで、永遠に憧れてるって部分あります。マイナーブルースならさ、まだ何となく弾き方がわかるんだけど、グイグイとしたSRV的なのとかバディ・ガイなんかもそうだけど、ああいうギターってどっから入っていいか分からなくて全然弾けない。クリス・デュアーテにしてもSRV系のギターのフレーズってのはどれもそんな感じで常に敬愛の眼差しで聴いてます。

 またまたブルース熱入ってきたのでクリス・デュアーテの「Vantage Point」を聴いたんですがね、全くアルバム的には久々にここまでのブルースロック一辺倒な作品だったのかな、ハードドライヴィンなブルースロックでグイグイ来ます。さすがにバディ・ガイの後で聴いてると軽い感じがしちゃうけど、それは相手が悪い(笑)。やっぱストラトじゃないとこいうの弾けないんだろう…とかまずはそこから入るんだよ。持ってるギターの形から、これ重要。まずはその気になって弾くこと、ってのがロックギタリストへの一番の近道なんです(笑)。

 さて、話戻そう…、「Vantage Point」は、ホントギター弾きまくってくれてて、いつも思うんだがバックのメンツをもうちょっと手数の多い連中に変えて激しく応酬するようなスタイルのバンドとか曲とかあると面白くなるんだが、いつもいつもクリス・デュアーテ一人で激しく弾きまくってくれているスタイルはここでも健在。ただ、かなりロックに近いんで聴きやすいしグイグイと来るんでドライブします。それでいて結構キャッチーなメロディとか付けてるからライブではウケるんだろうなと思うもん。そんでもって期待通りの展開とかギターソロとか入ってくるから気持ち良いんだな。ヘンなオーバーダビングも全然無くてライブ一発に近いレコーディングが熱さを出してくれてて更に燃えてくる。ギターって楽器はホントにエネルギーを持ってるよ。もちろん弾いてる人の魂を表現しやすい楽器ってだけだとは思うけどさ。いいぞいいぞ〜、どんどん弾いてくれ〜って思いながら聴いてます♪










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フレ
Posted byフレ

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