Suzi Quatro - Your Mamma Won't Like Me
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Suzi Quatro - Your Mamma Won't Like Me (1975)

革ジャン革パンのロックスタイルに身を固めた女性ロッカーとして今でも唯一無二の知名度だと勝手に思っているのがスージー・クアトロ。初期のアルバムジャケットからどれもこれも革ジャン革パンでのイメージを徹底していて、その実動きにくいんじゃないか?と思う革ジャン革パンのピチピチスタイルなのだがどうなんだろ?まぁ、それでしっかりライブとかやってたようなので慣れたものだったのかもしれないが、そのピチピチ具合がセクシーとかとは異なる目線を向けるワケだ。ま、その話はともかく、初期アルバム二枚はヒット曲も入ってて、後追い世代にも聴きやすいアルバムだったんだが、以降は多少買って聞いたものの、どうにも掴みどころに欠けたのかあんまり聴いた記憶がない。ただ、流れ的にちょいと…と思ったので「Your Mamma Won't Like Me」を引っ張りだしてきた次第。
1975年にリリースされているからかなり早い時期での女性ロックンローラーだったワケで。実際本人がそこまでロックンローラーな人だったのかはわからんけど、そういう生き方してたんだろうな。まぁ、いつものようにアルバム・ジャケットが全てを物語る次第でしてね、「Your Mamma Won't Like Me」ではイメージするロックンロールのスタイルが写し出されているのはやっぱり嬉しいよね。中味がどうであれ、このジャケットならあっても良いって思うでしょ。女性が革ジャン革パンで何故かベースを持って歌うっつうスタイルは今でもなかなか見当たらない光景だしね。
一方の音の方はいくつかファンキー路線に走った楽曲があったりシンセ使った実験的なサウンドを織り交ぜたアレンジなんてのもあるけど、初期のような軽快なノリのR&Rがなくってやや失速?このアルバムあたりから日本でも人気に陰りが出てきたと聞くが、まぁ、そりゃこういう音だとちょっと難しいかなと思う。ただ、今でも根強いファンとか知名度の高さってのがあるから愛されていたんだろうなと。それはもう70年代中期には毎年日本公演を行なっていたっつう親日派だったからってのも大きいようで、アメリカではそこまで売れてなかったようだ。面白い構造だなぁ。しかし「Your Mamma Won't Like Me」はホント中途半端な印象が拭えないアルバムだ…と聴いていて思う。アメリカのロックってのはやっぱどうにも衰退期が早いねぇ。でも、調べてたら今でも現役でライブアルバムなんてのも出してたり新曲もあったりするから驚く。
![Your Mamma Won't Like Me , from UK]](http://ec2.images-amazon.com/images/I/51wbuxMjEFL._SL500_AA300_.jpg)

革ジャン革パンのロックスタイルに身を固めた女性ロッカーとして今でも唯一無二の知名度だと勝手に思っているのがスージー・クアトロ。初期のアルバムジャケットからどれもこれも革ジャン革パンでのイメージを徹底していて、その実動きにくいんじゃないか?と思う革ジャン革パンのピチピチスタイルなのだがどうなんだろ?まぁ、それでしっかりライブとかやってたようなので慣れたものだったのかもしれないが、そのピチピチ具合がセクシーとかとは異なる目線を向けるワケだ。ま、その話はともかく、初期アルバム二枚はヒット曲も入ってて、後追い世代にも聴きやすいアルバムだったんだが、以降は多少買って聞いたものの、どうにも掴みどころに欠けたのかあんまり聴いた記憶がない。ただ、流れ的にちょいと…と思ったので「Your Mamma Won't Like Me」を引っ張りだしてきた次第。
1975年にリリースされているからかなり早い時期での女性ロックンローラーだったワケで。実際本人がそこまでロックンローラーな人だったのかはわからんけど、そういう生き方してたんだろうな。まぁ、いつものようにアルバム・ジャケットが全てを物語る次第でしてね、「Your Mamma Won't Like Me」ではイメージするロックンロールのスタイルが写し出されているのはやっぱり嬉しいよね。中味がどうであれ、このジャケットならあっても良いって思うでしょ。女性が革ジャン革パンで何故かベースを持って歌うっつうスタイルは今でもなかなか見当たらない光景だしね。
一方の音の方はいくつかファンキー路線に走った楽曲があったりシンセ使った実験的なサウンドを織り交ぜたアレンジなんてのもあるけど、初期のような軽快なノリのR&Rがなくってやや失速?このアルバムあたりから日本でも人気に陰りが出てきたと聞くが、まぁ、そりゃこういう音だとちょっと難しいかなと思う。ただ、今でも根強いファンとか知名度の高さってのがあるから愛されていたんだろうなと。それはもう70年代中期には毎年日本公演を行なっていたっつう親日派だったからってのも大きいようで、アメリカではそこまで売れてなかったようだ。面白い構造だなぁ。しかし「Your Mamma Won't Like Me」はホント中途半端な印象が拭えないアルバムだ…と聴いていて思う。アメリカのロックってのはやっぱどうにも衰退期が早いねぇ。でも、調べてたら今でも現役でライブアルバムなんてのも出してたり新曲もあったりするから驚く。

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kazz_asai
中学時代の思い出
シングル6枚目「ママのファンキー・ロックンロール」と7枚目「恋するヤング・ガール」の収録されたアルバムですね…と反射的にシングルの邦題が浮んでしまいます。
「I Bit Off More Than I Could Chew」(ビット・オフ)は確か国内ではシングルカットされなかったと思いましたが、記憶違いかも知れません。
日本で人気があったのはこのアルバムまでで、この直後に出た「スージー・クアトロ・ストーリー」というベストを買って私も「卒業」しました。それまでは恥ずかしながら部屋にポスターを貼ったりしていました…。
嬢メタルの始祖? でもその後に出て来たランナウェイズには、全く興味を持てませんでした。
フレ
>kazz_asaiさん
ヘビメタじじい
やっぱこのサウンドは違うだろ~