Blue Cheer - Vincebus Eruptum
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Blue Cheer - Vincebus Eruptum (1968)

ロックの世界ってさ、聴いた時や見た時のインパクトがどんだけ自分の中にあるか、ってのが最初だと思うんだよね。音楽性とか理論とか楽器とかってのはその後でさ、最初はやっぱ何かすげぇ!みたいなインパクトとか印象とかカッコ良さを嗅ぎつける本能的なところが最初だと。だからよく話してても何でコイツ、メタル小僧なくせにいきなりこんなブルースメンにハマるんだ?とかさ、ジャンルとか関係なくその本能に忠実である人はそれなりのセンスに向いていくと思うんだよな。だから聞く音楽とか関係なく、ロックに対する、音楽に対する姿勢とかね、そういうのが似ていると面白い。そこで共通するバンドは必ず出てくるし。なんでまたそんなこと書いてるんだろ?あぁ、グランド・ファンク・レイルロード聴いてて、普段聴かないのにやっぱ凄いな、みたいなのがあったからだ。んで、インパクト欲しい…って思ってフラフラ眺めてて見つけたのが今日のお題ですな。
知る人ぞ知る…とは言わないが、メジャーじゃない、んだとは思う。Blue Cheerっつうアメリカのガレージバンド。もう随分昔に聴いたんだけど、その時にとんでもなくヘヴィで驚いたからインパクトはあった。もちろんその時は「Summertime Blues」だったからね、The Whoバージョンも聴いてて、一応エディ・コクランバージョンも聴いてたんだけどさ、このBlue Cheerバージョンのヘヴィさに驚いた。今聴き直すとそんなでもないか?とか思うけど、それはもう時代の流れだな。時系列で言えば、The Whoのカバーより前だから、彼らの方がセンス良かったのかもしれない。アレンジ能力の高さの違いではあるが。The WHoがBlue Cheer聴いてたとはあまり思えないからそれぞれ独自進化だったんだろう。
さて、アルバムでは「Vincebus Eruptum」っつう作品で、そりゃ一曲だけ聴くなんてこと出来なかった時代に知ったもんだからアルバムで聴くワケでしてね、それも多分このアルバムが手に入らなかった時代だったんでベスト盤か何かだったけど、今は「Vincebus Eruptum」がすんなりと手に入れられるようで、紹介しておこう。冒頭から「Summertime Bliues」でぶっ飛びます、やっぱぶっ飛ぶ(笑)。そのぶっ飛び具合がアルバム最後まで持たないからかアルバムとしてはちょいと物足りないものになっちゃってるのが残念だが、慣れてきてアルバムを聴くようになると、なかなかこれがブルースに根ざしたハードなサウンドでガレージなんて括りでは収まらない音を出してる気がする。途中途中なんかはThe Doorsとモロ同じだよな〜とか。どっちもブルースに根ざしているからかね。ただ、もっとバンドをバンドの音として出すっつう部分に書けていて極をアグレッシブに演奏しているだけ、ってところがガレージっぽい(笑)。
今でも結構名前が残ってるのかな?60年代末の英国ロックシーンの空気感に近いけど、やっぱりアメリカらしい側面があってちょいと洗練されてるかも。グランド・ファンク・レイルロードの爆発ぶりほどのクレイジーさに比べたらとても冷静で知的なバンドに思えてしまうか(笑)。

ロックの世界ってさ、聴いた時や見た時のインパクトがどんだけ自分の中にあるか、ってのが最初だと思うんだよね。音楽性とか理論とか楽器とかってのはその後でさ、最初はやっぱ何かすげぇ!みたいなインパクトとか印象とかカッコ良さを嗅ぎつける本能的なところが最初だと。だからよく話してても何でコイツ、メタル小僧なくせにいきなりこんなブルースメンにハマるんだ?とかさ、ジャンルとか関係なくその本能に忠実である人はそれなりのセンスに向いていくと思うんだよな。だから聞く音楽とか関係なく、ロックに対する、音楽に対する姿勢とかね、そういうのが似ていると面白い。そこで共通するバンドは必ず出てくるし。なんでまたそんなこと書いてるんだろ?あぁ、グランド・ファンク・レイルロード聴いてて、普段聴かないのにやっぱ凄いな、みたいなのがあったからだ。んで、インパクト欲しい…って思ってフラフラ眺めてて見つけたのが今日のお題ですな。
知る人ぞ知る…とは言わないが、メジャーじゃない、んだとは思う。Blue Cheerっつうアメリカのガレージバンド。もう随分昔に聴いたんだけど、その時にとんでもなくヘヴィで驚いたからインパクトはあった。もちろんその時は「Summertime Blues」だったからね、The Whoバージョンも聴いてて、一応エディ・コクランバージョンも聴いてたんだけどさ、このBlue Cheerバージョンのヘヴィさに驚いた。今聴き直すとそんなでもないか?とか思うけど、それはもう時代の流れだな。時系列で言えば、The Whoのカバーより前だから、彼らの方がセンス良かったのかもしれない。アレンジ能力の高さの違いではあるが。The WHoがBlue Cheer聴いてたとはあまり思えないからそれぞれ独自進化だったんだろう。
さて、アルバムでは「Vincebus Eruptum」っつう作品で、そりゃ一曲だけ聴くなんてこと出来なかった時代に知ったもんだからアルバムで聴くワケでしてね、それも多分このアルバムが手に入らなかった時代だったんでベスト盤か何かだったけど、今は「Vincebus Eruptum」がすんなりと手に入れられるようで、紹介しておこう。冒頭から「Summertime Bliues」でぶっ飛びます、やっぱぶっ飛ぶ(笑)。そのぶっ飛び具合がアルバム最後まで持たないからかアルバムとしてはちょいと物足りないものになっちゃってるのが残念だが、慣れてきてアルバムを聴くようになると、なかなかこれがブルースに根ざしたハードなサウンドでガレージなんて括りでは収まらない音を出してる気がする。途中途中なんかはThe Doorsとモロ同じだよな〜とか。どっちもブルースに根ざしているからかね。ただ、もっとバンドをバンドの音として出すっつう部分に書けていて極をアグレッシブに演奏しているだけ、ってところがガレージっぽい(笑)。
今でも結構名前が残ってるのかな?60年代末の英国ロックシーンの空気感に近いけど、やっぱりアメリカらしい側面があってちょいと洗練されてるかも。グランド・ファンク・レイルロードの爆発ぶりほどのクレイジーさに比べたらとても冷静で知的なバンドに思えてしまうか(笑)。
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