Xandria - Salome: Seventh Veil
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Xandria - Salome: Seventh Veil (2007)

歌の上手い女性がヘヴィなバンドをバックに従えて歌うってのは日本じゃもちろん浜田麻里っつうメタルクィーンがいたお陰で割と馴染みがあるっつうか出来る人もいるんだ、みたいなのがわかってて、そういう意味でかなり先進的な試みを既に80年代にはやってのけてた。そういうのも日本の深さだったりすると思うがそんな角度から取り上げられる記事なんてのはまず見当たらない。そりゃ嬢メタルの「嬢」とはかなり異なるからだろう。結局、自分でもこのヘンの世界ってかなり色々聴いてハマったけど何度も聴いたりするのはごく僅かなバンド群で、結論はもう既にとうの昔に出ていて、層が薄いってことだ。結局NightwishとWithin Temptationだけで良いって話だけど、Nightwishはもうボーカル代わってしまったから結局Within Temptationくらいな世界なのだ。っても、ゴシックメタルじゃないから、もうほぼ存在していないジャンルになっちゃった。実際の所は。それでも耽美な世界に魅力はあるから、類似品なり汎用品なりを探すのもリスナーのお仕事。
話逸れて、良く分からないながらも、Xandriaと云うバンドは長々と活動している。ドイツ産のゴシック・メタルと言われたバンドの一つでそれこそ21世紀になって出てきたが、10年以上シーンで活躍してる。ボーカルも変わっているし音楽性も変化しまくっているしメンバーもかなり変化しているから、どこかプロジェクト的なバンドに近くなってきた感じではあるが、それなりに知名度とセールスが見込まれるのだろう。先日リリースされた新作「Neverworld's End」ではもう昔懐かしのNightwishのサウンドそのままを再現してて、Nightwishファンはこちらに流れても良いんじゃね?ってくらいクリソツな音世界で面白かった。
今回はそのXandriaの4枚目のアルバムになるのか?「Salome: Seventh Veil」アルバムジャケットからしてエスニックな感じでゴシック・メタルなんてのとは程遠いワケだが、もちろん音の方もかけ離れている。かと言ってエスニックか?っつうとまるでそんなことはなく軽快なメタル的ポップスとでも言わんばかりに軽やかなサウンドが並べられてる。ディープなファンには問題作の様子だが、自分的には実に聴きやすくて魅力がいっぱい詰め込まれている作品な気がする。もちろん何度も聴かないだろうってのは想像に難くないのでそこまでの代物ではないのだろう。ただ、様々なプローチを試みてて、どこに行こうかともがいている感じすら受ける中、ひとつの方向としてこの軽快性だったのかと。その路線は多分間違っていなくてもっと突き進めてみればこのリサ嬢もまだまだ歌っていったかもしれないのだが、やはりここもオンナの事情が大きかったのかなぁ…。知らないけど。

歌の上手い女性がヘヴィなバンドをバックに従えて歌うってのは日本じゃもちろん浜田麻里っつうメタルクィーンがいたお陰で割と馴染みがあるっつうか出来る人もいるんだ、みたいなのがわかってて、そういう意味でかなり先進的な試みを既に80年代にはやってのけてた。そういうのも日本の深さだったりすると思うがそんな角度から取り上げられる記事なんてのはまず見当たらない。そりゃ嬢メタルの「嬢」とはかなり異なるからだろう。結局、自分でもこのヘンの世界ってかなり色々聴いてハマったけど何度も聴いたりするのはごく僅かなバンド群で、結論はもう既にとうの昔に出ていて、層が薄いってことだ。結局NightwishとWithin Temptationだけで良いって話だけど、Nightwishはもうボーカル代わってしまったから結局Within Temptationくらいな世界なのだ。っても、ゴシックメタルじゃないから、もうほぼ存在していないジャンルになっちゃった。実際の所は。それでも耽美な世界に魅力はあるから、類似品なり汎用品なりを探すのもリスナーのお仕事。
話逸れて、良く分からないながらも、Xandriaと云うバンドは長々と活動している。ドイツ産のゴシック・メタルと言われたバンドの一つでそれこそ21世紀になって出てきたが、10年以上シーンで活躍してる。ボーカルも変わっているし音楽性も変化しまくっているしメンバーもかなり変化しているから、どこかプロジェクト的なバンドに近くなってきた感じではあるが、それなりに知名度とセールスが見込まれるのだろう。先日リリースされた新作「Neverworld's End」ではもう昔懐かしのNightwishのサウンドそのままを再現してて、Nightwishファンはこちらに流れても良いんじゃね?ってくらいクリソツな音世界で面白かった。
今回はそのXandriaの4枚目のアルバムになるのか?「Salome: Seventh Veil」アルバムジャケットからしてエスニックな感じでゴシック・メタルなんてのとは程遠いワケだが、もちろん音の方もかけ離れている。かと言ってエスニックか?っつうとまるでそんなことはなく軽快なメタル的ポップスとでも言わんばかりに軽やかなサウンドが並べられてる。ディープなファンには問題作の様子だが、自分的には実に聴きやすくて魅力がいっぱい詰め込まれている作品な気がする。もちろん何度も聴かないだろうってのは想像に難くないのでそこまでの代物ではないのだろう。ただ、様々なプローチを試みてて、どこに行こうかともがいている感じすら受ける中、ひとつの方向としてこの軽快性だったのかと。その路線は多分間違っていなくてもっと突き進めてみればこのリサ嬢もまだまだ歌っていったかもしれないのだが、やはりここもオンナの事情が大きかったのかなぁ…。知らないけど。
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