SION - S.I.O.N
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一気に時代を超えて1985年、日本のインディーズシーンが絶頂期だった頃、数多くの際立ったミュージシャンが圧倒的にメジャーシーンよりもマイナーシーンの方に浮上してきた。商業ベースで考えれば全く採算が合わないバンドやアーティストが続々と活躍しており、今考えればこれもバブル経済のおかげかと思える節も多々あるのだが、それでもこういったシーンがロックの風穴をどんどん広げていったのも事実で、この時期あたりまではまだ日本のロックがマイナーシーンとして捉えられていたのもよかった。そんな中、一際異彩を放っていた人がシオンと呼ばれる人だ。
周りが派手に気合いだ根性だっていうロックをインディーズで叫んでいた中、彼一人だけフォークギター一本でしゃがれた哀しい声で一日を生きる辛さを歌にして現実をそのままナマで素のままにつぶやいていた作品で世に出てきた。元々はインディーズでリリースしたファーストアルバム
ファーストアルバム
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