Wishbone Ash - Pilgrimage
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Wishbone Ash - Pilgrimage (1971)

ウチのブログってWishbone Ashで検索して来る人も多くて、それはもう昔々に書いた「Argus」ってアルバムの記事が何故か検索のトップの方に来るからクリックする人が多いようで、まぁ、期待に応えられていれば良いんだけど、随分昔に書いた記事なので今見るともっと書き直したいな〜てのもたくさんある。ただ、まぁ、それはそのままにしていずれまたなんかの機会に、例えばデラックス盤、みたいに書き直せば良いかと思ってて、とっとと次なる作品に掛かってます。ホントはいつかバンド単位とかファミリートゥリー的にウェブをまとめ直して見やすくしたいんだけどさ、なかなかそこまで辿りつけない。記事もだけどHTMLもそこまで進めないし、せいぜいブログのリンク先にまとめる程度…、それも随分更新してないからまたどっかで更新しないと…。いや、自分が分かんなくなるんだよ、何書いたか。ちなみにほとんどダブりは無いハズだけど、幾つかはダブって書いてしまったのがあって…、なるべくね、そういうのも意識してます。
Wishbone Ashの1971年リリースのセカンド・アルバム「Pilgrimage」は一般的にジャズアプローチが強くて地味なアルバムという評価が多くて、それほど目立つように扱われることもないみたい。自分もそんなに好んで何度も何度も聴いたアルバム、ではなかったしね。ただ、英国ロックを聴いていく中でWishbone Ashって結構キモだし、次作「Argus」必須作品だけど、その周辺も当然聴く。そうするとかなりこの「Pilgrimage」というアルバムの位置付けが面白くなってくる。ジャズ的ってのはまぁ分からんでもないけど、どっちかっつうと自分ではTen Years Afterに影響を受けたようなジャズ的アプローチと言う感じ。もちろんそんなこと無くて色々と意識しての作風だろうけど、そう言う風に聴こえるワケです。それに、冒頭2曲のインストという楽曲に力を入れているというのも以降のバンドの歴史を考えればかなり面白い試みだっただろう。それがジャズ的、と言われるのだろうが、アプローチだけであって音は完全にロックでしかないし、プログレと言う程のものでもない、か。
ようやく歌声がまともに聴ける「Jail Bait」ではまだまだ大英帝国のWishbone Ashという雰囲気までは出し切れていなくて、ちっぽけな普通の軽めの楽曲というような位置付けだ。そしてまた2曲はインスト曲…、何となくアルバムとしてはそういう方向だったんだろうなぁってのはわかる。ところが「Valediction」という曲では完全に「Argus」で聴けるWishbone Ash独特の個性が際立った楽曲が聴けて後追いならではの楽しみが味わえるね。リアルの場合はこの曲にひとつの完成度を見出したんじゃないだろうか。多分、凄く好きだった、これ、って人もいたような気がする。ちょっと静かだけどね。最後の「Where Were You Tomorrow」はブギ調の時代を反映したロックなので特にWishbone Ashじゃなくても、って感じだし、それこそTen Years After的…な感じでさ。となるとやっぱり「Pilgrimage」という作品は「Valediction」に尽きるワケで、ここから「Argus」に発展したってトコだ。他の楽曲で試みていたアプローチは以降ほとんど表面には出てくることはないのだった。


ウチのブログってWishbone Ashで検索して来る人も多くて、それはもう昔々に書いた「Argus」ってアルバムの記事が何故か検索のトップの方に来るからクリックする人が多いようで、まぁ、期待に応えられていれば良いんだけど、随分昔に書いた記事なので今見るともっと書き直したいな〜てのもたくさんある。ただ、まぁ、それはそのままにしていずれまたなんかの機会に、例えばデラックス盤、みたいに書き直せば良いかと思ってて、とっとと次なる作品に掛かってます。ホントはいつかバンド単位とかファミリートゥリー的にウェブをまとめ直して見やすくしたいんだけどさ、なかなかそこまで辿りつけない。記事もだけどHTMLもそこまで進めないし、せいぜいブログのリンク先にまとめる程度…、それも随分更新してないからまたどっかで更新しないと…。いや、自分が分かんなくなるんだよ、何書いたか。ちなみにほとんどダブりは無いハズだけど、幾つかはダブって書いてしまったのがあって…、なるべくね、そういうのも意識してます。
Wishbone Ashの1971年リリースのセカンド・アルバム「Pilgrimage」は一般的にジャズアプローチが強くて地味なアルバムという評価が多くて、それほど目立つように扱われることもないみたい。自分もそんなに好んで何度も何度も聴いたアルバム、ではなかったしね。ただ、英国ロックを聴いていく中でWishbone Ashって結構キモだし、次作「Argus」必須作品だけど、その周辺も当然聴く。そうするとかなりこの「Pilgrimage」というアルバムの位置付けが面白くなってくる。ジャズ的ってのはまぁ分からんでもないけど、どっちかっつうと自分ではTen Years Afterに影響を受けたようなジャズ的アプローチと言う感じ。もちろんそんなこと無くて色々と意識しての作風だろうけど、そう言う風に聴こえるワケです。それに、冒頭2曲のインストという楽曲に力を入れているというのも以降のバンドの歴史を考えればかなり面白い試みだっただろう。それがジャズ的、と言われるのだろうが、アプローチだけであって音は完全にロックでしかないし、プログレと言う程のものでもない、か。
ようやく歌声がまともに聴ける「Jail Bait」ではまだまだ大英帝国のWishbone Ashという雰囲気までは出し切れていなくて、ちっぽけな普通の軽めの楽曲というような位置付けだ。そしてまた2曲はインスト曲…、何となくアルバムとしてはそういう方向だったんだろうなぁってのはわかる。ところが「Valediction」という曲では完全に「Argus」で聴けるWishbone Ash独特の個性が際立った楽曲が聴けて後追いならではの楽しみが味わえるね。リアルの場合はこの曲にひとつの完成度を見出したんじゃないだろうか。多分、凄く好きだった、これ、って人もいたような気がする。ちょっと静かだけどね。最後の「Where Were You Tomorrow」はブギ調の時代を反映したロックなので特にWishbone Ashじゃなくても、って感じだし、それこそTen Years After的…な感じでさ。となるとやっぱり「Pilgrimage」という作品は「Valediction」に尽きるワケで、ここから「Argus」に発展したってトコだ。他の楽曲で試みていたアプローチは以降ほとんど表面には出てくることはないのだった。
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