The Brian Setzer Orchestra - Vavoom
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The Brian Setzer Orchestra - Vavoom (2000)

同じオーケストラを使うにもまるで異なる音楽性を打ち出すってのがこれまたオーケストラの面白い所で、一般的にはクラシックを演奏するためのオーケストラ、なのだろうけど古い世代には実は歌謡曲などのバックはオーケストラ、だったりとか(笑)。まぁ、オーケストラなのでどんな音楽でも基本的には演奏できるし鳴らせるハズで、ロックという世界だけがその極少な世界且つ異端な世界でもあるのだろう。それが一緒にやるってんだからそりゃなかなか上手く行かないこともあれば見事に融合する場合もある。そんなオーケストラを上手く使いこなしてシーンで暴れまくってる人がブライアン・セッツアー。今じゃBrian Setzer Orchestraの人、だからねぇ…。
2000年にリリースされたBrian Setzer Orchestra名義の4枚目のアルバム「Vavoom」は前作の「The Dirty Boogie」での大ヒットを受けて相変わらずのハジケ路線を踏襲して見事にシーンで成功した作品、だと思う。少なくとも日本ではかなり盛り上がりを見せたアルバムになったし同時に来日公演もあったから余計にそう見えるのだろう。ちなみにBrian Setzer Orchestraって数年に一回は来日公演やってるくらい親日家…ってか日本では人気が高いらしい。アメリカではそうでもないのだろうか?なんて思うけど、毎回クリスマスシーズンには引っ張りだこになるようで、このヘンは古くからのクラシックなクリスマスソングが大好きなアメリカ人ウケするためにサンタの格好でオールディーズのクリスマスソングカバーなんてのをやっているBrian Setzer Orchestraの知名度のようだ。日本ではそこまでではないな。
その「Vavoom」というアルバム…、一言で言えば「ゴキゲン」なサウンド。ロカビリーとオーケストラだから50年代をゴージャスにした感じだし、それでいてブライアン・セッツアーの驚異的なギタープレイなんだから見事なもの。それで曲のアレンジや曲そのものも全く手抜きなく派手に明るくノリまくれるロカビリーか切ないバラード、と方向性を定めているんで聴いていて心地良い。メリハリもあるしさすが、と唸らされる…と言うよりも単純に楽しめるアルバムに仕上がっていて、以降まるで方向性が変わることなくアルバムを出し続けてくれている。ここまで歌えてギター弾けてオーケストラも引き連れて観客を楽しませることに徹底できるエンターティナーはアメリカ広しと言えどもそうそう多くはない。しかもセルフプロデュースでそこまでやってるんだから見事。ゴキゲンなサウンドで楽しもう♪

同じオーケストラを使うにもまるで異なる音楽性を打ち出すってのがこれまたオーケストラの面白い所で、一般的にはクラシックを演奏するためのオーケストラ、なのだろうけど古い世代には実は歌謡曲などのバックはオーケストラ、だったりとか(笑)。まぁ、オーケストラなのでどんな音楽でも基本的には演奏できるし鳴らせるハズで、ロックという世界だけがその極少な世界且つ異端な世界でもあるのだろう。それが一緒にやるってんだからそりゃなかなか上手く行かないこともあれば見事に融合する場合もある。そんなオーケストラを上手く使いこなしてシーンで暴れまくってる人がブライアン・セッツアー。今じゃBrian Setzer Orchestraの人、だからねぇ…。
2000年にリリースされたBrian Setzer Orchestra名義の4枚目のアルバム「Vavoom」は前作の「The Dirty Boogie」での大ヒットを受けて相変わらずのハジケ路線を踏襲して見事にシーンで成功した作品、だと思う。少なくとも日本ではかなり盛り上がりを見せたアルバムになったし同時に来日公演もあったから余計にそう見えるのだろう。ちなみにBrian Setzer Orchestraって数年に一回は来日公演やってるくらい親日家…ってか日本では人気が高いらしい。アメリカではそうでもないのだろうか?なんて思うけど、毎回クリスマスシーズンには引っ張りだこになるようで、このヘンは古くからのクラシックなクリスマスソングが大好きなアメリカ人ウケするためにサンタの格好でオールディーズのクリスマスソングカバーなんてのをやっているBrian Setzer Orchestraの知名度のようだ。日本ではそこまでではないな。
その「Vavoom」というアルバム…、一言で言えば「ゴキゲン」なサウンド。ロカビリーとオーケストラだから50年代をゴージャスにした感じだし、それでいてブライアン・セッツアーの驚異的なギタープレイなんだから見事なもの。それで曲のアレンジや曲そのものも全く手抜きなく派手に明るくノリまくれるロカビリーか切ないバラード、と方向性を定めているんで聴いていて心地良い。メリハリもあるしさすが、と唸らされる…と言うよりも単純に楽しめるアルバムに仕上がっていて、以降まるで方向性が変わることなくアルバムを出し続けてくれている。ここまで歌えてギター弾けてオーケストラも引き連れて観客を楽しませることに徹底できるエンターティナーはアメリカ広しと言えどもそうそう多くはない。しかもセルフプロデュースでそこまでやってるんだから見事。ゴキゲンなサウンドで楽しもう♪
The Dirty Boogie
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