Agnes Strange - Strange Flavour
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Agnes Strange - Strange Flavour (1975)

感覚的によく分かんないけど、英国からドイツへの出向バンドってのは日本でイマイチ売れないから韓国や中国に渡って活動して商売する、みたいなモンなんだろうか?陸続きだからもう少しドサ回りに近い感覚なのだろうけど、その手のバンドって昔から英国には多いように聞く。ビートルズだってハンブルグでドサ回りしてたワケだし、身近な場所なんだろう。そのおかげで英国ロック史で語られるバンドもあればまるで語られず、ドイツのロック史に語られるバンドもあったりする。自分の知識レベルではあまり後者のバンドは知らず、そうだったのか…と感心することしきり、まだまだ学習ですね。
1975年にドイツの小さなレーベルからデビューしたAgnes Strangeというバンドの「Strange Flavour 」というアルバムです。全員英国人ながらもなかなか英国で芽が出ず、拾われたのはドイツのできたてホヤホヤのレーベルだったとか。音を聴いて一発でわかるように、これは売れなかっただろう(笑)。B級を飛び越えてC級までまっしぐらなバンド=アマチュアレベルに毛が生えた程度のオリジナル作品の楽曲群、そして特筆すべきところがまるで見当たらない楽器演奏陣とボーカルという何とも書くに困る題材でした(笑)。40年近くも前のマイナーなバンドの話なのでね、自分が70年代ロック好きでバンドやってオリジナル書いてた時にもこんなような曲っていくつかあったなってレベル感。それはそれで好きな音なんで、酷評できるもんじゃない。ただ、レベル感がその辺に近いかな〜と。そして、時代のど真ん中にいたからか、ヘンに考えられてて骨太なサウンドになってるというのは面白い。書き忘れてたけど、基本的にトリオのハードロック…R&Rベースに近いハードロックで、歌はダミ声な感じで実に男臭いバンド。確かにドイツでウケる感じの音です。
曲によって完成度がまちまちなのは作られた時代の違いなんだろうなってのがわかってしまうけど、カッコ良い曲が幾つか入ってて嬉しくなっちゃうね、こういう音。アドリブやインプロで押すでもなく楽曲で押すでもなく、単にヘンにコネクリ繰り回して成り立ってしまっている「Loved One」とか面白い。ほかも小奇麗にまとまることなく、ベタな音でマイナーロック好きのハートをくすぐるサウンド満載で愛着持てますね。聴いてるとやっぱり英国だな〜って感じが強いので自分的にはかなり◯な部類…ってか好きです。応援したくなる…、そんなバンド。ジャケットだってシャレてるじゃないですか。相変わらずツボにハマるコレクションを披露してくれる某コレクションシリーズ、続々と続いてくれます(笑)。ちなみにブログ盟友Cottonwoodhillさんトコでもかなり詳しく取り上げているのでいつも情報収集に感謝♪

感覚的によく分かんないけど、英国からドイツへの出向バンドってのは日本でイマイチ売れないから韓国や中国に渡って活動して商売する、みたいなモンなんだろうか?陸続きだからもう少しドサ回りに近い感覚なのだろうけど、その手のバンドって昔から英国には多いように聞く。ビートルズだってハンブルグでドサ回りしてたワケだし、身近な場所なんだろう。そのおかげで英国ロック史で語られるバンドもあればまるで語られず、ドイツのロック史に語られるバンドもあったりする。自分の知識レベルではあまり後者のバンドは知らず、そうだったのか…と感心することしきり、まだまだ学習ですね。
1975年にドイツの小さなレーベルからデビューしたAgnes Strangeというバンドの「Strange Flavour 」というアルバムです。全員英国人ながらもなかなか英国で芽が出ず、拾われたのはドイツのできたてホヤホヤのレーベルだったとか。音を聴いて一発でわかるように、これは売れなかっただろう(笑)。B級を飛び越えてC級までまっしぐらなバンド=アマチュアレベルに毛が生えた程度のオリジナル作品の楽曲群、そして特筆すべきところがまるで見当たらない楽器演奏陣とボーカルという何とも書くに困る題材でした(笑)。40年近くも前のマイナーなバンドの話なのでね、自分が70年代ロック好きでバンドやってオリジナル書いてた時にもこんなような曲っていくつかあったなってレベル感。それはそれで好きな音なんで、酷評できるもんじゃない。ただ、レベル感がその辺に近いかな〜と。そして、時代のど真ん中にいたからか、ヘンに考えられてて骨太なサウンドになってるというのは面白い。書き忘れてたけど、基本的にトリオのハードロック…R&Rベースに近いハードロックで、歌はダミ声な感じで実に男臭いバンド。確かにドイツでウケる感じの音です。
曲によって完成度がまちまちなのは作られた時代の違いなんだろうなってのがわかってしまうけど、カッコ良い曲が幾つか入ってて嬉しくなっちゃうね、こういう音。アドリブやインプロで押すでもなく楽曲で押すでもなく、単にヘンにコネクリ繰り回して成り立ってしまっている「Loved One」とか面白い。ほかも小奇麗にまとまることなく、ベタな音でマイナーロック好きのハートをくすぐるサウンド満載で愛着持てますね。聴いてるとやっぱり英国だな〜って感じが強いので自分的にはかなり◯な部類…ってか好きです。応援したくなる…、そんなバンド。ジャケットだってシャレてるじゃないですか。相変わらずツボにハマるコレクションを披露してくれる某コレクションシリーズ、続々と続いてくれます(笑)。ちなみにブログ盟友Cottonwoodhillさんトコでもかなり詳しく取り上げているのでいつも情報収集に感謝♪
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