Chicago - Chicago II

何故か…、音楽が頭に浮かぶ時って何らかのインスピレーションとかきっかけみたいなのは本来あるんだろうけど、それに気づかずにふとよぎる旋律だったりリズムだったりすることがあって、当然脈絡なく降り立ってくるんだが、自分ではそんなにたくさんの曲を「記憶」はしていないので旋律が降りてくることはあんまりない、はず。ギターのリフだったりソロだったりベースラインだったりする方が圧倒的に多くて、その印象から都度都度のブログネタの記事も思いつくんだけど、一応何となくの繋がりはもたらしていた、んだよな、いつも。最近はこだわってないけどさ。
Chicagoの「Chicago」、1970年リリースのセカンドアルバムにして2枚組という快挙、アメリカの音楽シーンでよくぞその快挙を果たした、とも思うのだが、ここ最近恒例のことながら、実は自分はChicagoなんてほとんど聴いたことない。ブラスロックなんて聴くことなかったし、しかもアメリカでしょ?いや〜、聴かないよねぇ〜。それでも、頭の中に舞い降りた楽曲はもちろん一番有名な「長い夜」でしたとさ。「25 or 6 to 4」って…ホント意味わからん英語のタイトルだが、見事に楽曲ごと頭の中に来た。んで、聴こう〜と思ったんだけどさ、アナログでコレって結構先の方に入ってるから時間かかるんだよな。その曲だけ聞けば良いじゃないかって話もあるが、普段まるで聴かないんだから折角なので全部聴いてみるかって気になるワケです。そうしないといつ聴くかわからんし。しっかりとアルバムだけはあるという不思議…、まぁ、ベスト盤買わないし、シングルってのもないし、結局中古で激安な頃に多分買ってるんだと思う。ちなみに自分のバンドのヤツはChicagoとかアメリカの音ってほとんど聴かないのに、Chicagoのジャケットを20枚くらい並べてみたい、ってことだけでChicagoのアルバムを買い漁って並べて写真送って来られたことがある。そのくだらない収集癖が面白いのだが、実物見たら圧巻だっただろうな〜とちょっと羨ましかった(笑)。
そのChicagoの「Chicago」、何ともまぁ聴きやすいし、古き良きアメリカを彷彿させるサウンドなこと。ブラスってなんかこう気分が変わるよね。ロックなのにブラスのせいでかなり変わった印象になるし、その分他の楽器が目立たないんだが、面白いな〜と。アルバム「Chicago」全体もかなり面白い出来栄えだったってことを初めて知ったかも。如何に昔も今もきちんと聴かないか、っていうことかもしれん(笑)。テリー・キャスのギターがかっちょえぇ〜!さり気なくギュリギュリって入ってくるのが面白いこれくらいのオブリとか音ってのが一番心地良いのかもなぁ、音楽的には。だから何となく流れてても邪魔にならないし…、いいな。ちょっと今更Chicagoを聴きまくるか(笑)?多分初期作品はこんなんだろうから、楽しめそうだ…アルバムあと何枚あったかな…。
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