Action - Action
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Action - Action (1972)

昔ブログを始めてちょっとした頃に色々な人がウチにも出入りしてくれていて、もちろんよく知っている人達もたくさんいたと思うし、そういう方々ともブログのコメント経由で会話できて面白いのはともかく、こんなに世界って広がるもんかね、って思ったもんだ。英国のロックさえ徹底的に抑えれば大方のロックは制覇できたと言えるだろう、って思ってたし、アメリカものはさほど興味ないの分かってたし、そんなもんかな、なんて思ってた。もう7年も前の事だし、若かった。んで、その頃に強烈なマニアが数人コメントをくれてて、「ドイツにはハマるな」と言ってたんだよ。ドイツなんてヘンなアヴァンギャルドばっかだからハマる人って相当ニッチだろうなぁ、自分はハードロック好きだからハマりようがないじゃないか、とこっそりと思ってたが、大きな間違いだった、ってことにようやく気づいた。元気かな、あの方々…。たまにはメールでもコメントでもTwitterでもどうぞ♪
ってことで、先人たちの教訓を無視してドイツにハマってます。1972年にリリースされたActionというドイツのバンドのファーストアルバム1972年にリリースされたActionというドイツのバンドのファーストアルバム「Action」ですな。2009年に再発されている…ってのも2008年に再結成してライブやったりしたらしい関係上の再発だそうだ。ボーナストラックにはその2008年のライブが入っている。まぁ、その前に、オリジナルなアルバムの方だ…。
あのさぁ…、毎回ドイツって不思議なんだが、ブルース色はあまり感じられないワケ、そりゃ文化的にブルースが入ってきてないんだからどうしたって英国経由だし、それもハードロックに目覚める連中からしたら、かったるい音楽でしかないワケよ、ブルース・ロックってのは。んで、70年代に入ってるから顕著なのがUriah HeepとBlack Sabbathの影響力の強さで、それはブルース色のないハードロックだったから、ってことだろうと思ってる。そこにドイツ人の感性がハマったんだろうと…、しかも自分たちで出来る範囲の音なんじゃないか、ってのもあったと思う。だからやたらとオルガンハードと重いリフを重ねてギターのアルペジオでモノ悲しく展開していくっていう、音楽の骨格的には初期プログレ。そんな構図が70年代中期頃までのドイツのハードロックの基準、な気がする。
そしてこのActionは、1972年に「Action」をリリースしているって事からして、まんま基本。正に基本。これが基本。そんなバンドの音で、ダサさ全開、でもテクニックは結構あって音としてはかなり面白い、そしてどの曲を聴いてもどこかで聴いたことのあるようなフレーズやコーラスやコード進行だったりする…、なんだろ?やっぱUriha Heepが基本…ってかそのまんま。バイロン並みのハイトーンを似せたボーカルもいるし、構成も凝り具合も、そして曲の長さや配分も正に時代、基本です。じゃ、Uriah Heep聴けば?って思うけど、そこがドイツの面白いところで、Uriah Heepほどの気品はないし、まだ地べたに近い所を出してるんだよ。それが良いかどうかは別として、メンバー全員で必死にアレコレと作ってる姿、そして演奏している姿ってのが好きで、ギターも何のルーツかまるで分からないけどカッコ良いプレイだし、ドラムもかなりドタバタ手数多くやってるし、ベースはガンガンリード弾いてるし、そしてオルガンは全編に渡って強烈に流れている。見事にActionというバンドの色になってる。なんせ、アルバム全曲で4曲ですからね、何考えてたんだお前ら?ってくらいに時代に感化されててよろしい。もちろん強引な曲繋ぎも多々あるし、鍵盤で繋いで展開するなんて普通だけど、演奏している表情が浮かぶんだよ。こんなにダサいのに一生懸命やって…、カッコ良いっす、ホント。好きです、こういうの。
もうね、YouTubeに全曲聴けるのがあるのが凄いよ。こんなの誰が上げるんだ?ありがとう!お陰で面白いの出会えた!

