Epitaph - Epitaph
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Epitaph - Epitaph (1971)

ヤバイなぁ…、ドイツのHRって面白いわ。あ、もちろんまだ1970年代のお話で、80年代以降のメタル系ではないので悪しからず…、そのヘンはもしかしたらまた進むことがあるかもしれないけど、まだ分からんので。ココの所、ドイツのHR的なのをネットでアチコチ探してたりするも、日本語だとあんまり見つからないのな。古くからのブログが割と引っ掛かって出てくるので、さすがの知識の深さに感謝しながら目を皿のようにしてじっくりと読ませてもらう事が多いです。さてさて、先日はFrumpyで大喜びしてハマりまくってまして、週末を迎えた本日はそれほどまでにハマれるのあるのかどうか分からんけど、それなりに知名度のあるものなら良いのか?という期待を抱きながらチャレンジです。
1971年にリリースされたEpitaphと言うバンドのファーストアルバム「Epitaph」。聞けばこのEpitaphというバンドも1983年頃まで活動してて、しっかりその後のHRの軌跡にも入ってくるらしいが、その最初のアルバムがこの「Epitaph」って事です。まぁ、ロックファンなら誰しもがEpitaphと言えばKing Crimsonの墓碑銘を思い出すだろうから、当然その影響下にあるバンドだろう、みたいに思えてしまうのが多い。ただ、Epitaphと言うバンドはいくつかあって、どれもプログレって事はなかったりするのが面白い。このドイツのEpitaphにしても「Visions」って曲だけはメロトロンバリバリの泣きまくりサウンドだけど他はそうでもない。メンバー構成も基本ドイツ人ながら、英国人も入っているからか、かなり英国的なサウンドな気がしているし、どこか牧歌的。そして時代の象徴とも言えるくらいのダサいリフとギターのフレーズが堪らなく面白い。上手いワケでもなくロック魂溢れるスタイルって点も自分的には大好きなスタイルで、聴いてると、こんくらいなら自分でもギター弾けるし〜と思っちゃうレベル。その身近感覚を自分が好む理由なんだろう…。
そもそもドイツのバンドのアルバムジャケットって結構意味分からんのが多くて、このEpitaphも何が訴えたいのかがまるで理解できないアルバム・ジャケット。察するに壊れた古き牢獄の窓から見た光景なのだが、コイツ…、何だ?墓碑銘らしく「Epitaph」と刻まれてはいるものの見えている景色が分からん…、棺を入れる穴が掘られている所に座っているのは分かるが、ま、そう考えればこれが墓碑銘というニュアンスを主張しているのかもしれん…ってことにしておこう。こういうのってもっと自分のボキャブラリーがあるとカッコ良く書けるんだろうけどなぁ、残念。
しかしこの「Epitaph」と言うアルバム、CDで一見見ていると普通に10曲入りか〜と思ってたんだけど、その実オリジナルアルバムリリース時には5曲しか入っていないアルバムで、A面3曲、B面2曲という大作志向だったので一曲づつがとても長い…、いや、長く感じるのはそこまで展開されるアレンジじゃないからっていう点もある。そういう意味では一応プログレッシブロックのセンスも持ち合わせてはいる、はず。ただ、そこまで器量はあまり聴かれることがないな〜っていう感想。これだけ各曲カラフルなテイストを持ち合わせた曲が出せるならもっとコンパクトにまとめた方が良かったんじゃないかとも思うが、その辺の混沌さが70年代初頭のドイツらしいのかもしれない。英国だってそうだったワケだから、同時進行だったんだろう。んで、ま、それが嫌いかと言えばまるでそんなことなく、牧歌的な中にジャジーな展開があったり強引な展開もあったりするし、なんと言っても楽器の…ギターの音が凄く生々しくアンプから鳴ってる音って感じで好きなんだよね。作り込まれてないっつうか…そのヘンのスタジオで誰でも出せるだろ、みたいな。
ボーナストラックのシングルは正に70年代初頭の英国ハードロックを踏襲するかのような楽曲ばかり。それが、ドイツへの影響の大きさを物語っているようでなかなか頼もしい。まだまだ研究不足だけど根本的に好きな部類の音だからこれからもガシガシ聴いていくんだろうなぁ…と新たな領域に期待しているのだった♪

