Neuschwanstein - Battlement

そういや、最近結構な具合にハマってるドイツなバンドの中にもきっとジェネシスフォロワー的なバンドはいるに違いない…ってことでハードロックなドイツからちょっと逸脱してプログレッシブなドイツへと手を付けてみる…ってほど食指を伸ばしてはいないので素人丸出しのレビューではあるのだが、ま、それもいいさ。皆年末で忙しくしているに違いない(笑)。あ、そうでもないか、もしかして今日で仕事おしまい!って人も多いのか?多いかも…。
1979年にリリースされたドイツのNeuschwansteinというバンドの「Battlement」という作品…なんてことはない、超有名なノイシュヴァンシュタイン城と同じスペルのバンドってことだ。聴きながら書いてるんだけどさ、どうにも、これはジェネシスそのままなんじゃないか?ってくらいにジェネシスしてる。でも、何故か自分はこういう音は好きだ。ジェネシスそっくりでフォロワーどころか歌い方までピーガブに似せてるくらいなのに、さほどボーカルを毛嫌いするでもなくすんなり聴ける…、楽曲とか音色とか曲の構成とか概ねジェネシスそのままなんだが…、やっぱB級臭さが好みなんだろうか?フルートの調べとか結構切なくて良い感じだし軽すぎない適度な重さも好みだ。う〜ん、一体自分でも何がその境界線なのかよくわかんないが、レベル感以外はNeuschwansteinの方が好みです(笑)。
英国のバンドでもEnglandとかジェネシスフォロワーと言われるバンドの音はかなり好きな部類なんだけど、本家は苦手という好みの傾向があって、どうにも天邪鬼な耳なんだな。それはともかく、Neuschwansteinはピアノもアコギもフルートもナチュラルに美しく、ジェネシス的というのを抜きにしてもかなり哀愁漂うメロディを奏でてくれるバンドで叙情派と言われる部類だろうと思う。なかなか心に染み入るバンドだったのでジェネシスフォロワーバンドにあまり外れはない、ってのが自分的解釈。
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