Aunt Mary - Aunt Mary
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Aunt Mary - Aunt Mary (1970)

古い音楽やB級だから、あまり知られてないバンドだから、と言うのも昔はそういう概念やキャッチコピーが入手しやすかったってのあったが、今はインディーズのバンドも超有名なバンドも埋もれてしまったバンドも1970年だろうと2013年だろうと画面上に出てきてポチっとクリックするだけで買えたり聴けたりするので、それぞれの背景を無視すれば聞きたいものは普通に買えるし聴ける。どんなマイナーなバンドでも何かのきっかけでバンド名を知れば聞けるし入手できるのだ。だからその音がメジャー級かどうかってことは関係なく、聴いた自分たちの感覚で好みを漁っていけば良いだけの話。周りに左右されず音楽を聴いていけば何が本質的に面白いのかってのは簡単にわかる。商法がどうの、CMがどうのと関係なく自分の世界観を作り上げられます、それこそが重要。周りの影響下で聞く音楽なんて面白くないさ。そうしていくと自分の中で王道ってのは出来上がってきて、もしかしたらZeppelinとToadが並ぶかもしれないが、それでいいじゃないか。自分でもそんなのいくらでもある。少なくとも自分的にはYesやEL&PよりもGnidrologやCatapillaの方が好みの音だ。そんなもんだ。
1970年にデビュー・アルバムをリリースしたAunt Maryというバンドの最初の作品「Aunt Mary」、例によって某コレクションからの浮上モノだが、バンド名を見て感想を見て、てっきり女性ボーカルなんだろう、と思っていたので音を聴いた時にやや驚いた。その驚きは最初に流れてきたバンドの音に加えてジョー・コッカーばりの図太い男のボーカルだったからっていう二重の驚きだ。更に聴いていくと、フルートまで入っててここ一連の流れにぴったりで、叙情性も高くて大変好ましい。メロトロンもあって1970年のリリースだからそれほど大きく英国ロックの影響を受けて、って云うのではないけど、背景は同じだろう。だから英国産ですと言ってもおかしくないくらいの雰囲気が出ている。大きく違うのはノルウェー産だからか、叙情性がややドラマティック。それと、このベース、リッケンバッカー使ってるのか?モコモコボコボコの音をそのままこの手のバンドの音として録音するってどうよ?もちっと音が定着するサウンドにしてくれ、と思ったりするが、そのボンッボンッてベースが特徴的なのかもしれない。何かに突出したバンドではないが、ムード満点なB級感が素敵です。
アチコチ探しているとプログレバンドと書かれている事も多くてそうか?なんて思うけど、普通にロックバンドじゃないだろうか。ハードロックとも言い難いが…それは歌メロが割とポップに作られてるのもあるし、殊更ギターがハードなワケでもないし、曲構成が複雑ってこともない。もっとシンプルにビートルズに影響を受けての楽曲から時代の変化を吸収して進んでいるという所か。コーラスがキャッチーに入ったりするし、有りがちなゴッタ煮ロックの典型だがかなり良質な作品。それとジャケットがアートしてるからポイント高いよ。このジャケだったら、アメリカじゃないし英国でもないし、ユーロ?って思うもん。それがノルウェーとは誰も思わないが、Aunt Mary…マリーおばさんなんだからボーカルは女って思わないか?こだわるけど(笑)。

古い音楽やB級だから、あまり知られてないバンドだから、と言うのも昔はそういう概念やキャッチコピーが入手しやすかったってのあったが、今はインディーズのバンドも超有名なバンドも埋もれてしまったバンドも1970年だろうと2013年だろうと画面上に出てきてポチっとクリックするだけで買えたり聴けたりするので、それぞれの背景を無視すれば聞きたいものは普通に買えるし聴ける。どんなマイナーなバンドでも何かのきっかけでバンド名を知れば聞けるし入手できるのだ。だからその音がメジャー級かどうかってことは関係なく、聴いた自分たちの感覚で好みを漁っていけば良いだけの話。周りに左右されず音楽を聴いていけば何が本質的に面白いのかってのは簡単にわかる。商法がどうの、CMがどうのと関係なく自分の世界観を作り上げられます、それこそが重要。周りの影響下で聞く音楽なんて面白くないさ。そうしていくと自分の中で王道ってのは出来上がってきて、もしかしたらZeppelinとToadが並ぶかもしれないが、それでいいじゃないか。自分でもそんなのいくらでもある。少なくとも自分的にはYesやEL&PよりもGnidrologやCatapillaの方が好みの音だ。そんなもんだ。
1970年にデビュー・アルバムをリリースしたAunt Maryというバンドの最初の作品「Aunt Mary」、例によって某コレクションからの浮上モノだが、バンド名を見て感想を見て、てっきり女性ボーカルなんだろう、と思っていたので音を聴いた時にやや驚いた。その驚きは最初に流れてきたバンドの音に加えてジョー・コッカーばりの図太い男のボーカルだったからっていう二重の驚きだ。更に聴いていくと、フルートまで入っててここ一連の流れにぴったりで、叙情性も高くて大変好ましい。メロトロンもあって1970年のリリースだからそれほど大きく英国ロックの影響を受けて、って云うのではないけど、背景は同じだろう。だから英国産ですと言ってもおかしくないくらいの雰囲気が出ている。大きく違うのはノルウェー産だからか、叙情性がややドラマティック。それと、このベース、リッケンバッカー使ってるのか?モコモコボコボコの音をそのままこの手のバンドの音として録音するってどうよ?もちっと音が定着するサウンドにしてくれ、と思ったりするが、そのボンッボンッてベースが特徴的なのかもしれない。何かに突出したバンドではないが、ムード満点なB級感が素敵です。
アチコチ探しているとプログレバンドと書かれている事も多くてそうか?なんて思うけど、普通にロックバンドじゃないだろうか。ハードロックとも言い難いが…それは歌メロが割とポップに作られてるのもあるし、殊更ギターがハードなワケでもないし、曲構成が複雑ってこともない。もっとシンプルにビートルズに影響を受けての楽曲から時代の変化を吸収して進んでいるという所か。コーラスがキャッチーに入ったりするし、有りがちなゴッタ煮ロックの典型だがかなり良質な作品。それとジャケットがアートしてるからポイント高いよ。このジャケだったら、アメリカじゃないし英国でもないし、ユーロ?って思うもん。それがノルウェーとは誰も思わないが、Aunt Mary…マリーおばさんなんだからボーカルは女って思わないか?こだわるけど(笑)。
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