ヤバイなぁ…、ドイツのHRって面白いわ。あ、もちろんまだ1970年代のお話で、80年代以降のメタル系ではないので悪しからず…、そのヘンはもしかしたらまた進むことがあるかもしれないけど、まだ分からんので。ココの所、ドイツのHR的なのをネットでアチコチ探してたりするも、日本語だとあんまり見つからないのな。古くからのブログが割と引っ掛かって出てくるので、さすがの知識の深さに感謝しながら目を皿のようにしてじっくりと読ませてもらう事が多いです。さてさて、先日はFrumpyで大喜びしてハマりまくってまして、週末を迎えた本日はそれほどまでにハマれるのあるのかどうか分からんけど、それなりに知名度のあるものなら良いのか?という期待を抱きながらチャレンジです。
1971年にリリースされたEpitaphと言うバンドのファーストアルバム「Epitaph」。聞けばこのEpitaphというバンドも1983年頃まで活動してて、しっかりその後のHRの軌跡にも入ってくるらしいが、その最初のアルバムがこの「Epitaph」って事です。まぁ、ロックファンなら誰しもがEpitaphと言えばKing Crimsonの墓碑銘を思い出すだろうから、当然その影響下にあるバンドだろう、みたいに思えてしまうのが多い。ただ、Epitaphと言うバンドはいくつかあって、どれもプログレって事はなかったりするのが面白い。このドイツのEpitaphにしても「Visions」って曲だけはメロトロンバリバリの泣きまくりサウンドだけど他はそうでもない。メンバー構成も基本ドイツ人ながら、英国人も入っているからか、かなり英国的なサウンドな気がしているし、どこか牧歌的。そして時代の象徴とも言えるくらいのダサいリフとギターのフレーズが堪らなく面白い。上手いワケでもなくロック魂溢れるスタイルって点も自分的には大好きなスタイルで、聴いてると、こんくらいなら自分でもギター弾けるし〜と思っちゃうレベル。その身近感覚を自分が好む理由なんだろう…。
そもそもドイツのバンドのアルバムジャケットって結構意味分からんのが多くて、このEpitaphも何が訴えたいのかがまるで理解できないアルバム・ジャケット。察するに壊れた古き牢獄の窓から見た光景なのだが、コイツ…、何だ?墓碑銘らしく「Epitaph」と刻まれてはいるものの見えている景色が分からん…、棺を入れる穴が掘られている所に座っているのは分かるが、ま、そう考えればこれが墓碑銘というニュアンスを主張しているのかもしれん…ってことにしておこう。こういうのってもっと自分のボキャブラリーがあるとカッコ良く書けるんだろうけどなぁ、残念。
しかしこの「Epitaph」と言うアルバム、CDで一見見ていると普通に10曲入りか〜と思ってたんだけど、その実オリジナルアルバムリリース時には5曲しか入っていないアルバムで、A面3曲、B面2曲という大作志向だったので一曲づつがとても長い…、いや、長く感じるのはそこまで展開されるアレンジじゃないからっていう点もある。そういう意味では一応プログレッシブロックのセンスも持ち合わせてはいる、はず。ただ、そこまで器量はあまり聴かれることがないな〜っていう感想。これだけ各曲カラフルなテイストを持ち合わせた曲が出せるならもっとコンパクトにまとめた方が良かったんじゃないかとも思うが、その辺の混沌さが70年代初頭のドイツらしいのかもしれない。英国だってそうだったワケだから、同時進行だったんだろう。んで、ま、それが嫌いかと言えばまるでそんなことなく、牧歌的な中にジャジーな展開があったり強引な展開もあったりするし、なんと言っても楽器の…ギターの音が凄く生々しくアンプから鳴ってる音って感じで好きなんだよね。作り込まれてないっつうか…そのヘンのスタジオで誰でも出せるだろ、みたいな。
ボーナストラックのシングルは正に70年代初頭の英国ハードロックを踏襲するかのような楽曲ばかり。それが、ドイツへの影響の大きさを物語っているようでなかなか頼もしい。まだまだ研究不足だけど根本的に好きな部類の音だからこれからもガシガシ聴いていくんだろうなぁ…と新たな領域に期待しているのだった♪
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