Genesis - Selling England By the Pound
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Genesis - Selling England By the Pound (1973)

ひたすら英国的な音を聴いてしまったので、更に英国的な音でも聴いてみようかな〜ってことを思いつつ、多分ピーター・ガブリエルの名前がケイト・ブッシュの時に出てきたのでジェネシスか…ってな話になったような感じ。自分のことながら色々と考えることもあって、きっかけのひとつも思い出せなかったり。クリスマスだしさ、そっち方向の何か…と探してみたり、ケイト・ブッシュならばその系統で…とか聴いてみたりして、いつもいつも色々と聴いてから路線決めしてるんだよ。大体ふとしたことから進んでしまうんで戻ることもないけど、クリスマス路線はちょいと面白味に欠ける気がしたんで、戻って女性の浮遊系…とか聴いたりして、でもなんか気分じゃない、ってことで戻ってジェネシス。何度かウチのブログにも登場してるけど実は全然得意じゃないバンド。70年代のアルバムは全部持ってて、何度か挑戦しているもののイマイチよく入りきれないバンドで、ず〜っと来ている。英国ロック・ファンにあるまじき姿、と言われるのは承知で暴露すれば、どうにも響かなかったんだよね、このバンド。音も歌も曲も。でも周りには結構信者もいて、プログレ好きなら半分以上はジェネシス信者じゃないか、っつうくらい定説のバンド。なのに自分は…とやや肩身狭かったから何度も聞くが、やっぱりダメで、ま、ダメでも良いが。
実に久々ですジェネシス。今回は1973年にリリースされた5枚目のアルバム「Selling England By the Pound」、ピーター・ガブリエル在籍時代でありながらあまりピーター・ガブリエルが音作りに参加しなかったことから一般的には聴きやすいサウンドに仕立てられたと言われている作品。自分もジェネシスを聴いた中で一番良いんじゃない?って思ったアルバムではあったんだが、その良い、という度合いが全然違ったので何度も聴き直していない作品。なのであまり大きな声で書けないのだが、今回じっくりと聴いていて、その奥深さと面白さがようやくわかってきた(笑)。自分がダメなのはピーター・ガブリエルの声だな、ってのはもうわかってたんで、そのヘンはともかくとしても、音としてのジェネシスの「Selling England By the Pound」はなるほど聴きやすいシンフォニックプログレ、と言われるだけのサウンドだ、ってのがわかった。イメージするシンフォニックと違うけど、確かにプログレらしいアルバムでこれぞプログレ、って感じだよね。1曲づつが長いのもプログレらしい。全部ファンタジックなドラマ仕立てになっているからそこまで追求すれば大層面白いと思うが、訳詞を読んで云々までは進んでない…昔はレコード全部日本盤で持ってたんだが…。
スティーブ・ハケットのギターの音がカラフルで彩りを鮮やかにしている、そしてフィル・コリンズのドラムがとんでもなく器用に裁かれていて驚いた。ここまでドラム叩いてた人なんだ?って見直した。その辺が今回の発見でして、ちょっとまた機会ある時に流して聴こう〜って思ったもん。ただ、車とか電車じゃダメだな…じっくりと静かな空間で聴かないとこの繊細さとかムードみたいなのは聴き切れないんじゃないかな。なので一人ヘッドフォンで篭って聴くに限る。メロトロンの美しさもあるんだけど、何だろな、ジェネシス独特のちょっとピコピコ的な音色…軽さっつうか、ちょっと違うんだよ、普通と。そこがどうも抜けている感じで重みがないと言うか…。しかしやっぱメジャーなプログレバンドなだけあってきちんと聴かないといかんな…、好き嫌いだけでパスしてたけどようやく楽しめそうになってきたからまだまだ聴くべきロックはあるってことで嬉しい♪

ひたすら英国的な音を聴いてしまったので、更に英国的な音でも聴いてみようかな〜ってことを思いつつ、多分ピーター・ガブリエルの名前がケイト・ブッシュの時に出てきたのでジェネシスか…ってな話になったような感じ。自分のことながら色々と考えることもあって、きっかけのひとつも思い出せなかったり。クリスマスだしさ、そっち方向の何か…と探してみたり、ケイト・ブッシュならばその系統で…とか聴いてみたりして、いつもいつも色々と聴いてから路線決めしてるんだよ。大体ふとしたことから進んでしまうんで戻ることもないけど、クリスマス路線はちょいと面白味に欠ける気がしたんで、戻って女性の浮遊系…とか聴いたりして、でもなんか気分じゃない、ってことで戻ってジェネシス。何度かウチのブログにも登場してるけど実は全然得意じゃないバンド。70年代のアルバムは全部持ってて、何度か挑戦しているもののイマイチよく入りきれないバンドで、ず〜っと来ている。英国ロック・ファンにあるまじき姿、と言われるのは承知で暴露すれば、どうにも響かなかったんだよね、このバンド。音も歌も曲も。でも周りには結構信者もいて、プログレ好きなら半分以上はジェネシス信者じゃないか、っつうくらい定説のバンド。なのに自分は…とやや肩身狭かったから何度も聞くが、やっぱりダメで、ま、ダメでも良いが。
実に久々ですジェネシス。今回は1973年にリリースされた5枚目のアルバム「Selling England By the Pound」、ピーター・ガブリエル在籍時代でありながらあまりピーター・ガブリエルが音作りに参加しなかったことから一般的には聴きやすいサウンドに仕立てられたと言われている作品。自分もジェネシスを聴いた中で一番良いんじゃない?って思ったアルバムではあったんだが、その良い、という度合いが全然違ったので何度も聴き直していない作品。なのであまり大きな声で書けないのだが、今回じっくりと聴いていて、その奥深さと面白さがようやくわかってきた(笑)。自分がダメなのはピーター・ガブリエルの声だな、ってのはもうわかってたんで、そのヘンはともかくとしても、音としてのジェネシスの「Selling England By the Pound」はなるほど聴きやすいシンフォニックプログレ、と言われるだけのサウンドだ、ってのがわかった。イメージするシンフォニックと違うけど、確かにプログレらしいアルバムでこれぞプログレ、って感じだよね。1曲づつが長いのもプログレらしい。全部ファンタジックなドラマ仕立てになっているからそこまで追求すれば大層面白いと思うが、訳詞を読んで云々までは進んでない…昔はレコード全部日本盤で持ってたんだが…。
スティーブ・ハケットのギターの音がカラフルで彩りを鮮やかにしている、そしてフィル・コリンズのドラムがとんでもなく器用に裁かれていて驚いた。ここまでドラム叩いてた人なんだ?って見直した。その辺が今回の発見でして、ちょっとまた機会ある時に流して聴こう〜って思ったもん。ただ、車とか電車じゃダメだな…じっくりと静かな空間で聴かないとこの繊細さとかムードみたいなのは聴き切れないんじゃないかな。なので一人ヘッドフォンで篭って聴くに限る。メロトロンの美しさもあるんだけど、何だろな、ジェネシス独特のちょっとピコピコ的な音色…軽さっつうか、ちょっと違うんだよ、普通と。そこがどうも抜けている感じで重みがないと言うか…。しかしやっぱメジャーなプログレバンドなだけあってきちんと聴かないといかんな…、好き嫌いだけでパスしてたけどようやく楽しめそうになってきたからまだまだ聴くべきロックはあるってことで嬉しい♪
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