The Seventh Dawn - Sunrise
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The Seventh Dawn - Sunrise (1976)

ちょいとうるさいモノ続きだったのでホッと一息つきたいところだな、って思ってね、そんな時ってのは大抵フォークあたりに手を伸ばすことが多い。英国フォークものも結構好きなのでいくつも揃えてしまったんだが、何かとブログにもアップしているな…ってこともあってせっかくなので最近ようやくチマチマと手に入れつつある「asai collection」から何かないかと探してみることに。どうやら、この辺がフォーク云々だった気が…。
1976年リリースのThe Seventh Dawnという何とアメリカのバンドの「Sunrise」というアルバム。アメリカのバンドの1976年なんてそれでフォーク調とか言われても全然ピンと来なくてね…。どうしたってアメリカのフォーク調のバンドってのはカントリータッチが入らざるを得ないものだし、それがアメリカってもんだ。ケルトミュージックや英国トラッドフォークも元を正せばアメリカのカントリーに辿り着くのもあってケルティックフォークのバンドだとアメリカから出てきたデュオとかあったりするんだが、フォークはなかなか無いんでね、ホントかよ、って思って恒例YouTubeで試聴…、へ?ん?あれ??ホントにコレ、アメリカのバンド?感じの音が流れてくるじゃないか…。それが最初の驚きだったが、こういう音を聴きながらジャケットを見ているとそれもまたなかなか風情のあるジャケットに見えてくるから恐ろしい(笑)。
そんな感じで、とあるレビューではVashti Bunyanの再来とまで書かれていて…、そこまでは言わないが、素朴なタッチなどは似た雰囲気があるかもしれない。ただ、3曲目の「Latecoming」あたりは唐突にピアノとメロトロン?ストリングス?を中心とした疾走感溢れるロックが始まってしまうので一体何事?と。これはこれでまた妙にプログレチックに好まれる気はするので良いし…ってかこの路線でアルバム作った方が受けたんじゃないか?とも思ってしまうが、多分素朴なフォークの後にこのピアノロックが入ってくるから良いのかも。そしてまた元に戻り憂いのある素朴なピアノで歌われる…、さすがに200枚しかプレスされなかったと言われる稀少盤なだけあって、録音が相当ショボいのがやや残念。
ン~、でも、何か、凄いかもしれん。これが英国だったらかなり祭り上げられたんだろうがアメリカだったから知られざるアルバムとして存在しているんだと思う。この「Sunrise」というアルバムは英国のその系統のバンドのどれにもヒケを取らないんじゃないかと思うくらいの質素で素朴な名盤と言える。いや、良い物を教えてもらったモンだ…。恐るべし「asai collection」。

ちょいとうるさいモノ続きだったのでホッと一息つきたいところだな、って思ってね、そんな時ってのは大抵フォークあたりに手を伸ばすことが多い。英国フォークものも結構好きなのでいくつも揃えてしまったんだが、何かとブログにもアップしているな…ってこともあってせっかくなので最近ようやくチマチマと手に入れつつある「asai collection」から何かないかと探してみることに。どうやら、この辺がフォーク云々だった気が…。
1976年リリースのThe Seventh Dawnという何とアメリカのバンドの「Sunrise」というアルバム。アメリカのバンドの1976年なんてそれでフォーク調とか言われても全然ピンと来なくてね…。どうしたってアメリカのフォーク調のバンドってのはカントリータッチが入らざるを得ないものだし、それがアメリカってもんだ。ケルトミュージックや英国トラッドフォークも元を正せばアメリカのカントリーに辿り着くのもあってケルティックフォークのバンドだとアメリカから出てきたデュオとかあったりするんだが、フォークはなかなか無いんでね、ホントかよ、って思って恒例YouTubeで試聴…、へ?ん?あれ??ホントにコレ、アメリカのバンド?感じの音が流れてくるじゃないか…。それが最初の驚きだったが、こういう音を聴きながらジャケットを見ているとそれもまたなかなか風情のあるジャケットに見えてくるから恐ろしい(笑)。
そんな感じで、とあるレビューではVashti Bunyanの再来とまで書かれていて…、そこまでは言わないが、素朴なタッチなどは似た雰囲気があるかもしれない。ただ、3曲目の「Latecoming」あたりは唐突にピアノとメロトロン?ストリングス?を中心とした疾走感溢れるロックが始まってしまうので一体何事?と。これはこれでまた妙にプログレチックに好まれる気はするので良いし…ってかこの路線でアルバム作った方が受けたんじゃないか?とも思ってしまうが、多分素朴なフォークの後にこのピアノロックが入ってくるから良いのかも。そしてまた元に戻り憂いのある素朴なピアノで歌われる…、さすがに200枚しかプレスされなかったと言われる稀少盤なだけあって、録音が相当ショボいのがやや残念。
ン~、でも、何か、凄いかもしれん。これが英国だったらかなり祭り上げられたんだろうがアメリカだったから知られざるアルバムとして存在しているんだと思う。この「Sunrise」というアルバムは英国のその系統のバンドのどれにもヒケを取らないんじゃないかと思うくらいの質素で素朴な名盤と言える。いや、良い物を教えてもらったモンだ…。恐るべし「asai collection」。
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