Son House - Death Letter
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ロバジョンの師とも云われているデルタブルース界の大御所、通称「Father of Delta Blues」と呼ばれるサン・ハウス。今のところこの辺りが歴史的に漁れる最古のブルースマンの系譜らしく、時代は1930年と云われており、チャーリー・パットンなどと共に参加しているオムニバスアルバム
この人も面白い経歴を持つ人で、元々は牧師さんだった(ブルースマンには希にこういう人いるのだが)ようで、悪魔の音楽であるブルースに出会ってからというものロクなこともなく、何と正当防衛ながらも殺人までしてしまうという恐ろしさ。模範囚となったために一年で出所してきて、ギター弾きになるんだけど、ロバジョン話が出るくらいまではまだウワサもあったのだが、その頃からプッツリと消息が途絶えてしまい、彼は今どこへ?ってなもんで、消息不明、もちろん誰も探しやしないので世界の片隅で話題になっても意味不明なんだけど、1964年、とあるブルース研究家がその行方を捜し出して発見し、そこでシーンにお呼びが掛かる。その頃の録音が「Father Of The Delta Blues: The Complete 1965 Sessions」
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