昔ブログを始めてちょっとした頃に色々な人がウチにも出入りしてくれていて、もちろんよく知っている人達もたくさんいたと思うし、そういう方々ともブログのコメント経由で会話できて面白いのはともかく、こんなに世界って広がるもんかね、って思ったもんだ。英国のロックさえ徹底的に抑えれば大方のロックは制覇できたと言えるだろう、って思ってたし、アメリカものはさほど興味ないの分かってたし、そんなもんかな、なんて思ってた。もう7年も前の事だし、若かった。んで、その頃に強烈なマニアが数人コメントをくれてて、「ドイツにはハマるな」と言ってたんだよ。ドイツなんてヘンなアヴァンギャルドばっかだからハマる人って相当ニッチだろうなぁ、自分はハードロック好きだからハマりようがないじゃないか、とこっそりと思ってたが、大きな間違いだった、ってことにようやく気づいた。元気かな、あの方々…。たまにはメールでもコメントでもTwitterでもどうぞ♪
ってことで、先人たちの教訓を無視してドイツにハマってます。1972年にリリースされたActionというドイツのバンドのファーストアルバム1972年にリリースされたActionというドイツのバンドのファーストアルバム「Action」ですな。2009年に再発されている…ってのも2008年に再結成してライブやったりしたらしい関係上の再発だそうだ。ボーナストラックにはその2008年のライブが入っている。まぁ、その前に、オリジナルなアルバムの方だ…。
あのさぁ…、毎回ドイツって不思議なんだが、ブルース色はあまり感じられないワケ、そりゃ文化的にブルースが入ってきてないんだからどうしたって英国経由だし、それもハードロックに目覚める連中からしたら、かったるい音楽でしかないワケよ、ブルース・ロックってのは。んで、70年代に入ってるから顕著なのがUriah HeepとBlack Sabbathの影響力の強さで、それはブルース色のないハードロックだったから、ってことだろうと思ってる。そこにドイツ人の感性がハマったんだろうと…、しかも自分たちで出来る範囲の音なんじゃないか、ってのもあったと思う。だからやたらとオルガンハードと重いリフを重ねてギターのアルペジオでモノ悲しく展開していくっていう、音楽の骨格的には初期プログレ。そんな構図が70年代中期頃までのドイツのハードロックの基準、な気がする。
そしてこのActionは、1972年に「Action」をリリースしているって事からして、まんま基本。正に基本。これが基本。そんなバンドの音で、ダサさ全開、でもテクニックは結構あって音としてはかなり面白い、そしてどの曲を聴いてもどこかで聴いたことのあるようなフレーズやコーラスやコード進行だったりする…、なんだろ?やっぱUriha Heepが基本…ってかそのまんま。バイロン並みのハイトーンを似せたボーカルもいるし、構成も凝り具合も、そして曲の長さや配分も正に時代、基本です。じゃ、Uriah Heep聴けば?って思うけど、そこがドイツの面白いところで、Uriah Heepほどの気品はないし、まだ地べたに近い所を出してるんだよ。それが良いかどうかは別として、メンバー全員で必死にアレコレと作ってる姿、そして演奏している姿ってのが好きで、ギターも何のルーツかまるで分からないけどカッコ良いプレイだし、ドラムもかなりドタバタ手数多くやってるし、ベースはガンガンリード弾いてるし、そしてオルガンは全編に渡って強烈に流れている。見事にActionというバンドの色になってる。なんせ、アルバム全曲で4曲ですからね、何考えてたんだお前ら?ってくらいに時代に感化されててよろしい。もちろん強引な曲繋ぎも多々あるし、鍵盤で繋いで展開するなんて普通だけど、演奏している表情が浮かぶんだよ。こんなにダサいのに一生懸命やって…、カッコ良いっす、ホント。好きです、こういうの。
もうね、YouTubeに全曲聴けるのがあるのが凄いよ。こんなの誰が上げるんだ?ありがとう!お陰で面白いの出会えた!
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