Buddy Guy - Live at Legends

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Buddy Guy - Live at Legends (2012)
Live at Legends

 ロックってのは若者のモンだと云う時代は完全に終わっててさ、もしかしたらロックってのはジジイたちの慰めでしかないんじゃないか?くらいにジジイばっかが元気だ。やってる方も聴いてる方もジジイばっか(笑)。まぁ、せいぜいオヤジくらいからだな、若くて。一体どうしてそんな風になったんだ?もしかしてロックってもう完全に終わってて、昔のジャズみたいな領域に入ってるんじゃないかと思う。そうすると若者の矛先はどこに行くのやら…、今の時代は何でもあるから別にロックとかそういうのに向く必要もないんだろうが…。それで自分の何が困る、ってことは特にないから全然ロックがジジイのモンであっても構わないんだけどさ。いや、若い連中でも聴いてるヤツはいるしやってる奴もいるんだが、比率の問題からして上記文章な気がするって話。

 バディ・ガイの新作ライブアルバム「Live at Legends」を聴いてるワケだが…、一体このジジイは幾つなんだ?とか思ってね。76歳?んあっ?76歳?76歳って…?ミック・ジャガーとかキースとか69歳…、な、ロックってジジイのモンだろ?って思うワケよ。聴いてる連中は多分40代とか50代が多いんじゃないかな。ま、いいや。

 そのバディ・ガイの新作「Live at Legends」はライブアルバムで自分のライブハウスLegendsで演奏したモンをアチコチ録音してまとめたもんなのか、一晩のライブをまとめたモンなのかはよく分からんけど、どっちでも大差なくって、一発目聴いた瞬間からもう何でも良いや、って思ったもんな。激しいエレクトリックロックブルースの最先端だよ、これ。どんな野郎もこんなギター弾けないし勝てないし一緒にやったって負けるだろうし、そもそも音が違うし、一体何なんだこの迫力とパワーは。ギターの音の伸びもキレも最高にカッチョ良いし、普通に弾いてたって魂入ってるし、一生懸命ギターの練習したってこんなん弾けるワケはない。それ以上の何かがなきゃ無理だ。いや、そんなことはわかってるんだから書いてもしょうがない(笑)。理屈抜きです。ヘンな話だけどこれぞロック、な音を出してくれてます。ブルースロックそのまま。何の進化もないのにカッコ良い…、こういうギター弾きたいなぁ〜、今からでもまだ時間はたっぷり有りそうだ、76歳か…、ぶっ飛びだぜ。












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フレ
Posted byフレ

Comments 3

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クリタカ  
すっ、すごい迫力...

 私は未だこの領域に足を踏み込んでいませんが、ロックヒストリーを遡って行くと必ずバディー・ガイの名前が出てきますよね。この迫力に圧倒されています。大好きなS.R.ヴォーンも子供に感じてしまいます。この年齢でもこのパフォーマンスが出来るというのは、元々そういう資質があったのか、または日々とんでもない努力を積み重ねているのか、いずれにせよ若いバンドが束になっても到底かなわない凄みを感じます。ん~圧巻!

2013/01/26 (Sat) 22:08 | EDIT | REPLY |   
風呂井戸  
私はブルースに万歳

 もう彼は怪物ですね。あのニヤリとした表情には百戦錬磨の経験からの表情です。甘いも酸いも全てを超越しての世界。激しくロックしたり、ブルースで哀感を唄ったりと・・・、特に私はブルースに心が奪われてしまう。

2013/01/27 (Sun) 09:49 | EDIT | REPLY |   
フレ  
最高のバディ!

>クリタカさん
いや、コレ、ブルースロック最高峰のギターっす。誰も出来ない領域に入ってるブルース・ロックですよ。だから聴くべし♪

>風呂井戸さん
ブルースかロックかってのよりこのギターがもう痺れまくりです。ギターってこんな凄いんだ、ってのが出てくれてて、最高っす。ブルースはホント奥が深くて永遠に追いかけていかないといけない世界ですね。

2013/01/27 (Sun) 23:38 | EDIT | REPLY |   

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