The Willard - Good Evening Wonderful Fiend

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GOOD EVENING WONDERFUL FIEND(紙ジャケット仕様)(DVD付)
 インディーズパンクバンドと呼ばれる類の中には色々な連中がいるものだなと実感することはよくあったのだが、どちらかと言うとナゴム系のイロモノ的なバンドにはあまり興味がなく、ただひたすらストイックに自身の音楽やスタイルを追求しているバンドを好んで聴いていた。そういった面から見ても結構不思議だったのがウィラードと云うバンド。今でこそダムドのキャプテンのモノマネって知ってるけど、インディーズを聴き漁っていた当時1985年頃に見たインパクトは結構なものだった。松本零二の漫画くらいでしかお目に掛からなかった海賊が被る帽子で、しかもドクロのピンがついていてさ、でもってメイクもしていて結構お似合いで、ふ~ん…ってのが最初の印象。

 興味はあったもののインディーズバンドなので音を聴きたいって思ってもレコードを入手するしかなくって、結構悩んだんだけどたまたま店で流れていたので聞きかじってしまったのが最初に音を聴いた時。う~ん、かっこいいっつうか余裕シャクシャクのインディーズバンドっつうか、歌メロがいわゆるパンク的なものとは一線を画していて、メロディアスでリズムに左右されないというか、歌にリズムがないんだよね。バックは結構しっかりしていて、バンドらしい音なんだけど、そのビジュアル面でのインパクトと音とが凄くギャップがあるような感じだったな。ファーストアルバム「Good Evening Wonderful Fiend」をインディーズで二万枚売ったって云うんだから結構なセールスだよね。コアなファンとかいたんだろうな。そういえば最近ボーナストラック付きDVD付きでリマスタリングされて再発されたみたいなんだけどアマゾンにはないみたいなので、オフィシャルサイトからでも買えるらしい。映像は見てみたいな。

 セカンドアルバムからメジャーに躍り出てきて、ちょっとしたヒットとなった「Suburban Cowboy」も結構メロディアスなロックで一番人気が出てきた頃じゃないかな。取り立てて音楽的にどうってのはあんまり感じなかったけど、何か印象に残ってるバンドで、こういうのもパンク、なのかなぁと今でも不思議だが、まあ深くは考えまい。宝島全盛期だしな(笑)。
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フレ
Posted byフレ

Comments 3

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たらー(BLOODSHED  
懐かしい

何度かLIVE行きましたよ。
この頃がやはり一番良かったな~と
つぶやくとオヤジなのがばれてしまいますね。
ラフィンノーズやコブラ、キャーとか
GOOD EVENING~前の曲がやはり、一番好きですね。
歌メロがあってパンクっぽくないかなぁ
この時代は凄く、個性がありましたね。

2006/06/24 (Sat) 02:41 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>たらーさん

この頃が、ってか、この頃しか知らないんだけど(笑)、インパクトあったんです、ほんと。歌メロってのもそうなんですよね、変わってるなぁ、と。ライブは行かなかったんですけど、結構激しかったらしいですね。

2006/06/24 (Sat) 09:49 | EDIT | REPLY |   
MekeMeke  

>フレ様

そうですね、自分のライブハウスデビューって遅いんですよ。それはまさに「一触即発」って感じの雰囲気に(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルだったもので(笑)。

そういやウイラード、最近新譜出しましたよ。

2006/07/30 (Sun) 13:39 | EDIT | REPLY |   

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